ドット絵が注目されている理由
80~90年代からドット絵に親しんだ層からの支持
特に80~90年代にかけてゲームに触れてきた世代(30代以上?)にとって、ドット絵は身近な表現方法の一つです。
ドット絵そのものに魅力を感じることは勿論ですが、ある種の懐かしさ・ノスタルジックさに魅力を感じる層も少なくありません。
高精細な映像が当たり前の若い世代にはドット絵は新鮮
ドット絵は3DCGや高精細な映像表現が当たり前の世代にとっては新鮮な表現として写っています。
若年層を中心とした「平成レトロ」「Y2K」「シティ・ポップ」というキーワードに代表される90年代~00年代のリバイバルブームの影響もあり、ドット絵が新たに注目されています。
NFT等の新たなアートとしてドット絵が注目されている
新たなアートとしてもドット絵は注目が集まっています。特に注目が集まっているのが「NFT(非代替性トークン)アート」の世界です。
ブロックチェーンの技術を活用し、唯一無二のデジタルデータであることを保証するNFTアートの世界ではドット絵の作品が数多く流通しています。
日本でも小学3年生が制作したドット絵が100万円を超える額で取引されたことで話題になりました。
現代アートとしての新たな価値
ドット絵はレトロな表現として親しまれる一方で、現代アートとしても評価されています。
特に、ミニマリズムや抽象表現と組み合わせることで、洗練されたデザインとして新たな魅力を生み出しています。インディーゲームやアニメーション、広告、SNS投稿など、多様な分野で活用されるようになっています。
ドット絵の活用事例
CMやミュージックビデオでの採用
ドット絵は、広告やミュージックビデオにも採用されることが増えています。
例えば、第一生命保険株式会社のCMや、人気アーティスト「ゆず」の『ALWAYS』のミュージックビデオでは、ドット絵がストーリーを際立たせる要素として活用されました。
レトロで親しみやすいビジュアルは、幅広い世代に訴求力があります。
第一生命保険株式会社「ステップジャンプ」CM
2023年12月から放送されたこのCMではドット絵のゲームを中心に物語が進行します。
ひと目で今田美桜さんと分かるクオリティの高いドット絵のキャラクターが動くことで、目を引く魅力あるCMになっています。
ゆず『ALWAYS』MV
ドット絵の表現は国内外のアーティストからも注目されており、様々なMVで採用されています。
人気アーティストの「ゆず」が2022年3月に公開したこのMVはドット絵のアーティストとしても有名で、先程のシブヤピクセルアートでも受賞経験のある「mae」さんによって手掛けられました。
ゲームデザインでの再ブーム
インディーゲームの世界では、ドット絵のビジュアルが再び注目されています。
代表的な例として、『Undertale』や『Celeste』などがあり、限られたドット数の中で感情表現や躍動感を巧みに表現する手法が評価されています。
ドット絵のゲームは、シンプルながらも奥深いデザインが魅力であり、多くのプレイヤーに支持されています。
広告やプロモーションでの活用
企業のプロモーション活動でも、ドット絵を活用したキャンペーンが増えています。
例えば、SNSの投稿でレトロ感を演出するためにドット絵を用いたり、店舗のディスプレイにドットアートを採用したりすることで、ブランドの個性を際立たせることができます。
ドット絵制作の基本ステップ
STEP01
コンセプトとデザインの決定
まず、制作するドット絵のテーマやスタイルを決定します。
ゲームのキャラクターなのか、背景アートなのか、またはNFTアートなのかによって、デザインのアプローチが異なります。
ターゲット層や使用目的を明確にすることで、より効果的な作品を制作できます。
STEP02
ピクセルアートツールの選択
ドット絵制作にはさまざまなツールがあります。
初心者向けには「Aseprite」や「Piskel」、プロ向けには「Photoshop」や「GraphicsGale」などが人気です。
使用するツールによって機能が異なるため、自分のスキルレベルや目的に応じたツールを選びましょう。
STEP03
色数と解像度の調整
ドット絵の品質を左右する重要な要素が、色数と解像度です。
レトロな雰囲気を出したい場合は16色や32色に制限したり、モダンな雰囲気を出したい場合はフルカラーを使用したりするなど、目的に応じた調整が必要です。
ドット絵を使ったコンテンツ制作のポイント
実際にドット絵を使ったコンテンツを制作したり、
外部に依頼したりする際に押さえておいたほうが良いポイントについて大きく3点ご紹介します。
どのぐらいの細かさの「ドット絵」をイメージしているか?
