マーケティングにおけるマンガの強みとは?
2025/01/24

近年、SNS・街中など…「マンガ」を活用した広告や企業のマーケティング事例を見かけることが増加してきました。商品PRやサービス紹介の展開方法が多様化してきた中、マンガのマーケティングにおける強みとは何でしょうか。
本ブログでは、マーケティングにおけるマンガの強みについて着目し、まとめましたので、マンガを活用したマーケティング施策を検討中の方や、施策案にマンガを活用したいけど、まだ情報集め段階であるという方も含めて、ぜひご覧いただければと思います。
目次
マーケティングにおけるマンガの強み
早速ですが、マーケティングにおけるマンガの強みとは一体何でしょうか。
「絵と文章で情報量が多く伝わりやすい」
「ストーリー仕立てになっており見てもらいやすい」
「主人公と読者の設定や状況を重ねることで、自分ごと化に繋がる」
マンガそのものには上記のように様々な特徴や強みが考えられますが、マーケティングにおいては以下の理由も押さえておきたい強みと言えます。
- 商品・サービスの認知拡大・理解促進を効果的に
マンガはキャラクターやストーリー、セリフを設定する時、商品やサービスの特徴を自由に反映させることが可能です。
また、先程もお伝えした通り、絵と文字を組み合わせることで多くの情報を端的に伝えることができます。
そのため、マンガを読んでもらうことで商品・サービス自体について詳細にかつ自然と認知されることが予測されます。既に商品を知っているユーザーに対しても、マンガを通して「この使い方があるのか!」など理解促進させることも期待できます。 - ターゲット層に対して、最適な媒体でアプローチができる
マーケティングにおいては「ペルソナ」の設定が重要という考え方があります。この「ペルソナ」は訴求したい顧客の年齢や職業のような情報から消費傾向や信条などを想定した架空の人物像を指します。そのため、アプローチしたいターゲット層のペルソナを考慮したうえで、接触したり利用したりする率の高い媒体を選ぶことが重要です。その点で言えば、マンガはWebCMや、広告チラシ、Webサイトに掲載するなど、幅広い媒体で掲載することが可能です。
例えば、マンガを一つ制作すれば、チラシやWebに掲載することはもちろん、マンガのコマやセリフを使ったアニメーションを制作し、CMやSNSに動画として投稿できます。これらもマンガを活用したマーケティングにおけるポイントの1つです。ターゲット層に合わせた媒体で柔軟にアプローチできることも、マーケティングにおけるマンガの強みであるといえます。
マンガを活用したマーケティングの事例紹介
下記事例は、アクアスターの実績ではございません。
予めご了承ください。
商品PRにもマンガの活用は効果的
かどや製油株式会社では、『ゴマアブLOVE!』と題して、「ごま油が香る、恋の物語」のマンガを展開しました。「やさしく香る 純正ごま油」と「ガツンと香る 純正ごま油 濃口」の商品差別化を図る目的として、名前や性格にそれぞれの商品の特性を反映したイケメンのキャラクターが登場します。
さらにはマンガで登場したごま油を使用する料理レシピも公開中です。
マンガは公式サイト内で掲載されており、読んだ後はそのまま商品情報やレシピを閲覧できます。ターゲットにはマンガに興味を持ってもらうところから始まり、最終的に商品の理解に加えて購買の促進に繋がることが見込まれます。
ごま油が香る青春ラブストーリー「ゴマアブLOVE!」公開中。
ごま油が大好きな女子高生・胡麻野恵と、幼なじみでみんなの人気者・角谷純。
恵に恋心を抱く純だが、「濃い」のライバル・濃井薫が登場して…!?
どうなる、恋の三角関係!— かどや製油🦭 (@kadoya_seiyu) September 4, 2019
人気マンガとタイアップしたWebCM
不動産・住宅情報サイト「SUMO」は人気マンガ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』とのタイアッププロモーションで原作の絵を取り入れたWebCMを公開しました。
キャラクターのセリフやストーリーを通じて、住まい探しをする際にはSUMOが効果的であることが描かれています。人気マンガを活用することで、分かりやすく様々な世代に周知できることが見込まれる他、YouTubeの動画で配信されることで離脱することなく、最後まで見てもらえることが期待できます。
アクアスター事例:JALカード【フレフレ!推し活】認知拡大マンガ
『JALカード』の認知拡大を目的とした「推し活×JALカード フレフレ!推し活」の漫画とイラスト制作を担当いたしました。
主にクレジットカードを使用する割合が少ない若年層に向けた施策となっており、「推し活」と結びつけることでより身近に感じてもらうことをコンセプトにしています。
漫画にはターゲットと同じ年代でスポーツや音楽が好きなキャラクターを登場させ、JALカードとそのメリットを訴求する内容になっています。
まとめ
今回は、マーケティングにおけるマンガの強みについて紹介させていただきました。
幅広い年代に向けて、商品・サービスの認知拡大や理解を促進してもらうためにもマンガが活用されているケースが見受けられました。マンガのマーケティングは、幅広い年代に親しみやすいだけでなく、人気作品とのタイアッププロモーションや、新しいストーリー設定やキャラクターを作りだすことでよりインパクトのあるマンガが制作できることもポイントの1つです。
アクアスターでは、マンガ制作はもちろん、登場人物のキャラクターやストーリー設定から企画提案することが可能です。マンガ制作後も、SNSやイベントでのプロモーション活動に対応することができます。
施策を検討中の方や、マンガプロモーションを一から考えたいという方も含めて、ぜひお問い合わせいただければと思います。
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