アニメーション制作について
アニメーションの持つ影響力や市場は拡大を続けており現在では、
自治体や企業がアニメ作品とタイアップするケースも増えています。
タイアップするだけではなく、CM等でオリジナルのアニメーションを制作する企業も珍しくありません。
その為、観るだけでなくPRやプロモーションの一環としてアニメーションを検討したことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、アニメーションの制作の流れがわからず、まず何をすればいいかわからない方がほとんどかと思います。
視聴者として触れる機会はあってもその制作工程に関して知る機会は少ないため、
アニメーションの代表的な制作工程について分かりやすくご紹介します。
アニメーションの制作工程・流れ
アニメーションには3DCGアニメーションやストップモーションアニメ、クレイアニメ等様々なジャンルがあります。
一般的にテレビや劇場で上映されている2Dのアニメーション制作をベースとして
「企画・設定」「映像」「編集・録音」の大きく3つの工程に関してご紹介します。
アニメーション制作や注意点がわからない方、検討中の方はぜひアクアスターへご相談ください。
STEP01
企画・設定
アニメーションを制作する場合、まずどんなアニメを作るか?という企画やその基本的な情報を決めるところからスタートします。
まさにこれから制作する作品の土台となる部分です。
まず始めに、これからどんなアニメを作るかという企画、核となるコンセプトやストーリーの骨子を考えます。
アニメがどんなシナリオでどういったターゲットを対象にするかという作品づくりの面はもちろんですが、予算やアニメの展開先などのビジネス的な予測もこの時点ですり合わせていきます。
どんな作品を作るかという方向性を決めた上で、それを実現するためのスタッフや様々な制作会社を選定してアニメーションの制作はスタートします。
そして企画がまとまり次第、具体的に脚本の執筆が始まります。
この段階では登場するキャラクターの詳細なデザインや舞台となる世界の細かな設定を決めていきます。さらに、アニメーションの中ではどういった色を使うかという色のルール(色彩設計)もこの時点で検討します。
シナリオや企画意図を踏まえながら、ターゲットにとって魅力的なデザインになるように複数のデザイン案を出しながら検討していきます。
また、アニメーションの多くは複数のスタッフが分業して制作します。
その為、手掛けるスタッフによってデザインが変わることが無いよう、顔の表情パターンや様々なアングルからの見え方もこの時点で詰めていきます。
STEP02
映像
次に実際の映像を制作するパートに進みます。
多くの方がが「アニメーションの制作」と聞いて主にイメージするのはこの工程かと思われます。
アニメーターの方が机を並べて作業している映像などをTVで見た方も多いのではないでしょうか。
そこで実際にどのような作業が行われているかをご紹介します。
まずは「絵コンテ」の制作を行います。
「絵コンテ」とはアニメに限らず映像制作を行う際の設計図のようなものです。
脚本を元にキャラクターの動きやカメラのアングルがどのように進んでいくかを漫画のコマのように分けて制作します。
特にゼロから絵を描いて映像にするので工程は非常に重要です。
この段階ではキャラクターの詳細を描くのではなく、位置関係やアングルが分かるように簡易的にまとめるのが一般的です。
細かいニュアンスは文章も追記してこの後の工程を担当するメンバーに伝えるものにします。
絵コンテの次には「原画」の制作を行います。
アニメーションは連続した絵で構成される映像作品ですが、「原画」はそのキーとなるカットです。
原画は大きく2段階に分かれて制作します。
絵コンテをベースに画面を構成する要素を描く「レイアウト」とそれを元にした「原画」の制作をします。
この段階ではキャラクターの詳細を描くのではなく、位置関係やアングルが分かるように簡易的にまとめるのが一般的です。
細かいニュアンスは文章も追記してこの後の工程を担当するメンバーに伝えるものにします。
次の工程ではさらに映像として豊かな表現にする作業に移行します。
「動画」はキーとなる原画と原画の間の絵を描いて動きを滑らかなものにする工程です。
原画と原画の間を描くことからこの間の絵を「中割り」と呼び、この工程を担当する方を「動画」「動画マン」と呼ぶこともあります。
さらに、美術設定や画面構成で決めた背景や必要となる3DCGもこの段階で同時に制作します。
この動画の工程を経て、次に色を追加する作業になります。
大量の動画カットに対して、それぞれの箇所がどの色になるかを色彩設計に基づいて一つ一つ指定する作業が「色指定」です。
実際に彩色を行うスタッフが混乱しないように専門のスタッフがこの作業を行い、実際に彩色した動画に設定上の誤りがないかどうかも確認します。
ここまで別々の工程で作られた動画や背景、CGを合成して一つの映像にする過程を「撮影」と呼びます。現在は主にPCで行われていますが、かつて手描きの紙に描かれた背景や、キャラクターが描かれたセル画を重ねて1枚1枚カメラで撮影していたことから、こう呼ばれています。
さらに、合成を行うだけでなく差し込まれる光やエフェクトなどを付けることも「撮影処理」と呼ばれ、この段階で行われます。
STEP03
編集
最後に制作した映像をつなぎ合わせたり、映像として余分な部分をカットしたりする「編集」を行います。
また、アニメーションならではの工程として、この段階で予め収録してあったキャラクターの声やナレーション、BGMや効果音も載せていきます。
一般的には映像が仕上がった段階で声優がそこに合わせる形で声を収録します。
ただし、場合によっては彩色前のカットを繋いだ仮の映像でアフレコを行う場合もあります。
映像と音声を組み合わせて、テレビやWeb等の媒体に合わせたデータフォーマットにまとめて一つのアニメーションが完成となります。
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年間100作品以上のアニメ版権・ゲームイラスト実績に基づく表現力
