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イラストピック

CM絵コンテはどう依頼する? 抑えておきたいポイントを紹介!

2023/06/09

かつてテレビのみで展開されていたCMは動画サイトやSNSなどでも見られる時代になりました。さらに実写だけでなくCGやアニメーションを活用したCMも増え、今後様々なCMが制作されることが予想されます。

このCM制作で必要なものが「絵コンテ」です。特にCMを提案する際のプレゼンテーションで使用される絵コンテは制作を決める重要な要素と言えます。そのため、専門の絵コンテライターや弊社のような絵コンテ制作を行う制作会社へ依頼することが一般的です。

今回のブログでは、この絵コンテ制作を依頼する際に抑えておきたいポイントをご紹介します。特に今年度になって初めて絵コンテを外部に発注する映像制作会社のプロダクションマネージャーの方や広告代理店の方は是非ご覧ください。

絵コンテとは?

絵コンテとは動画を制作する際に、事前に制作する完成予想図のようなものです。主にはイラストや文字を組み合わせながらどんな映像になるかを共有するために使われます。プレゼンテーションの時にクライアントに見せる絵コンテを「企画コンテ」、撮影するスタッフの間で演出内容をすり合わせるための絵コンテを「演出コンテ」と呼ぶこともあり、今回のブログでは主に前者の「企画コンテ」を想定してご紹介します。


CM絵コンテ(サンプル)

絵コンテを依頼する時のポイント

絵コンテをスムーズに制作し、プレゼンテーションで選ばれる絵コンテにするためには、いくつか抑えておくべきポイントがあります。
ここではそのポイントを絞ってご紹介します。

事前にタッチサンプルを確認する

絵コンテ制作が必要になった時に、必ず事前にタッチサンプルを確認することが重要です。
制作後にスタッフの中で「タッチがイメージと違う…」とならないように、CMの演出イメージやコンセプトを沿ったタッチで描けるかを事前にタッチサンプルで確認することができます。また、タッチによって必要なスケジュールや予算が変わることもあるため、事前の確認が必要です。 

そのため、あらかじめ絵コンテのタッチサンプルや価格表を取り寄せておくと、絵コンテ制作時のタッチサンプル確認がスムーズに進みます。
アクアスターのコンテタッチサンプル集・価格表はこちらからダウンロードできます。

コンテに関する資料はこちらから

 

スケジュールを早めに抑える

タッチが決まったら、次に重要なことはスケジュールの確認です。

タッチが決まっても、絵コンテの制作スケジュールを抑えられなければ意味がありません。選定されたタッチの制作会社やコンテライターに、打ち合わせや納品タイミングを含めたスケジュールの確認が必要です。その時に「サンプルで見た~のタッチで」と伝えることで、絵コンテの制作側はより詳細に工数が想定しやすくなるためお勧めです。 

特にプレゼンテーション前の絵コンテ制作は限られた期間で制作することが多く、希望のタッチを描ける方のスケジュールがいつのまにか埋まってしまっていた…ということも残念ながら少なくありません。そのため、大まかなスケジュールが決まった段階で打診することも効果的です。例えば、まだスケジュールの詳細が決まっていなくても現状の空き状況を確認するだけでも制作スケジュールの調整は各段にスムーズに行うことができます。

クライアントや商品の資料を共有する

タッチとスケジュールが決まればようやく絵コンテの依頼です。

絵コンテは、基本的にマンガのコマのような形でキーとなるカットを描いていきます。依頼の際には、一コマ一コマに対してアングルや人物の表情をどのように描いてほしいか…という説明を行います。その際に同じぐらい重要なものがCMで扱う商品やブランドに関する資料です。

例えば、CMで扱う商品と絵コンテに出てくる商品の大きさや形が実物と異なる場合、イメージが変わるだけではなく、クライアント側も懸念を持ちます。更に絵コンテを制作する側の目線としても、商品の画像や資料があることでよりイメージに沿った絵コンテがスムーズに制作可能です。特に自動車などは、様々なアングルから撮影した資料があるとより実物に寄せたイラスト制作を行えます。

チェックや修正のタイミングをすり合わせる

絵コンテ制作の作業は依頼した絵コンテが完成して終わりではありません。

プレゼンテーションに関わるメンバー内でチェックが必要です。そのため、修正が必要な場合も想定して、絵コンテ制作会社にあらかじめチェックのタイミングや「修正を依頼するかもしれない」スケジュールの共有を行います。このタイミングを共有しておかないと、修正が必要な時に他の絵コンテ制作に入っていて、すぐに作業に入れない…ということになりかねません。

絵コンテがいつチェックされて、修正がある場合にはいつ頃に連絡があるかを予め伝えておくことでトラブルを防ぐことができます。

仕上がったあとのフローも想定して、絵コンテ制作側と綿密にコミュニケーションを取ることで良い絵コンテの制作がスムーズに進められます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は絵コンテ発注の際に抑えておくべきポイントについて紹介しました。映像の内容をしっかりと伝えることはもちろんですが、タッチや資料・スケジュールについてポイントを抑えるとスムーズに「勝てる絵コンテ」の制作を行うことができます。

アクアスターでは創業以来絵コンテ制作に携わり、「勝てる絵コンテ」を広告代理店様やCM制作会社様に提供してきました。豊富な実績と経験をベースに、写真のようにリアルなタッチからアメコミ風・イラスト風等様々なタッチでの絵コンテ制作が可能です。

下記のページから絵コンテのタッチサンプルがダウンロードできますので、是非予めダウンロードの上絵コンテ制作のタッチ選定の際の参考にしていただければと存じます。

絵コンテのタッチサンプルはこちらから

また、アクアスターでは絵コンテのようなプレゼンテーション関連だけでなく、映像制作やWebサイト構築、SNSを活用したキャンペーン施策まで一貫してご提供できる体制が整っています。

「映像の制作からプレゼン用の絵コンテ・カンプ制作まで一貫してお願いしたい」
「動画サイト向けの映像の企画・制作からSNSキャンペーンを一緒に考えたい」
といった場合でも対応可能となっておりますので、お気軽にご相談ください。

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