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イラストピック

地域の新たな魅力を引き出す! 自治体によるAR活用の最新事例

2024/03/05

AR(拡張現実)の活用は以前に比べて広く一般的なものになりつつあります。近年ではスマートフォンだけでなく、AppleVisionProのようなスマートグラスでより、直感的に誰でも体験できるコンテンツも増えており観光・教育から生産現場や防災対策としても注目されています。今回の記事では特に日本の自治体によるARの利活用、特に観光やPRを目的とした事例に着目してご紹介します。

なお、3/13から「官公庁・自治体広報ご担当者様必見 事業の啓蒙は”ワクワク感”が鍵!ポジティブな理解を促すXRコミュニケーションとは?」と題してARを取り上げるウェビナーを行います。ARの中でも気軽に導入でき、分かりやすく体験ができる「カジュアルAR」についてもご紹介しますので、ぜひこちらもご覧ください。

すでに多くの人が体験しているAR

先日のブログでもご紹介しましたが、2023年に行われたある調査*1によると、ARを使用したことがあるという人は国内で約半数を超えていたことが報告されています。また、使用したユーザーの6割近くが「AR」という技術であることを特に認識せずに使用していたことも報告されていました。 「AR」という言葉を知らなくても、現在では誰でも自然と体験するようなコンテンツになっていると言えます。

*1:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000035730.html

ARが自治体に注目される理由

特に大都市圏以外の地方自治体では少子高齢化・流出による人口減への対策として、その魅力を内外問わず発信するPRや広報活動に余念がありません。また、守りの面だけでなく国内外問わず観光客を呼び寄せるための施策も自治体が積極的に行っています。この様々な発信の一環としてARは現在非常に注目されています。

では何故ARが注目されているのでしょうか?

ARは「その場所」でしか体験できない特別なコンテンツになる

ARは「拡張現実」であり、眼の前の風景にCGや様々な情報を重ねて表示するコンテンツです。そのため、ARを起動するためのトリガーをGPS機能で特定の場所や建物、掲示されているポスター等に設定すると「その場所に行くことで味わえる体験」を演出することができます。歴史的な建造物や名所であれば、ARを通しての過去の風景を重ねて表示したり当時の情報を説明したりするなど様々な工夫が可能です。

ARは「共有」したくなる体験を提供できる

現在、ARでは様々なコンテンツが生まれています。先ほどもご紹介したような特定の場所で画像や動画を風景に重ねる…というものから、ARで表示されたキャラクターとコミュニケーションをとったり、その場にいる友人とARを通してゲームで盛り上がったりすることもできます。

その場でしか撮影できない写真や動画、友人やキャラクターとの思い出はそのままSNS等で広く拡散されることでその地域やスポットの魅力を広く拡散することになります。もはやSNSは多くの人々にとって重要な情報源の一つとなっており、効果的に発信することで大きな影響力を持つと言えます。

ARを活用した自治体の事例

*下記で紹介する2点の事例はアクアスターの実績ではございません。ご了承ください。

宮城県多賀城市「時空を越える!多賀城創建1300XRスタンプラリー」

宮城県多賀城市では市名の由来である「多賀城」の創建1300年事業の一環としてARアプリを活用したスタンプラリーを行っています。地域の観光地を巡るとその場所や建物に応じたコンテンツを楽しみながらスタンプを集めることができます。

京都府「CREATIVE GARDEN KYOTO

国内だけでなく海外からの観光客も多く訪れる京都府では、風景や寺社仏閣を始めとする建物にと融合する形で楽しめるAR作品が楽しめるイベント「CREATIVE GARDEN KYOTO」が開催されました。

観光コンテンツとしてだけでなく、地域のクリエイター支援も目的としているのが特徴と言えます。

アクアスター✕自治体のAR活用事例

姫路市観光課【なるほど漫遊 ARクイズラリー】

姫路城の周辺で江戸時代に行われていた「大名行列」を取り上げ、AR技術でスマホ上に立体的にコンテンツを表示するクイズスタンプラリーを実施しました。現代の姫路市内に江戸絵画の大名行列が出現しスタンプを貰うだけでなく、クイズを通してそのエリアについて深く知ることができるコンテンツになっています。

*イベントは終了しました

アクアスターでは今回、スタンプラリーだけでなくWebサイトやブラウザで体験できるゲームも合わせて制作し、イベント全体の認知拡大・集客支援を行っています。ARスタンプラリーでは通常のスタンプラリーとは異なり、場所をGPS上で設定するだけでチェックポイントの設置が可能です。そのため、物理的な制限も少なく展開できることは大きなメリットでした。

姫路市様での実績についてはこちらのページでも詳しく紹介しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?AR技術自体も日々進化しており、より手軽にリッチな体験を可能にすることがますます期待されています。今回は自治体の活用の中でも主に観光やPRといった側面をとりあげましたが、今後は防災や福祉、教育といった広い分野でも活用が進むと予想されます。

今回ご紹介した内容に加えてより具体的な活用事例や、ARの中でも導入や体験が手軽に行える「カジュアルAR」についてご紹介するウェビナーを3/13()に開催致します。参加無料・入退室自由となっておりますのでお気軽にご参加ください。

アクアスターではARそのものの企画・開発に加えてイベント・キャンペーン全体の企画~制作開発が可能です。プロモーション用の広告物は勿論、動画やイベントブース全体の設計を始め、SNSを活用した集客まで一貫してご提案させていただきます。

「市民に対しての認知拡大や政策に対する理解促進に課題を感じている」
「有名IPとタイアップしてSNS上でインパクトのあるPRを行いたい」
「コンセプトの企画立案から開発まで一貫して行えるパートナーを探している」等

まずはお気軽にご相談、ご連絡ください!

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Topics:AR,WebAR,マーケティング

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