ゆるキャラだけじゃない?自治体・官公庁 キャラクター活用の最前線
公開日:2025/09/26 最終更新日:2026/03/10
企業の顔として、または商品やサービスの魅力を伝えるメッセンジャーとして、キャラクターは広く活用されています。そして、このキャラクターが持つパワーは民間の企業だけでなく、自治体や官公庁からも注目の的です。
かつての「ゆるキャラ」一大ブームを経て、現在自治体や官公庁のキャラクター活用はどのように行われているのか?今回のブログではこの点についてご紹介します。
自治体や官公庁でキャラクターを使った施策をご検討中の方、もしくは現在進行形で施策を行っている方もぜひごらんご覧いただければと思います。
目次
なぜ自治体・官公庁はキャラクターを活用するのか?
「ひこにゃん」(彦根市)「くまモン」(熊本県)のようなスターの登場で、2000年代後半から「ゆるキャラ」という言葉が一世を風靡しました。しかし、ブーム以前から、多くの自治体・官公庁はキャラクターを活用しています。その理由は、主にキャラクターが持つ以下の2つのメリットです。
キャラクターの持つ「親しみやすさ」と「認知度の向上効果」
一般的にキャラクターは、そのデザインや性格で親しみやすさを演出し、広く市民との心理的な距離を縮める役割を果たします。特に子どもから大人まで親しみを持てるようなキャラクターは人々の記憶に残りやすく、組織や地域の名前を覚えてもらうための強力なフックとなります。

キャラクターを通して 複雑な情報を「分かりやすく」伝える
自治体や官公庁が発信する内容は法律や税金など私たちの生活に不可欠な情報です。しかし、どうしても専門用語が多くなり難解なものになりがちです。そのため、どうしても「分かりづらい」という先入観から避けてしまう人も少なくありません。
キャラクターは、こうした難しい情報を、分かりやすく「翻訳」して伝える役割が期待できます。イラストやマンガ、動画などでキャラクターが解説することで、情報の理解度が向上します。
ゆるキャラの次は?キャラクター活用の最前線
2000年代から始まった「ゆるキャラ」ブームが落ち着いた今、自治体・官公庁のキャラクター活用は、様々な展開を見せています。その傾向を代表的な事例と合わせてご紹介します。
VTuberとしての発信:茨城県公認Vtuber「茨ひより」
最も注目すべき動きの一つが、VTuberの活用です。YouTubeなどのプラットフォームで、キャラクターがリアルタイムで視聴者とコミュニケーションを取るこの手法は、一方的な情報発信に留まらない深い関係性の構築が期待できます
茨城県の魅力を発信するVTuberとして活動しているのが「茨ひより」さんです。ライブ配信では視聴者からのコメントにリアルタイムで応え、ゲーム実況や歌なども披露しています。従来の行政広報ではリーチできなかった若年層を中心に絶大な人気を誇り、県の認知度向上に大きく貢献している方の一人です。
人気作品とのタイアップ:仙台市×「ハイキュー!!」
「ゆるキャラ」のようにゼロからキャラクターを育て上げるには、時間やコストなど様々な要因が求められます。そこで有効な手段の一つとして注目されているのが、既に多くのファンを持つ人気作に登場するキャラクターとのタイアップです。
アニメ化もされた人気バレー漫画『ハイキュー!!』のキャラクターたちは、2023年から3年連続で舞台の一つである仙台市で「仙台観光特使」として就任しました。「仙台観光特使」は漫画・アニメファン等の新たな層に認知度拡大を図ることを目的に創設されており、モニュメントが建てられたり、オリジナルのグッズが販売されたりしました。このタイアップをきっかけに改めて多くのファンが仙台市を認知し、実際に訪れるなどの効果が期待できます。
SNSを活用したキャラクターからの発信:税関「カスタム君」
官民問わず、キャラクターにとってSNSは非常に重要なメディアの一つです。キャラクターは画像や映像なども使って発信することで、メッセージだけでなくキャラクターとしてのストーリーや親しみを深めることができます。
【大阪税関クイズ】
なにやら怪しい荷物があるワン…実はこの中に密輸目的で金を隠している荷物があるんだ。
①~④のどの荷物の中に金を隠しているかな?答えは明後日だワン! pic.twitter.com/Ai8g9yQBuE— カスタム君 (@Custom_kun) September 22, 2025
税関のイメージキャラクターである「カスタム君」はSNS、特にX(旧:Twitter)を通じて複雑な税関手続きを分かりやすく伝えたり、取締に関する情報をクイズで発信したりするなどの工夫をこらして発信しています。その可愛らしいデザインも話題になり、民間企業からグッズが販売されるなど「税関」を身近に感じてもらう役割を果たしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は自治体や官公庁のキャラクター活用について、「ゆるキャラ」以降の活用事例に注目してご紹介しました。
「ゆるキャラ」のようにオリジナルキャラクターを作って発信することに加え、Vtuberの様に双方向性を持ったり、地域や活動内容と関連する人気作品のキャラクターとタイアップするなど多彩な活用事例が生まれています。
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