【いよいよ開催!】大阪・関西万博で注目すべき最新デジタル技術
2025/04/10

いよいよ、4月13日(日)から開催される2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)まで1週間を切りました。日本の万博としては、2005年の愛・地球博から20年ぶりの開催となり、今回も万博を楽しんでもらえるよう様々な工夫が施されています。
このブログでは、大阪・関西万博で導入されている注目すべき最新デジタル技術についてご紹介できればと思います。行く予定の方をはじめ、デジタル技術について情報収集している方や、デジタル施策を検討中の方も含め、ぜひご覧ください。
※本ブログでご紹介するデジタル技術を活用した施策はアクアスターの実績ではございません。予めご了承ください。
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大阪・関西万博について
今回、大阪の夢洲で開催される大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。ユニバーサルデザインにも対応しており、全ての来場者に安心安全に楽しんでもらえるように調整されています。
開催期間は、2025年4月13日(日)~10月13日(月)と半年かけての開催です。
会場は静けさの森ゾーンやシグネチャーゾーン、コネクティングゾーンなど8ゾーンに分かれています。
大阪・関西万博におけるパビリオン
大阪・関西万博ではパビリオンも楽しむポイントの一つです。展示会や博物館で一時的に建てられるパビリオンは、当日登録だけでなく事前の抽選や申し込みにも対応しており、混雑が予測される中でもスムーズな誘導ができるように工夫が取り組まれています。
また国内・海外パビリオンの他、シグネチャーパビリオンも展開予定です。シグネチャーパビリオンでは、リアルとバーチャルを絡めた様々な施策を通して、テーマでもある「いのち」について考えられる空間が作られています。
EXPO2025デジタルウォレット
さて、大阪・関西万博では、最新デジタル技術が取り込まれているのも注目ポイントです。今回の万博では、EXPO2025デジタルウォレットという名のサーバー管理型のWeb、ブロックチェーンのWeb3の管理手法を用いたデュアル方式のウォレットアプリのサービスが提供開始されました。
下記は主な機能です。
「つかう」機能=ミャクぺ!
クレジットカードや銀行口座を紐づけた上で金額をチャージして活用する、万博独自の電子マネーです。
「ためる」機能=ミャクポ!
指定箇所で取り組みに参加してポイントを集めた後、オリジナルの景品と交換できる独自のポイントアプリです。ポイントによって大阪・関西万博のチケットとも交換できるメリットがあります。
「たのしむ」機能=ミャクミャクリワードプログラム
ミャクぺ!やミャクポ!、万博関連のイベントで得られる経験値によってGoldやDiamondなどのステータスが決まり、そのステータスによって特典を手に入れることができるプログラムです。
その他、あつめる機能の「ミャクーン!」やつながる機能の「事業連携サービス」があり、楽しむポイントが多くあります。キャッシュレス推進の一環として実施されているこのデジタルウォレットによって、実際に来場するだけでなく、会期前からでも万博のテーマを感じ・学んでもらえるような取り組みが展開中です。
バーチャル万博~空飛ぶ夢洲~
バーチャル万博~空飛ぶ夢洲~は、スマートフォン・タブレット、PC、VRゴーグルで楽しめる大阪・関西万博のバーチャル会場です。
来場者はアバターによってバーチャル内のパビリオンを巡ることができたり、夢洲会場で行われる特別イベントの様子がバーチャル万博で体験したりすることができます。
実際に夢洲から離れた場所にいたとしても、バーチャルによって万博を楽しむことが可能です。自動翻訳付きのチャットを通じ、海外の方とも会話することができるというメリットもあります。
大阪・関西万博 公式スタンプラリー
大阪・関西万博では、パビリオンをはじめ、施設をめぐりながら想い出を残せる「おすぞ!万博!」公式スタンプラリーが展開されます。スタンプラリーの設置場所は200個以上あるとのことです。実際にスタンプを押す形式だけでなく、バーチャル会場でもスタンプラリーが開催され、NETスタンプをゲットできる仕組みが用意されています。
さらに、EXPO2025 Personal Agentでは、来場者限定でEXPOクエスト(デジタルスタンプラリー)の機能が盛り込まれています。いくつかのクエスト(ミッション)をクリアすることでデジタルスタンプが完成できる仕様です。
今後、未来ではどのような社会になるかといったアイディアを募るクエストも用意されており、テーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を考えるきっかけ作りにも繋がっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、大阪・関西万博で注目すべき最新デジタル技術について紹介させていただきました。万博で楽しめる内容はもちろん、万博会場以外でもデジタルを活用して万博の魅力を体験できる施策や、ポイントや特典と連動した施策など幅広い領域でサービスを提供していることが分かります。
さらには、万博のテーマや認知を拡大させるためにも、デジタル技術を活用することは、多くの人に情報を発信できるというメリットがあると考えられます。
アクアスターでは、スタンプラリーやWEBコンテンツなどの施策についても企画提案から実施まで対応が可能です。デジタルを活用した技術について話を聞いてみたいという方や、既に施策を検討しており、相談事があるという方もまずはお気軽にお問い合わせください。