大型展示会での体験型コンテンツ活用事例
公開日:2025/06/19 最終更新日:2026/04/08
近年、大型展示会をはじめとする集客イベントでサイネージなどの体験型コンテンツの導入が注目されています。体験型コンテンツといっても、種類はさまざまなため、展示会・イベント集客時のターゲット層に合わせた施策が必要です。
今回のブログでは、大型展示会における体験型コンテンツの活用について事例を交えながら紹介します。
集客施策として体験型コンテンツを検討している方や、より効果的な体験型コンテンツ活用例を知りたいという方はぜひご覧ください。
目次
体験型コンテンツとは
体験型コンテンツとは、単に展示物を見る、あるいは説明を聞くといった受動的なスタイルではなく、来場者が自ら体を動かしたり、五感を使ったりして能動的に参加するコンテンツを指します。
コロナ禍以降、オンラインでの商談が当たり前になったため、リアルに対面し商品やサービスをPRする展示会の強みも改めて見直されている中、展示会における体験型コンテンツも注目を集めています。
日本展示会協会のサイトでは「会長あいさつ」の中で下記のような言及があります。
展示会は産業の成長と経済の発展を支えるカタリストとして、パンデミックを乗り越え、再び活気を取り戻しています。2024年には開催本数が927本と2019年比121%に達し、2025年は980本へとさらに拡大する見込みです。出展者・来場者の戻りも完全に回復し、展示会は以前にも増して社会的・経済的な存在感を高めています。
(引用元:一般社団法人日本展示会協会「会長あいさつ」)
展示会に注目が集まり、出展者も増えてくる中では従来のパネル展示や映像放映だけでは展示会の中で印象を残すのは容易ではありません。

そこで、デジタル技術(VR/AR、モーションセンサー、タッチパネルなど)、ワークショップ、クイズや謎解き要素なども取り入れることで、来場者を単なる観客から当事者へと変えるのが体験型コンテンツの役割となってきます。
自分で行った体験は、見たり呼んだりした情報の知識としてだけでなく「自分ごと」として深く印象強くなります。そのため、商品やサービスの特徴をより深く、かつ確実に伝えるための強力な手法として、昨今の展示会でも不可欠な要素となっています。
体験型コンテンツの展示会におけるメリットとは
体験型コンテンツを展示会で導入するメリットは、単なるインパクトや話題作りだけではありません。展示会やイベントという限られた接点で、その後のビジネスを最大化させるメリットがあります。
顧客情報(リード)獲得の質と量の向上
展示会において、来場者に足を止めてもらうことが第一のハードルです。その点、体験型コンテンツは、「なんだか面白そう」「体験してみたい」といった来場者の興味を惹きつける強力なフックになる可能性があります。さらに、体験の前後で自然にアンケートやヒアリングを行う流れが作れるため、ただ資料を配布するよりも、精度の高い顧客情報(リード)をより多く獲得することが可能になります。
理解のスピードを上げて商談化を早める
複雑なシステムや目に見えないサービスを、言葉や図解だけで説明するには時間がかかります。しかし、コンテンツを通じて体験してもらうことで、顧客は「自社の課題にどう効くか」を理解しやすくなります。この納得感は、購買や自社導入へのハードルを下げ、展示会後の商談化を加速させる強力な武器となります。

競合他社との差別化
通常大型の会場で開かれる展示会は業界や商材、共通のテーマのもとに複数の企業が集まって開催されます。その場合、同業他社や類似するキーワードが並ぶ展示会場では、数字上のスペック比較だけでは埋もれてしまいがちです。「あそこのブースで面白い体験をした」という印象は、展示会後に残りやすくなります。展示会後のアプローチはもちろん、比較検討のフェーズに入った際、顧客の中に最初に思い浮かぶ、いわゆる「第一想起」を獲得できる点は、体験型コンテンツならではのメリットです。
データの可視化とマーケティングへの活用
デジタルデバイスを活用した体験型コンテンツ(タッチパネルやセンサー等)であれば、「どの機能に最も関心が集まったか」「何人が最後まで体験したか」といった行動データを数値化できる場合もあります。これは、担当者の感覚や印象だけではない客観的なマーケティングデータとして、次回のイベント出展や商品・サービス改善に向けた貴重なデータとなります。
体験型コンテンツの種類
大型展示会やイベントで活用される体験型コンテンツは次のような種類があります。
来場者向けの施策からオンライン上で参加できるコンテンツ施策などジャンルは多様です。
イマーシブ体験
イマーシブには「没入感のある」などの意味があり、創造された世界観に入り込み、その場の空間を体験できることを指します。現在は、視覚・聴覚・体感などの演出を取り入れたイマーシブミュージアムやアート展も注目を集めています。
VR・AR体験
アトラクションの施設でも導入されているVR(仮想現実)やAR(拡張現実)は、気軽に楽しめるコンテンツとしてさまざまな世代の方に親しまれています。「体験」を通じて人の記憶に残り、覚えてもらいやすい傾向があります。VR・ARが取り入れたイマーシブ体験も人気があり、没入感の高い体験を提供できるのがポイントです。
メタバース体験
オンライン上で構築される仮想空間で、場所問わず多くの方と交流できるメリットがあります。新たにアプローチできる層が拡大されるのもポイントの一つです。リアル展示会と同時期にメタバース空間を制作することで、来場できなかった方にも参加できる機会を提供し、相乗効果を期待するイベントも見受けられます。
