2025年押さえておきたいキーワード・トピックス3選!(エンタメ編)
2025/01/17

前回のブログでは、2025年押さえておきたいキーワード・トピックスのデジタル/マーケティング編について紹介させて頂きました。
今回はSNSプロモーションやイベント施策を検討する際にも活用できる2025年押さえておきたいキーワード・トピックス(エンタメ編)についてまとめました。
年度末の施策や入社式シーズンにおける年度始まりの施策を検討している方も含め、2025年の注目キーワード・トピックスをご覧いただければと思います。
目次
テレビ番組の世界進出
現在は、YouTubeをはじめ、NetflixやAmazonプライム・ビデオなどで日本の映像作品を世界に発信するケースが増加してきました。
特に国内向けに作られていたテレビ番組が、SNSや配信サービスを通して、国内外を問わずより多くの人に発信するケースが増えることも予想されます。
テレビ番組「シナぷしゅ」
テレビ東京で月~金(AM7:30)に放送している「シナぷしゅ」は、民放初の0~2歳児向けの知育番組です 。
公式サイト※1によると、『シナぷしゅは赤ちゃんの世界が「ぷしゅ」と広がり、赤ちゃんを育てるすべての人の肩の力が「ぷしゅ~」と抜ける番組』というコンセプトを基に制作されています。
エンディング「おわりぷしゅ」では、子供たちの動画を募集し、エンディング映像で流れる仕組みも取り入れており、視聴者が参加型で楽しめるのもポイントです。
YouTubeの「シナぷしゅ」公式番組では、【赤ちゃんが泣きやむ歌】も発信しており、子育てする人にとって、嬉しいコンテンツが盛りだくさんです。
全世界への配信を目的としたYouTubeチャンネル「PushBaby」
シナぷしゅは、2020年から日本でレギュラー放送が始まりました。
2024年10月29日(火)には、全世界への配信を目的としたYouTubeチャンネル「PushBaby」が開設され、世界中の赤ちゃんが楽しめるグローバルチャンネルを目指しています。
SNSを活用しながら、世界進出するシナぷしゅは2025年も更なる飛躍が期待できます。
オーディオブック
オーディオブックとは、書籍を音声で聞くことができるコンテンツです。
アマゾンジャパン合同会社のAudible会員をはじめ、株式会社オトバンク(オーディオブックジェイピー)などの企業がオーディオブック配信サービスを展開しています。
オーディオブックの実態
2023年10月、ナイル株式会社が運営する「カイドキ」にて実施されたオーディオブックの実態アンケート※2によると、利用経験者は全世代で2割であるのにもかかわらず、20代は全体の3割が利用していたことが報告されています。特にビジネス関連のコンテンツが良く聞かれるカテゴリーの1つであり、若手の社会人が移動時間などを活用して効率よくオーディオブックを利用していると想定されます。
さらに、朗読に人気声優が参加するなど、エンタメ業界でもオーディオブックが浸透しつつあります。
※2 「カイドキ」オーディオブック実態調査 利用経験者は2割 20代の使用率が高い 人気サービスは「Audible」「audiobook.jp」
企業対抗オーディオブックマラソン
企業の社員育成やスキルアップにオーディオブックが活用されている事例も生まれています。
株式会社オトバンクでは2024年9月に「企業対抗オーディオマラソン2024」と題し、社員の学習や読書習慣の推進を目的としてオーディオブックの再生時間を競い合うイベントを開催し、14社が参加しました。
参加した企業の8割以上が、オーディオブックの再生時間の自己ベストを更新したとのことで、満足した結果が得られていることが分かりました。
ビジネスの学習を深めるために企業側がオーディオブックを推進していくことが今後も予測されます。
#オトバンク プレスリリース
「https://t.co/DobMQl2Sm6法人版」の導入企業様を対象に、9月に「企業対抗オーディオブックマラソン2024」を開催🏃
参加企業の8割以上が“聴く読書”時間の自己ベストを更新されました!!https://t.co/5uHs3OYc5k— オトバンク広報 (@otobank) December 16, 2024
オーディオファーストの作品
Amazonのオーディオブック(Audible)では、初めから耳で聞くことを想定して小説が作られるプロジェクトより、オーディオファースト作品が展開されました。
Audibleで配信した後、書籍化されるこのプロジェクトに参加したのは、2000年に第13回小説すばる新人賞を「8年」で受賞し、20年以上に渡り小説家として活躍する堂場瞬一さんです。そして、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ(四ノ宮那月役)、「進撃の巨人」シリーズ(ジャン・キルシュタイン役)と数々の人気アニメに声優として参加している谷山紀章さんが朗読に参加しました。
堂場瞬一さんの新シリーズは、初めてのオーディオファースト作品。『闇をわたる 警視庁特別対策捜査官』を9月13日… https://t.co/JFM6zr97mD pic.twitter.com/ItUJQ9pmpO
— PR TIMESエンタメ (@PRTIMES_ETM) September 12, 2024
デジタルアート×展示会
近年でも展示会や美術展にAR・VRコンテンツが活用されるケースが増加してきました。その中で、歴史で有名な作品や画家に関連する展示会が開催される際もデジタルコンテンツが活用されています。
需要が高まるデジタルアート
2022年にカラーズクリエーション株式会社が発表した「デジタルアート」に関するアンケート※3では、展示やイベントに「没入感」「体験型」要素が含まれていることを期待している声が多く上げられています。
※3『カラーズクリエーション』調べ 〜カラーズクリエーションがデジタルアートについてのアンケートを実施〜
モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光
角川武蔵野ミュージアムで2024年7月20日(土)~2025年3月23日(日)まで開催されているこの展示会は、フランス・パリで生まれ、生涯を通して数多くの作品を残したモネの見た景色を体験する展示会です。
体験型デジタルアートでは、モネが人生で訪れた場所から、晩年を過ごしたジヴェルニーでの生活を追体験できるようになっています。
動き出す浮世絵展 TOKYO
東京会場で2024年12月21日(土)〜2025年3月31日(月)まで開催されているこの浮世絵展は、葛飾北斎・歌川広重など著名な浮世絵師の作品300点以上をもとにデジタルアート作品を描き、浮世絵の世界観に入り込める体験型のミュージアムです。
3DCG アニメーションやプロジェクションマッピングを活用して、コンセプトごとに異なる映像空間を作り出しています。
まとめ
今回は、エンタメ分野における2025年に押さえておきたいキーワード・トピックスについて、紹介させて頂きました。
幼児向けから企業で取り入れられるコンテンツまで幅広い領域で発展があり、
今後の施策を考える際にもぜひ今から注目しておきたいキーワード・トピックスです。
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