【2024年度版】バーチャル展示会の強みを展示会担当者の方向けに解説!
2024/04/17
新年度が始まって約半月が経ち、今年度に出展が決まっている展示会やイベントに関するの話題やご相談も増えてきています。実は新年度が始まって以降、ずっと展示会の企画や準備に追われている…という担当者の方のお声も耳にします。
また、特にビックサイトのような大型の会場で開かれる展示会は例年春や秋に多く開催される傾向にあり、秋に出展が決まっていて「そろそろ動き出さなきゃ…」という展示会担当者の方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、展示会の新しいカタチである「バーチャル空間」を活用した展示会についてそのメリット・強みを解説したいと思います。コロナ禍を経て一気に広がったバーチャル展示会ですが、人の移動に制限が無くなった今でもその利点が注目され、活用が広がっています。今回は特にアクアスターが提供しているオンラインツール『バチャテン』を例に交えながら、具体的に分かりやすくご紹介します。実際に導入されたヤフー様やリコージャパン様の事例もご紹介しますのでぜひご覧ください!
目次
バーチャル展示会は「代わり」から「オリジナルの強み」を持つように
先ほども触れたようにバーチャル展示会が一般的になったのはコロナ禍で人々の活動に制限が生まれてしまい、リアル開催の代替手段として広まりました。これはリモートワークやWEB会議などが浸透したこと同じ背景です。
しかし、多くの人がバーチャル空間を利活用した展示会やイベントが多く開催されたことでその強みや利点も同時に実感することになりました。そのため、リアルイベントの開催が通常に戻った現在でもバーチャル空間の活用は様々な展示会で実施されています。それぞれの強みを活かしたリアルとバーチャル空間を併用する「ハイブリッド型」の展示会も近年では行われるようになりました。
今日はメタバース展示会の当日です。
リアル会場では通常の展示会や講演会が行われてメタバース会場でも交流ができるハイブリッド型。僕はどちらの会場にも入るのでお客様の反応が楽しみです。 pic.twitter.com/Dz5PGJaCPp
— 藤田献児/リプロネクストCEO/XR・メタバース (@fujita_ln) July 5, 2023
コロナ禍はリアルとバーチャル空間それぞれの強みを改めて私達に実感させた期間でした。そのため、今後は企業や主催者の目的や課題に応じてリアルか、バーチャル空間か、それとも両方で開催するか…という時代になってくるかもしれません。
展示会でやりたいこと/課題
次に、あらためて展示会の目的や求める結果と課題について整理したいと思います。この点を整理することで最適な開催方法を検討し、バーチャル空間を活用するメリットも明確にできます
展示会でやりたいこと/求める結果
- 名刺獲得/見込み顧客の獲得
- 商談/商談件数の増加
- 商品、サービスのPR
- 協業先、パートナー企業の開拓 etc
展示会全体の内容や、単独開催なのか合同開催なのか…といった点で異なる部分もありますが、主だった目的は以上のような点になるのではないでしょうか。通常の営業活動とは異なり、新しく新規のターゲットと接触を行えることが最大の特徴とも言えます。
展示会にあたっての課題
では展示会の実施にはどんな課題が考えられるでしょうか。
- 集客をいかに行うか
- 会場のスペース確保
- 当日の来場者へ対応/商談のオペレーション
- 社内の人的リソースが割かれる
目的である名刺獲得や商談を行うためにはそもそも展示会場やブースに足を運んでもらわなくては意味がありません。そのため単独で開催される展示会では集客は特に重要な要素と言えます。一方で大きな会場で開催される合同の展示会は集客をまとめて効率的に行うことで、課題に対してメリットが大きいとも言えます。
また、展示会の期間中は来場者の対応を行うために多くのスタッフが必要となります。専門的なサービスや商品になると、広報・宣伝担当者だけではなく営業担当や技術部門などの現場の専門家も社内から会場に足を運ぶ必要があるため人的なリソースにも注意が必要です。
「バーチャル展示会」が解決できること
物理的な制限が少なく、集客の選択肢が広がる
バーチャル展示会の最大の強みはどこでも開催ができる、そして来場者はどこからでも参加できる…という物理的な制限が少ない点にあります。来場者は会場に足を運ぶ手間が省けることから「オンラインなら参加できるかも…」と参加のハードルを著しく下げることができます。
来場者の動きをデータ化/終了後にマーケティングに活用できる
