『次世代につなげる国際交流』第3回シェアノバをレポート!
2024/08/22
2024年7月23日(火)、アクアスター東京本社にて独立行政法人国際交流基金様をお迎えして第3回『シェアノバ』を開催しました。今回のブログではイベント当日の様子についてレポートします。
「シェアノバ」とは?
「シェアノバ」は社内人材育成プロジェクトの一環として2021年からスタートした試みです。当初はアクアスターで成果を出している社員を中心に「自身の経験や知識、これまで学んだこと」をシェアする場として月に1回、約3年に渡って社内の重要な学びの場として開催されていました。
今年の5月からは、社外から様々な経験や知見をお持ちの方をお招きする形でより広がりのある学びの場としてリニューアルし、先日3回目の「シェアノバ」が開催されました。
『次世代につなげる国際交流』
今回のシェアノバは、『次世代につなげる国際交流~イラストを通じた日本カンボジアの文化交流について~』と題して、独立行政法人国際交流基金(以下、国際交流基金)のプノンペン連絡事務所とオンライン会議で会場を繋ぎ開催されました。
当日は国際交流基金の田中晴輝 プノンペン連絡事務所副所長・足利水月調整員に登壇していただき、佐藤取締役とのトークセッション形式でプログラムが進行しました。
はじめに、国際交流基金が普段どんな活動を行っているのか?という点からお話いただきました。「文化芸術交流」「日本語教育」「日本研究・国際対話」という3つを軸に国際文化交流事業を実施していること、そしてカンボジア国内で開催している文化イベント・セミナーについて現地の様子を交えながらご紹介いただきました。
特にアニメ映画の上映会やコスプレイベントに多くの参加者が集まることなどから、日本発のアニメやマンガ作品がカンボジア国内でも親しまれていることが伺えました。
また、国際交流基金主催で2023年6月に行った弊社とカンボジア現地のイラストレーターとの技術交流会での参加者の反応や、2024年から行われる日本とASEANの次世代の交流促進と人材育成を目的とする「次世代共創パートナーシップ」においてもアクアスターのようなイラストのノウハウを持った企業に期待される点などについても言及いただきました。
後半に設けられた質疑応答の時間では参加した社員からカンボジアで活動しているクリエイター事情や、日本のコンテンツを国外に浸透させていくうえでの課題についてなど様々な確度からの質問が飛び交いました。
また、質疑応答にお応えいただく中ではカンボジアの映画業界では予算や環境の制限がある中で比較的撮影が容易なホラー映画が中心に制作されていることが紹介され、独特のエンタメ事情に多くの社員が驚いていたのも印象的です。
参加したメンバーの声
終了後に社員から寄せられたアンケートではカンボジアならではのエンタメ事情や、日本のアニメやマンガ、イラスト制作に対する興味関心の強さを実感し、今後のアクアスターの国際交流に取り組むイメージがさらに沸いたという声も聞こえました。
また今回のシェアノバを通して、あらためて「カンボジアでのイラストレーターの教育発展に貢献していきたい」「実際にカンボジアへ行きイラスト事情を学びたい」「カンボジアのイラストレーターとの交流を強化したい」という力強い言葉が聞かれたことも印象的でした。
まとめ
今回のシェアノバは、国際交流基金の活動そしてカンボジアでの取り組みを知ることができた点に加えて、今後アクアスターが「国際交流」という視点でどんなチャレンジができるか?という点についても大いに学びになる時間になりました。
アクアスターでは今後もイラストや自社のクリエイティブを活かして様々な活動に取り組んでいきますので、ぜひご期待ください!