一言で「ドット絵」と言っても多彩な表現があります。
ファミリーコンピューターで見られたようなシンプルなドット絵をイメージする人もいれば、その後のスーパーファミコン等で見られたような細かな表現も「ドット絵」と呼ぶ人もいるでしょう。
イメージのずれを無くすために、どのぐらいの精度のドット絵なのか依頼側と制作側で具体的な例を元に目線を合わせることが非常に重要です。
ドット絵では漢字などの細かい文字の描写に注意
ドット絵の中で日本語の文字、特に複雑な漢字を表現しようとすると細かな描写が難しく認識し辛い場合があります。
一方で文字を表現するあまり、文字は細かなドット絵表現・背景はシンプルなドット表現のようにチグハグなトンマナになっては意味がありません。
現在はドット絵風の日本語フォントも多く公開されているため、ドット絵全体のトンマナを意識してフォントを有効活用することも効果的と言えます。
シンプルなドット絵は簡単?…とは言い切れない
ドット絵独特の表現は通常のイラストとは異なる考え方で制作されます。
そのため、制作内容によって工数も変わってくるため注意が必要です。
特にシンプルなドット絵は要素が少ないため作業工数はそこまでかからないのでは?という声もありますが、一概にはそうは言えません。
シンプルなドット絵は限られたピクセルの数で、端的に表現する必要があります。
そのため、描く対象物のデザイン・特徴・シルエットをドット絵の中に盛り込む工夫が求められます。
特に先程のCMキャラクターのような特定の人物や建物、キャラクターを表現する時には細かな調整が必要です。
画像を加工する「だけ」でドット絵にするのは難しい
現在はAdobe Photoshop等の画像加工ソフトで既存のイラストや写真を「ドット絵風」にする方法も広く知られています。そのため、簡単に「ドット絵風」に近づけることも可能です。
しかし、人々が考えているドット絵の印象とはかけ離れていることが多いのが現状です。なぜなら単純に使用する色の数を減らし、画像を構成するPixelを減らしているだけのものが多く、「画像が荒れている」印象を与えます。
ドット絵はコンピュターの性能や機能の制限の中で生まれた表現であり、限られたピクセル数・限られた色の数で表現してきた独特の表現です。
そのため単に「減らす」だけではなく、色味や形を取捨選択しながら細かな調整する必要があります。
そうなければよくイメージされる「昔のドラクエっぽく」とか「昔のポケモンっぽい」表現とはかけ離れたものになるでしょう。
ドット絵制作を依頼する際のポイント
希望するドット絵の詳細を明確に伝える
依頼する際には、どのようなドット絵を求めているのかを具体的に伝えることが重要です。
例えば、サイズ、色数、キャラクターの動作、背景の有無などを事前に明確にしておくと、スムーズな制作進行が可能になります。
予算と納期の確認
ドット絵の制作費用は、依頼する内容によって異なります。
簡単なアイコンなら数千円〜1万円程度、ゲーム用のキャラクターアニメーションなら数万円〜数十万円が相場です。
納期についても、制作のボリュームに応じて適切なスケジュールを組むことが大切です。
著作権と使用範囲の取り決め
依頼する際には、完成したドット絵の著作権が誰に帰属するのか、商用利用が可能かどうかなどを事前に確認しておきましょう。
契約の内容によっては、制作会社やクリエイターに著作権が残る場合もあります。
ドット絵制作の依頼相場
ドット絵制作の一般的な相場
制作内容・サイズ・使用媒体・データ形式など、依頼する内容によって価格帯は異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
- アイコン制作
(32x32ピクセル) - 5,000円〜1万円程度
- ゲームキャラクター
(アニメーション付き) - 1万円〜5万円程度
- 背景アート
(詳細な描き込みあり) - 5万円〜15万円程度
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POINT.01
利用シーンをイメージさせて、
サービスの認知や利用を促進させたい
商品やサービスの利用シーンをイメージしてもらう際には、イラストが効果的です。ターゲットの世代やシチュエーションを自由かつ具体的に設定できる強みを活かし、認知の拡大や利用の促進につなげることができます。
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POINT.02
新しい取り組みやプロジェクトを可視化して、
啓蒙活動を促進させたい
複雑なプロジェクトや行政サービス・政策もイラストにすることで分かりやすく伝えられます。そのプロジェクトが生み出す未来やそのメリットを可視化することでイメージを伝え、啓蒙活動を推進します。
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POINT.03
ターゲットへの
訴求力を高めたい
イラストはターゲットに最適なタッチを使い分けることで、メッセージの訴求力を高めることができます。特に若年層においては漫画やアニメ、ゲームを意識したテイストやSNSで人気の作風が広告に採用されています。
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POINT.04
事業内容や働く人の魅力を伝えて、
採用課題を解決したい
