デジタル×イラストの親和性とは? コロナ禍で加速するARを活用した施策のススメ
2021/04/15
近年「AR」という言葉は新しく耳にするようになった言葉の1つではないでしょうか。2016年次には世界のAR市場規模は2.3憶ドルでしたが、右肩上がりを続け2022年次には16.7憶ドル規模だと予想され(注1)今後も多くの企業がPR施策に使用していくと考えられています。
そもそもARとは?
ARとは「Augmented Reality」の略で、日本語では「拡張現実」と訳されます。現実世界にコンピュータで+αの情報を与える技術で、デバイス画面上の現実世界に架空のデジタルコンテンツを加えることで現実を拡張します。
その中でもGPSなどのロケーション情報を使用する「ロケーションベースAR」とオブジェクト情報を読み込む「ビジョンベースAR」の2種に分けられますが、企業がプロモーションで使用されるのは「ビジョンベースAR」です。身近なところでは、ARが導入された商品パッケージはよく店頭でも目にするようになりました。
近年の動向
以前はリアルなイベントや店舗で体験出来る限定的なコンテンツとしてARが導入されることが多く店舗流入や販売促進で活用されていました。
一方、近頃はコロナ禍で様々な制限がかかり、その仕様も時代とともに変化を続けています。
AR技術を活用すると非接触で体験可能というメリットがあるため、特にエンタメ業界・美容業界では顧客満足度の向上や、新しいファンの獲得に効果的という点からニーズが高まっています。
ARとイラストの関係性
2016年に「Pokemon GO」がリリースされ、幼い頃の憧れだった現実世界にポケモンがいる感覚を味わった方も多いと思います。ARを介せば、2次元でしか会えなかったキャラクターと一緒に写真撮影をしたり、交流が取ることも可能になりました。
このように表現に制限がないイラストとARは親和性が高く、コンテンツのクオリティ部分にも大きく作用すると考えられます。
アクアではアプリダウンロードが不要なWebARの開発を自社で行い、企画立案からイラスト制作、実装までワンストップで対応しています。SNSでの拡散を狙える上、短納期での実装が可能ですので、新しいデジタル施策をご検討の際には是非一度弊社にご相談ください。
注1:総務省,「令和2年情報通信白書」,令和2年8月4日,
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd114110.html