企業SNS「中の人」がこれだけは押さえておきたい厳選6つのポイント
公開日:2024/02/15 最終更新日:2026/06/02
企業SNSは今や企業のあらゆる活動にとって、無くてはならないものになってきました。市場や業界を問わず、日々様々な活用方法やトレンドが生まれています。その際には企業SNSの運用担当者、いわゆる「中の人」の動き方が重要になってきます。アクアスターではこのSNS運用に関してこれまでさまざまな支援を行ってきました。 今回のブログでは企業SNSの運用担当者「中の人」が押さえておきたい、SNS運用のポイントについてご紹介します。特に新しくSNSを任された方で「どこから手をつければいいかわからない」「何を投稿したらいいのか?」「炎上のリスクにどう備えるべきか」といった課題をお持ちになっている方向けの分かりやすい内容となっていますので、ぜひご覧ください。
目次
SNSの中の人が抑えておきたいポイント
SNSの目的は明確にする
まずは自社のSNSの目的をご自身や社内で明確にすることが重要です。2023年に帝国データバンクが行ったアンケートでは、社外に向けてSNSを活用していると答えた企業のうち、目的として「会社の認知度・知名度の向上」と答えた企業が最も多く、さらに「商品・サービスのプロモーション」「会社や商品のイメージの向上」「顧客とのコミュニケーション」「採用活動での利用」など多岐に渡る回答が寄せられています。
以上のアンケートからもわかるように、企業によって様々な目的をもってSNSを運用することになりますが、大きくは下記の2つの方向性が考えられます。
- SNSをきっかけとして直接的な売上増加を重視する
- SNS上でのコミュニケーションを重視する/ファンを増やす
フォローしてもらったり投稿を見てもらったりすることと、サイトに誘導して売上を上げるというアクションは決して相性がいいとはいえない場合も多くあります。折角SNS上でのコミュニケーションを重視しようとしても、都度外部の購入サイトに誘導されるようでは本来の目的を損なう懸念もあります。
逆に売上増加を重視した際に、購入や商品情報を期待するユーザーにとっては商品に関係のない投稿が続くようであればそれも離脱の可能性が生まれてしまいます。
出典元|帝国データバンク『企業におけるSNSのビジネス活用動向アンケート』
ユーザーの求める情報になっているか
企業SNSの投稿内容として陥りがちなのが、広告としてのメッセージが強くなりすぎることです。現在SNSはユーザーにとって「交流の場」であり、重要な「情報源」の一つにもなっています。そのため、投稿内容がターゲットとなるユーザーの求めるものになっているか・有益なものになっているかをまずしっかりと意識することが重要です。
目的である「売上を上げたい」「フォローして欲しい」といった思いだけが全面に出ると、ユーザーは自らの求める情報では無いと即座に判断してしまいます。
2025年8月に株式会社メンバーズが公開した調査結果によると、企業SNSアカウントのフォローを外した理由として、どのプラットフォームでも「期待する情報が得られない」がトップになっており、次に「広告宣伝要素が強すぎる」といった回答が挙げられていることからもその傾向が読み取れます。
勿論ユーザーが求めるものだけによりそった結果、投稿コンテンツが本来の目的にそぐわなくなることにも注意が必要です。常に求める目的・結果とユーザーの求める情報のバランスを意識することが求められます。
出典元|株式会社メンバーズ メンバーズグッドコミュニケーションズカンパニー『SNS利用実態調査2025』

求められるスピード感が早いことに注意する
SNSでは求められるスピード感が早いことにも注意が必要です。
特にプラットフォームの仕様がアップデートにより急に変更になることも少なくありません。その変更内容おSNSのUIが変更になることや投稿した画像や動画の見え方の変化など多岐にわたります。運用側としては予定していたコンテンツや仕掛けがうまく成立しなくなることもあるので、常に利用しているSNSのアップデート情報にはアンテナを張っておくことが必要です。
また、SNS上でのトレンドや傾向にも敏感であることが重要です。流行っていた言い回しやモチーフがあっという間に過去のものとなることもあります。SNS上で賛否が分かれるとされる文言やモチーフになっていないか、日々SNSをチェックしておくことも求められます。
