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初めての会議の前に知っておきたい 広告業界の業界用語を紹介! ~会議・プレゼン準備編~

2023/04/20

前回のブログではプレゼン作業、主にテレビCMの絵コンテやイラスト制作の際に使われる業界用語をご紹介しました。今回のブログではCMやイラスト等の媒体・手法を問わず広告業界の会議やプレゼンの準備の際によく聞かれる業界用語を紹介します。

 こういった業界用語は英語がベースとなりつつも独特なニュアンスの言葉も多く、混乱する人も多いかもしれません。広告業界の新入社員は勿論、これから広告関連の会議や打ち合わせに初めて参加する…という方も是非参考にしてください

会議・ミーティング関連

広告業界では会議の内容や形式についても独特の用語が使われます。

オリエン(オリエンテーション)

新規の広告物を制作する際に、クライアントの説明を受ける場を「オリエン」と呼びます。「オリエンテーション」の略語であり、英語の「Orientation」が由来です。従来は教育的な指導、主に学校などで新入生に対する学校からの説明の場を表す言葉として使われていました。

具体的には、広告で扱う商品やサービスの詳細、解決したい課題等の狙いをクライアントから説明する場が「オリエン」です。このオリエンの場で受けた説明を元に、広告代理店や制作会社が広告企画を検討しプレゼンを行います。

クレデン(クレデンシャル)

顧客に対して自社の会社説明や実績紹介を行うことを指します。本来の「Credential」は資格の証明書や保証書を表していますが、自社に信用を得るために行う行動ということで派生して生まれた言葉です。制作側としても、まず自社に制作を任せてもらえるように「信用」を得るために、クレデンで使用する実績資料を綿密に制作しています。

なお、このオリエンを受けたうえでの提案や自社サービスを紹介する際のプレゼンテーション用資料内で使用されるグラフィックカンプや動画の絵コンテ、イベント会場や建物のパースイメージなどの制作をアクアスターでは創業以来手掛けてきました。資料に目を引きつけるようなビジュアルをいれたい、他社と比較してインパクトのあるプレゼンにしたいという方はお気軽にお声がけください。

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アジェンダ

アジェンダは会議で話すべき内容、議事進行の内容を指す言葉として用いられます。元々の英語の「Agenda」は予定表や行動計画を意味するものでしたが、現在日本のビジネスシーンでは主に議題設定や議題そのものを指す言葉として使用されています。

デザイン・企画関連

次は、「オリエン」を受けた後にデザインや企画を練る段階で使われる業界用語を紹介します。

トンマナ

「トーン アンド マナー(tone manner)」の略で、企画やデザインに関して一貫性を持たせるためのルールや方向性を意味します。色味やテイストを指す「トーン」と様式や規則を定めた「マナー」の2つを守ることによって、ブランドイメージや企業としてのメッセージをぶれずに伝えられます。ミーティングの場では「ブランドのトンマナを守って」「この企業のトンマナに合っていない」のように使われます。

シズル(シズル感)

写真や映像表現の際に、商品の良さを強調して購買意欲を高める感覚を「シズル」と呼び、「シズル感を出す」という様に使われます。英語の「sizzle」から来ている言葉で、従来は肉やなどが焼ける際の擬音が語源です。語源の性質上、食品や料理を表現する際に食欲を刺激するように魅力的に見せる際に多用されています。食品や料理そのものをアップにして、美味しそうに見えるカットなどは「シズルカット」と呼ばれます。

シズルカット例(Adobe Stockより)

アサイン

「アサインする」という言葉は指名する、任命するという意味で使われます。英語の「assign」でも「割り当てる、選任する」という意味のため、ほぼ同じ意味です。新しい広告の企画制作が必要になったときに「Aさんをアサインさせていただきました」の様に、メンバーに加える際などに使われます。 

スケジュール・タスク関連

FIX(フィックス)

