【課題別】企業のSNS、何を投稿する？具体的な事例で解説！
2024/04/24
2023年8月に公開された東京商工リサーチの調査によると、調査した企業のうち4割以上の会社がSNSを活用しきれていない、運用しきれていないという結果が報告されています。さらに東京商工リサーチではその理由を「投稿するコンテンツにかかるリソース面での負担」が大きい点にあると分析しています。
業態やBtoB/BtoC等によっても前後していますが、SNSの重要性はどの企業も認識はしておりアカウントを開設したり、チャレンジしているようです。しかし、普段私達の会社に寄せられる相談でも「目的や課題に対してどんな投稿を行えば効果が出るのか分からない」といった声も少なくありません。
そこで今回のブログでは特に企業のSNSにおいて「どんなコンテンツを投稿すべきか？」という点を、考えられる課題別に具体的事例を挙げながらご紹介します。
新年度からSNSの運用にも携わるようになった…という方や現在SNS担当として「ネタ」に困っているという方にも参考となる事例ですのでぜひご覧ください。
また、アクアスターではこのSNSマーケティングに重要なクリエイティブについての資料を無料でご提供しています。
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目次
企業SNSで解決する課題
企業で運用するSNSは個人のアカウントとは異なり、基本的には何らかの目的を持って運用を開始しているはずです。店舗への集客や自社商品のPR、人材採用…。個別具体では細分化されますが、主に下記のような課題が考えられます。
- 認知拡大/興味喚起
- 見込み顧客/フォロワーの増加
- 販促/プロモーション
今回はこの3つの課題に分けて事例を紹介します。
認知拡大の事例：サービスに関連した「漫画」で訴求する
結婚あした研究所SNS用マンガ
株式会社ウエディングパークが運営するオウンドメディア「結婚あした研究所」の認知拡大を目的とした４P漫画を制作、SNS発信をアクアスターにて担当させていただきました。
サイトは主に20代後半~30代前半の女性層をターゲットとしており、結婚後のプラスなイメージを想起させることでサイトそのものへの興味を引き出すことがコンセプトです。制作にSNSで人気のクリエイター様とコラボしたことで、サイト流入数向上にも貢献したことも施策の特徴です。
見込み顧客/フォロワーの増加：追いかけたくなるコンテンツ
SNSでの発信には一定数のフォロワー数が重要です。どれだけ優れたコンテンツを投稿したとしても、それを閲覧し共有・拡散してくれるフォロワーが必要になってきます。そのため、フォロワー数を増やす試みもコンテンツには求められます。
クレディセゾン「お月玉キャンペーン」
株式会社クレディセゾンが展開した「お月玉キャンペーン」の紹介漫画・GIFアニメーションコンテンツ、イラストビジュアルの企画・制作からトータルの企画運用をアクアスターでは担当させていただきました。
当初はキャンペーン用のキャラクターデザインのご相談を頂いていましたが、そこから発展してトータルでの企画・制作を対応した事例です。
定期的にキャラクターを中心としたコンテンツを展開することで、キャンペーン自体の認知拡大に加えて、コンテンツやアカウント自体のファンを増やし思わずフォローしたくなる…という点を重視しました。
販促/プロモーション：ミニキャラが宣伝塔に
麻倉もも ミニキャラクター『こもも』
麻倉ももさん(ソニー・ミュージック ミュージックレイン所属)の3rdアルバム『Apiacere』のプロモーションの一環としてミニキャラクター「こもも」のSNSプロモーションを提案から制作まで担当させていただきました。
「こもも」は、1人の独立したキャラクターとして制作することで、麻倉もものイメージを崩さずに、キャラクター独自のストーリーや世界観で活動の幅を増やすことを目的としています。
「ミニキャラ」をSNSや動画で展開する
近年、SNSではタレントやアニメ・漫画のキャラクターをデフォルメ化した「ミニキャラ」を活用した事例が多くSNSや動画サイトで展開されています。
TVアニメなどでも登場人物をミニキャラ化して、本編とは異なる短編のアニメ(ミニアニメ)をショート動画等を通して本編のPRや販促に活かしています。
アクアスターでもこれまで「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima ＋」や『オーバーテイク！』といった作品のミニアニメを担当させていただきました。
まとめ
今回の記事ではSNSに何を投稿すべきか？というコンテンツの悩みにむけて、課題別にそのヒントとすべく事例をご紹介しました。もちろん、業界やターゲットによって詳細の施策や投稿内容は異なりますが、最低限押さえておきたいポイントとなっていますので、これから取り組む方はぜひ参考の一つにしていただければと思います。
アクアスターではSNS運用に関するソリューションも数多くご提供した実績があります。アカウント運用に関するノウハウは勿論ですが、今回ご紹介したビジュアルコンテンツの企画・制作実績を活かした魅力的なクリエイティブも提供可能です。
また、SNS運用と連動した各種キャンペーン施策はオンライン、オフライン問わずご提案させていただいています。特にARを活用したスタンプラリーなどの集客といった事例も多数ございますので、まずはお気軽にお声がけいただければと思います。