バーチャル展示会のシステムによっては、どの来場者がどのコンテンツを観ていたか、資料のダウンロードを行ったか…というデータを詳細に確認することができます。そのため、来場者のニーズをある程度分類し想定したうえで商談も可能になるためより商談の実施率やその後の成約率にも貢献できます。
また、どの商材にニーズが高いか?といったデータにもなる点も、会期が終了後の施策に活用が可能です。
場所を選ばず来客対応が可能/人的リソースを有効活用できる
来場者がどこからでも参加できるように、問題となりうる当日の対応スタッフに関しても物理的な制限が少ないため選択肢が広がります。
既に多くのバーチャル展示会で実施されていますが、基調講演や商品説明は既に録画された映像で行い、細かい商談をビデオ通話やチャット等で行うことでより効率的に運営することが可能です。
オンライン営業・集客支援ツール『バチャテン』
次にアクアスターが提供するバーチャル展示会に活用できるツール、『バチャテン』の主な特徴についてご紹介します。
*こちらの映像はデモ画面となっております。(15秒)
メールアドレスの登録のみで利用可能/アプリダウンロードは不要
『バチャテン』の特徴のひとつに参加者が気軽に体験できるという点が挙げられます。参加者はメールアドレスを登録するだけで、スマホでもパソコンでもオンライン環境でWebブラウザだけで気軽に体験することができます。
アプリのダウンロードも必要ないため、気になったからその場ですぐ参加…ということも可能となり集客のハードルを大きくさげることができます。
1対1で秘匿性の高い商談が可能
オンラインで参加者がアクセスしている中でも、1対1のChat機能を使うことでクローズな状態で商談を行うことも可能です。リアルな展示会と同様に興味を強く持っていると思われる来場者に担当者がダイレクトにアプローチが可能です。
クオリティの高いビジュアルで居るだけで楽しい空間づくり
アクアスターは設立以来広告やエンタメ業界で様々なビジュアルコンテンツを手掛けてきました。展示会の機能として優れていることは勿論、その場の空間にいるだけでワクワクするようなエンターテイメント性の高い空間の提供が可能です。
マーケティングツールとの連動
先ほどもお伝えしたようなデータの取得に加えて、各企業でも一般的に活用されているMAツールなどとの連携も可能です。
『バチャテン』実績紹介
『Yahoo! JAPAN MARKETING DAY 2023』
2023年1月から2月にかけて開催されたヤフー株式会社様主催の『Yahoo! JAPAN MARKETING DAY 2023』で使⽤される専⽤バーチャル空間の設計・開発を担当しました。
会場内にはテーマごとに展示ブースを設定し、資料のダウンロードや映像によるウェビナー視聴も可能になっています。
また、ブースを周遊してもらうための施策として、バーチャル空間内で「スタンプラリー」キャンペーンを実施したのも大きな特徴です。
『Yahoo! JAPAN MARKETING DAY 2023』詳細はこちらから
『リコーと歩むDXへの道inメタバース』
2024年2月から開催された、リコージャパン様主催のメタバースイベント「リコーと歩むDXへの道inメタバース」の専用空間をアクアスターが制作しました。「DX」という目に見えないサービスをバーチャル空間を通して、より理解を深めてもらうことを目的として開催されました。
会場では様々なソリューションの具体的な事例を動画などでも視聴することができるため、多くの来場者が訪れました。
『リコーと歩むDXへの道inメタバース』についてはこちらから
まとめ:秋口以降の展示会のご相談はお早めに!
いかがでしたでしょうか
今回は今年度さらに注目が高まることが予想される「バーチャル展示会」について、弊社開発の『バチャテン』を事例にご紹介させていただきました。
今年度、特に秋口以降のイベントや展示会のご相談を多く頂いております。
- 「バーチャルでの開催経験が無いので不安」
- 「自社用にどこまでカスタマイズできるか知りたい」等
まずはお気軽にお問い合わせください。
また、アクアスターではバーチャル展示会だけでなくリアルでのイベント開催・ブースの施工からコンテンツの企画・開発も行っております。直近では『第23回JAPANドラッグストアショー』のシオノギヘルスケア様のブースの施工からコンテンツ制作も行っています。さらにはSNSを活用した集客施策等も全方位での支援が可能です。
「そもそもリアルかバーチャルのどちらが良いのか」「どんなコンテンツを展開すべきか」といった点から、目的・求める結果に応じて最適なご提案をさせていただきます。