例えばX(旧Twitter)では2017年6月に全てのアカウントのアイコンが四角から丸に変わったことで、アイコンのデザインや見せ方を変更した…という企業アカウントも少なくありません。そしてさらに2022年12月以降には公式アカウントとして一定の基準を満たして認証された企業やブランドのアイコンのみが四角に表示されています。(2026年5月現在)
Twitter幹部に聞く(1):Twitterのアイコン、なぜ丸にしたの?https://t.co/5UdOslmUaf pic.twitter.com/mzR65cL6So
— ITmedia NEWS (@itmedia_news) July 18, 2017
投稿内容は一度客観的に見てみる
企業SNSでリスクとして頻繁に取り上げられるのがいわゆる「炎上」です。残念ながら世界中の人々が見ているSNSでは「100%」炎上しない安全な投稿は無いといっても過言ではありません。それでも少しずつ懸念をできる限り減らす意識が必要です。
ポイントの一つとして投稿しようと思っている内容に問題が無いかどうか、客観的に判断することが挙げられます。ダブルチェックとして周りの同僚にレビューしてもらうなども勿論ありますが、アクアスターでは「投稿内容を口に出してみる」「実際にペンで紙に書き出してみる」といったことも現場では行っています。
そうすることで自分の頭の中にあった内容を客観視できるため、オススメです。

良くも悪くも結果は数字に現れる
結果や反応が明確に数字で現れることはSNS運用の特徴です。コミュニケーションを増やしたいという目的では、フォロワー数やインプレッション数などが明確に現れます。売上についてもSNS経由のユーザーがどれだけいるかで、結果が明確です。
通常のマス広告では中々見えづらい反響もリアルタイムで分かるため、運用を続けていく中の人にとっては成果が分かりやすくモチベーションにも繋がります。もちろん、施策がうまくいかなかった時にも結果として明確になりますが、改善点が明確であると捉えて今後の施策に活かすこともできます。
無理に自社だけで完結しようとしない
これまでお伝えしたようなポイントを押さえてSNSを本格的に運用する場合には、より専門的な知見が必要になったり人的リソースが多く割かれたりする可能性があります。
その場合は社内で完結するのではなく、外部に委託するのも一つの方法です。
アカウントの立ち上げからその後の運用全てを完全に委託する場合もあれば、投稿するコンテンツの制作のみを依頼するパターンも考えられます。また、すでに運用しているアカウントに対して改善点を洗い出してサポートするなどといったパターンも想定できます。
リソースが足りない部分や知見が足りない部分に限っては、外部と連携することも継続的に運用して結果を出すポイントの一つと言えます。
これからの企業とSNS
繰り返しにはなりますが、SNSは人々の「重要な情報源」の一つになっています。ユーザーはより自分の求める情報やコンテンツに自然と触れるようになり、関連するユーザー同士でのつながりを深め、アルゴリズムでおすすめされる形になっています。
この傾向は今後もより強くなっていくことが予測されています。
また、Mastodon(マストドン)やBluesky(ブルースカイ)といった新しい(2024年投稿時点)SNSでは既存のSNSのような一元的な管理・運用体制ではなくユーザー側自身もプラットフォームの機能や運営に関わるような「分散型SNS」のあり方も注目されています。
そのため、今後企業はアプローチしたいユーザーがどんなSNSを使っているかという点に加えて、どんなコミュニティに属しているか?どんなキーワードで繋がっているか?をいち早く捉え、最適なアプローチができる投稿内容が求められてくるともいえます。
まとめ
いかがでしたでしょうか
今回の記事ではSNSの中の人が押さえておきたいポイント6点についてご紹介しました。企業によって詳細の施策や投稿内容は異なりますが、最低限押さえておきたいポイントとなっていますので、これから取り組む方はぜひ参考にしていただければと思います。
また、本文中でもご紹介しましたがアクアスターではSNS運用に関するソリューションも数多くご提供した実績があります。アカウント運用に関するノウハウは勿論ですが、ビジュアルコンテンツの企画・制作実績を活かした魅力的なクリエイティブも提供可能です。
自社SNSでオリジナルキャラクターや漫画での展開、ショートアニメーションなどの展開にチャレンジしてみたい…という方はぜひお気軽にお声がけください。
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