高いクオリティが求められるアニメ版権やゲームイラストの監修を数多く経験しているアクアスターだからこその幅広いタッチと魅力的なクリエイティブに自信があります。
アニメーション制作の活用例
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サービス/商品PR動画
HPやキャンペーンサイト、SNSなど様々な媒体に活用できるPR動画はアニメーションを選ぶと制限なく幅広い表現で本質を伝えられます。
言葉で説明が難しい商品やサービスでも利用している様子を可視化し、消費者にリアルなイメージを持たせることで購買に繋がりやすくなります。 -
WEB広告
YoutubeなどのSNSを活用したTrueViewインストリーム広告・バンパー広告は短い秒数の中で視覚的に印象に訴える効果があります。
認知想起率を上げた結果、購入検討時の候補に入りやすくなり、LPやECサイトへの流入も見込めます。
動画を活用したWEB広告はバナー広告よりも視聴率も高い傾向にあり、ターゲットに刺さるタッチのアニメーションで興味を惹くことで、認知拡大に効果を発揮する施策の1つです。 -
採用動画
実写で撮影することが難しいシーンや環境をアニメーションで表現すると、企業に対してのイメージも向上しブランディングに直結します。
新卒採用においては、動画で情報収集を行うことが主流になっている今、実際の業務の様子などを印象に残るタッチで表現したアニメーションで表現することで魅力を訴求しながら興味を持ってもらうことが出来ます。 -
その他
テレビCM・イベント動画・MV・デジタルサイネージ用動画・インフォグラフィック動画
アニメーション制作のピックアップ実績
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TVアニメ「トモダチゲーム」PV
2022年4月クールTVアニメ「トモダチゲーム」の公式PVを制作させて頂きました。こちらの公式PVは、KING AMUSEMENT CREATIVE公式YouTubeチャンネルで72万回以上再生され認知拡大に貢献いたしました。累計発行部数400万部突破の大人気コミック「トモダチゲーム」待望のアニメ化ということで1分30秒という短い時間の中でアニメ「トモダチゲーム」ならではの魅力が伝わるように演出・編集を行いました。
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TVアニメ『ブッチギレ!』ミニアニメ
2022年7月クールより放送開始となる地上波TVアニメ『ブッチギレ!』のミニアニメの制作をキャラクターデザインから動画制作まですべて担当させていただきました。こちらのミニアニメは、『ブッチギレ!』本編終了後に放送され、全12話展開予定です。本編のスピンオフとして、本編とはまた別の視点でキャラクターの魅力を発信し、次回のアニメ視聴者数増加を目指し制作を行いました。
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鳥人間コンテスト2017
大会40周年を記念し、『宇宙兄弟』の小山先生とコラボしてキービジュアルと動画を制作させていただきました。ご相談をいただいた当初から、参加者たちの熱い青春ドラマを ビジュアルに具現化しつつ、さながら甲子園のような大会イメージを作っていきたいというご要望があり、『空を飛ぶ』『夢に向かってひたむきに努力する』『宇宙飛行士の若田光一さんらが過去コンテストに出場された』という 共通点からコラボが実現しました。SNSを中心にじわじわと情報が広がり、動画視聴回数は26万回を超え、20以上のメディアにも取り上げられました。より『宇宙兄弟』らしくするために、タッチはもちろん、効果音やセリフの言い回し、吹き出しの形などにもこだわり、ファンの心に火をつけられるようなコラボビジュアルに仕上げました。
アニメーション制作の制作フロー
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お問い合わせ
お問い合わせフォームからご連絡をいただけると1営業日以内に担当よりご連絡いたします。決まっている内容や希望スケジュール・ご予算をご記載いただくと、よりスムーズな進行が可能です。
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お打ち合わせ・ご提案
まずはご相談内容を踏まえて、今抱えている課題をヒアリングし、その課題解決へ向けた映像制作をご提案いたします。
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受注
受注後、映像の方向性のすり合わせをいたします。
その後、企画・構成・演出・線撮・本撮等を開始いたします。 -
実制作
お客様とコミュニケーションを取りながら、弊社担当者から進捗状況の報告、提出の連絡をいたします。修正のご対応については、ボリュームに応じてスケジュールを提示しながら対応いたします。
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納品
修正の、最終チェックが完了しましたら納品になります。
データ納品・テープ納品など、納品形式は事前の打ち合わせで確認したもので対応いたします。
アニメーション制作の
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映像の長さや媒体によってスケジュールの考え方や工程も変わってきますので、これから初めてアニメーションを作る…
という場合にはアニメ制作の経験があるパートナーと共同で制作することをおすすめします。
株式会社アクアスターでは、アニメーション制作は勿論、実写も組み合わせたTVCMの制作や人気作品と
タイアップしたコンテンツの企画から開発まで様々な実績があり、一気通貫でご依頼いただけます。
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