『何者でもないわたしが、大企業に入社し起業するまで』 シェアノバをレポート!
2025/03/14

2025年2月27日(木)、アクアスター本社ではシェアノバが開催されました。
今回は、「女性や何かに挑戦しようとしている人をエンパワーメントしたい」という強い想いを抱き、これまでさまざまな活動を展開されている株式会社ReCute代表取締役CEO山下萌々夏氏をお迎えしました。
本ブログでは、イベント当日の様子についてレポートします。
シェアノバとは?
アクアスターの人材育成プロジェクトの一環で2021年より開催しました。
当初は社員が日々どのような事に注力して成果を残したのか、また失敗談なども交え「自身の経験や知識、これまで学んだこと」をシェアする場として展開していました。
2024年5月からは、社外講師も招いた勉強会に発展し、様々な知見や経験をお持ちの方にご登壇いただいております。
今回のシェアノバは『何者でもないわたしが、大企業に入社し起業するまで』と題して、NTTコミュニケーションズ入社後、新規事業創出コンテスト「docomo STARTUP CHALLENGE 2023」BRONZE賞を獲得し、「docomo STARTUP」の第5号案件としてスピンアウトした株式会社ReCute代表取締役CEO山下萌々夏氏にご登壇頂きました。
『何者でもないわたしが、大企業に入社し起業するまで』
山下氏は通信を通じて、社会課題を解決する事業を生み出したいと考え、2021年NTTコミュニケーションズ株式会社に入社しました。
その後、共創プロ集団「OPEN HUB Catalyst」のメンバーとして、Slerや外資系企業との共創事業、ドコモ顧客データ利活用案件、GX案件を中心に、事業創出から推進まで幅広く従事されていました。
そんな中、山下氏は本業と並行して、自身のスキルアップ向上を目指し入社2年目の秋頃からNTTの新規事業プログラムへの挑戦を始めます。
何度も事業案の変更や事業検証を行った結果、入社3年目には、ReCute事業にて新規事業創出コンテスト「docomo STARTUP CHALLENGE 2023」BRONZE賞を獲得したといいます。
ReCuteについて
ReCuteは“「可愛い」を、巻き戻そう。”をコンセプトにしたヘアアイロンのレンタルスポットです。お出かけ先の商業施設やイベント会場でもスポットがあればヘアアイロンが借りられるサービスをユーザーに提供しています。このサービスは、雨に濡れた時や仕事帰りに急に予定が入った時に活用できるなど、女性にとっては魅力的なサービスと言えます。現在も都内を中心に設置施設は増加し続けており、事業を拡大中です。
とにかく行動する
2024年の入社4年目にスピンアウトした山下氏ですが、決まるまでの道のりは決して楽ではなく、とにかくできることに対して動き回ったという言葉が印象的でした。市場規模や蓋然性(ある事柄が起こる確実性、その度合)など改めて研究をしながら、ベンチャーキャピタルや起業家への壁打ち、実証実験や、実際に置いてもらう施設への訪問などを何度も繰り返したといいます。
また下記のことを自身の行動目標として掲げているというお言葉も心に残りました。
- 実績が全て。
周りに止められたとしても、自身が信じているものに突き進み実績が出れば、その後の未来への道が開ける - なんども打席に立って、やってみる。
まずはやってみる機会がないと、前に進むことができないので、挑戦し続けることが大切である
さらに起業することがGOALではなく、従業員と共にステップアップし、さらに成長・拡大するという新たな目標を掲げていることにも強く心を打たれました。
後半に行われた参加者との質疑応答では、本業の成果を残しながら新規事業の業務を行うスケジュール設定の仕方や会社内で新規事業を行う際の制度についての質問も多く上がりました。
参加したメンバーの声
終了後に社員から寄せられたアンケートでは、「新規事業創出に向けた覚悟に感銘した」という声や、「近しい年代として、前向きな行動力あるお話を拝聴できてよかった」という意見がありました。アクアスターでも、新規事業の勉強会を実施しており、参加者全体で改めて事業に対する熱意や意識が変わったと考えられます。
まとめ
今回のシェアノバは、社員にとっても、目標に向かって何度も何度も挑戦し続ける力と結果を出す大切さについてお伺いすることができました。
アクアスターでは会社全体の成長とともに、社員個人のキャリア・スキルアップを支援する様々な取り組みを今後も継続的に行ってまいります。
また、社員全体で新しいチャレンジにも積極的に取り組んでいきますのでぜひご期待ください!