業務内容を可視化にすることで、求職者は入社後の働き方をイメージすることができます。さらに従業員のエピソードを漫画やイラストで描くことで具体的なキャリアイメージを形成でき、応募意欲を高めることが期待されます。
イラスト制作の活用例
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カットイラスト
CSR・事業領域・マニュアル・レポートなど、文字だけでは伝わりにくい内容に対して一目で伝わり、より理解しやすい形で表現できます。広告・パッケージ・パンフレット・書籍の表紙など、商材にマッチしたイラストを活用することで、イメージアップ効果が生まれターゲットが親しみやすくなり、訴求力や購買意欲を高め、顧客獲得と認知度向上に繋がります。
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WEB・SNS用イラスト
SNS運用において、アイコン・バナー・投稿用イラストなどは数値や効果を出すために重要な要素です。イラストは制限なく様々な表現が出来ること、テキストでは訴求できないポイントも視覚に訴えられることが大きなメリット。Twitter、InstagramのキャンペーンやLPへの活用は、訴求内容とイラストの親和性が高いほど、効果的な販促活動が出来ます。
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版権イラスト
有名マンガやアニメとのタイアップで版権イラストを使用すると、話題性はもちろん、バズりによる認知拡大で大きな効果を発揮します。版権の元々のファンがポジティブな感情で興味を持ってくれるため、その層の流入が見込める他、ユーザーが主体となった発信によりSNSで幅広い層に広告費用を抑えて情報の拡散が出来ます。
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広告・プロモーション用
イラスト広告・パッケージ・パンフレット・書籍の表紙など、商材にマッチしたイラストを活用することで、イメージアップ効果が生まれターゲットが親しみやすくなり、訴求力や購買意欲を高め、顧客獲得と認知度向上に繋がります。 特に、ブランドキャラクターやマスコットを使った親しみやすいイラストは視覚的に訴求力が高く、消費者の記憶に残りやすい効果があります。
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インナーブランディング用
イラスト会社案内やCSR、事業領域、レポートといった対外的なものから、マニュアルや研修資料といった育成に関する社内資料まで、文字だけでは伝わりにくい内容に対して一目で伝わり、より理解しやすい形で表現できます。 また行政や自治体の取り組みを発信・啓蒙するための広告物にもイラストを活用することで視覚的にわかりやすく、伝わる内容で届けることができます。
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その他
似顔絵 LINEスタンプ キービジュアル
イラスト制作
ピックアップ実績
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WILDish擬人化計画
マルハニチロが誇るお皿いらずの人気冷凍食品「WILDishシリーズ」を擬人化した「WILDish擬人化計画」におけるキャラクターデザインと認知拡大における特設サイトおよびコンテンツ制作を担当いたしました。キャラクター制作においては、各商品の理解を深めてもらうために商品の特徴に合わせ、1人1人の個性が際立つようにキャラクター制作を行いました。また、個性的なWILDishたちがよりユーザーの皆様に親近感を持ってもらうため、特設サイトでは、個性的なWILDishたちとのドタバタ日常を描いた漫画が連載されるほか、店頭POPへの起用やSNSへの展開を行っています。
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富士急ハイランド
富士急行株式会社が運営するアミューズメントパーク・富士急ハイランドの新施策を宣伝するキービジュアルと新CMの制作を担当させていただきました。制作したCMは、山手線・新宿駅に設置される野外広告の他、地方テレビ5局、動画配信サービス2社にて7月下旬~8月末まで公開されていました。「写真のようなリアルな雰囲気を持ちつつインパクトがあるイラストにしたい」というリクエストを元に、重厚感があるタッチで表情やシーンを実写風に表現し、幅広い世代の方の目を惹くビジュアルに仕上げました。
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hololive
VTuber事務所「ホロライブプロダクション」が開催する初の大規模リアルイベント「hololive SUPER EXPO 2022」と史上最大規模のステージで贈る3回目の全体ライブ「hololive 3rd fes. Link Your Wish」のキービジュアル制作を担当させていただきました。こちらのイラストは、特設サイトやプロモーションで使用されたほか、Twitter上では1.1万RTと3.6万いいねを獲得し大きな反響を呼びました。
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