検討中だった事案が「決定した」「確定した」という意味です。使用範囲としては、スケジュールの確定、タスクの整理から広告物の制作進行の場も含まれます。

特に広告業界の現場では、複数のアイデアを出し合い修正を重ねながら決めていく作業が多く、「A案でフィックスしました」という形でも使用されます。

FB(フィードバック)

メールや書類上等で「FB」と表記された場合は「フィードバック」を意味します。デザインなどの成果物に対してクライアントや社内のチェック担当が見解を伝え、内容に関して軌道修正を促すことを「フィードバック」と呼び「FB」と略して使われます。Web広告やデジタルマーケティングの業界ではFacebookの略語や、Instagramのフォローバックの略語としての「FB」と混合される場合もあるので、文脈に注意する必要があります。

マター

タスクや検討事項の担当・責任者であることを示す言葉として「○○マター」と使われます。「問題」「事態」などの意味がある英語の「matter」から派生した言葉です。

広告の制作は様々な制作フローを経て「FIX」まで進める必要があります。その為、現在誰が作業しているのか、誰の「FB」を待っている状態なのかというステータスを正確に捉える必要があります。しばしば「誰マターで今進めている?」という確認が会議の場でもなされます。

目標や指標に関わる言葉

会議の際には追うべき目標や、様々な決定を行う際の参考とする指標に関する言葉も多く飛び交います。特にWebマーケティングに゙関しては様々な場面でその数値を求められることになるため、良く聞く言葉は早めに押さえておくと会議の理解度も上げることができます。

KPI(Key Performance Indicator)

最終的な目標の達成のために必要な指標を表す言葉として会議や資料などで使用されます。例えば、売上の達成を最終目標とした場合に、会員登録や集客がどれだけ必要なのか、Web広告がどれだけクリックされている必要があるか…等の様々な指標がKPIとして設定されます。そのKPIの状況を見たうえで売上目標の達成に向けた進捗を図ります。

特にWebマーケティングでは下記のようなKPIが設定されることがあります。

  • コンバージョン率:広告を見たユーザーが「購入する」「登録する」といった行動をとった割合
  • クリック率:表示された広告がクリックされた率

ROAS(Return on Ad Spend)

いわゆる広告の「費用対効果」を示す指標です。媒体費や制作費を含めてかかった費用に対してどれだけの売上が達成できたかを分かりやすくためのものです。Webマーケティングにおいてはユーザーがどの広告を経由して購入に至ったか、という点も明確なためよりROASの集計もより明確なものになります。

例えば「バナー広告A」のROASを計算する際には、【ROAS=バナー広告A経由での売上÷(バナー広告の制作費+媒体費用)×100(%)】といった形になります。

CPA(Cost Per Acquistion)

主には先程もご紹介したコンバージョン(購入や登録といった行動)を獲得するために、1件のコンバージョンごとにかかった費用を指す指標です。例えば、特に購入をコンバージョンとした際には購入単価を費用が上回っては、効率が良い広告とは言えないため改善が求められることになります。

Webマーケティング用語の基礎的な用語についてはこちらのブログでもご紹介しておりますので、合わせてごらんください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は広告業界の中でもプレゼンの準備や会議の場で使われる用語を紹介しました。「オリエン」や「クレデン」のような言葉を知り、これから自分が参加する会議がどういった目的で行われるかをしっかりと把握しておくことは業務をスムーズに進めるために有効です。是非参考にしていただければと思います。

オリエンを受けた後のプレゼンテーションではプレゼン資料の作成から、TVCMの場合は絵コンテの作成やVTRコンテの編集など様々な業務が発生します。アクアスターではこれらプレゼンテーションに関わるソリューションを提供しています。創業以来手掛けている絵コンテ・カンプ制作は勿論、プレゼン資料のレイアウトや映像編集をサポートする人材の手配も行っています。

圧倒的な表現力と経験で、「勝てるクリエイティブ」をご提供させていただきます。下記のページではサービスの詳細を記載しておりますので是非御覧ください。

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