デジタルサイネージ
デジタルサイネージは電子的な看板や標識として街中や商業施設、オフィスだけでなく、リアルイベントなどあらゆる場所で活躍しています。
タッチパネルを活用したインタラクティブコンテンツとすることで展示会やイベントなどでは実際に操作しながら体験できる集客促進の施策として効果的です。
上述のようにさまざまなジャンルが存在する体験型コンテンツは、内容によっては費用や制作期間がかかるものの、認知拡大・購買促進・理解促進などの課題に効果的な施策であるため最適な企画・制作をすることがポイントです。
体験型コンテンツの事例紹介
下記事例はアクアスターの実績ではございません。予めご了承ください。
大阪・関西万博:株式会社カプコン『モンスターハンターブリッジ』
2025年6月現在、開催中のEXPO 2025 大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)では、多くのパビリオンで来場者が楽しめるコンテンツが用意されています。
「REBORN」をテーマにした大阪ヘルスケアパビリオンの「XD HALL」では『モンスターハンター ブリッジ』の体験型コンテンツの注目度が高いです。専用のARデバイスを装着し、360度シアターをはじめとするイマーシブサウンドなどの世界観を楽しむことができます。
🔴🔵㊗️大阪・関西万博開幕㊗️🔵🔴
『モンスターハンター ブリッジ』待機列映像公開!『モンスターハンター ブリッジ』の体験前に放映している映像を特別に公開!
モンハン部でお馴染み”あざらすぃゆずこ先生”描き下ろしイラストがアニメーションに🎉特設サイトはこちら↓https://t.co/jvAgzwEyDv… pic.twitter.com/1eMOaNVA56
— 【公式】モンスターハンター ブリッジ/MONSTER HUNTER BRIDGE Official (@MH_BRIDGE_JP) April 13, 2025
メタバースを活用した就職活動
NPO法人であるチャイボラは、2025年7月5日(土)に近畿児童養護施設協議会との共催で、児童養護施設(計13施設参加)のお仕事説明会をメタバースで開催予定です。参加ハードルを低めに設定できるよう顔出しせずに、ニックネームでメタバースでの参加ができるようになっています。
メタバース空間解放期間は6月27日(金)~7月8日(火)と長期間であることから就職を検討予定という方はもちろん、少し興味があるといった潜在層に対しても効果的なアプローチが可能です。
大阪・京都・奈良・滋賀・兵庫・和歌山…
イベント日は近畿13施設の職員さんがメタバースに集結やで〜🎮✨スマホだけでOK、職員さんと直接話せるチャンスも!
※通信の良い環境でご参加ください👉詳細&事前申込はこちらhttps://t.co/SS0xBNazU2… pic.twitter.com/3FOFGx19AE
— NPOチャイボラ@社会的養護 総合情報サイト チャボナビ 運営中 (@Chaibora_npo) June 16, 2025
アクアスター事例:「クリエイティブTech EXPO 2025」に出展中!(イベントは終了しました)
2025年6月18日(水)~6月20日(金)で開催中のマーケティングWeek[夏]内「クリエイティブTech EXPO」にアクアスターも出展しています。ブースでは「しゃべるLP喋理野ミライ」を紹介しており、これは弊社が開発したインタラクティブ AIチャットボットです。
会期中はデジタルサイネージを活用し、チャットボットの機能性を分かりやすく体験してもらいながら記憶に残る仕組み作りを行っています。
ぜひ、来場予定がある方はアクアスターのブースにお立ち寄りください。
「クリエイティブTech EXPO 2025」の出展情報はこちら
「しゃべるLP喋理野ミライ」は弊社が開発したインタラクティブ AIチャットボットです。 pic.twitter.com/R6ACYBoN1S
— 【公式】株式会社アクアスター (@aquastar_pr) February 14, 2025
まとめ
今回のブログでは、大型展示会での体験型コンテンツについて活用事例を交えながら紹介させていただきました。参加者が気軽に参加できる施策やインタラクティブコンテンツを活用し、コミュニケーションが取れる体験型コンテンツを制作することで大型展示会においても集客促進に繋がると考えられます。
アクアスターではARやVRをはじめとするWEBコンテンツはもちろん、デジタルサイネージやメタバースなどの体験型コンテンツも企画提案から制作まで一貫して対応が可能です。まずは話を聞いてみたいという方やすでに施策案があるという方も、まずはお気軽にお問い合わせください。
アーカイブ配信【いま知るべき「体験型コンテンツ」で顧客の心を動かす方法】
膨大な広告費を投資して多くの媒体での露出を行い、クオリティの高いデザインの広告コンテンツを投下しても、思うような結果が出ず、悩みを抱える企業も少なくありません。現在、この課題を解決するために注目されている手法のひとつが、ARやVR,WEBゲームコンテンツなどの「体験型コンテンツ」です。
2025年6月にライブ配信され、好評だったこちらのウェビナーを期間限定でアーカイブ配信いたします。期間内はいつでもお好きなタイミングでご覧いただけますので、ぜひお気軽にお申し込みください!











