アニメーションを活用した動画広告のメリットとは?
2024/09/20
今月のブログは主に動画広告そのものや動画広告を活用したプロモーションを中心に発信してきました。
現在、動画広告市場ではスマートフォン向けの需要が非常に高まっています。株式会社サイバーエージェントが2月に公開した調査内容*1資料を見ると、2022年には4,601億円だったスマートフォン向け動画広告の重要が、2023年には5,048億円とたった1年で市場規模が前年比約9.7%増と拡大していることが分かります。
そして、スマートフォン向けの動画広告において現在弊社宛へのお問い合わせが最も多いのが「アニメーション」を利用した動画広告です。
今回のブログではこの「アニメーション」を利用した動画広告について特徴を紹介します。これからPRや広報担当の方で動画広告の制作をご検討中の方はぜひご覧いただければと思います。
*1:サイバーエージェント、2023年国内動画広告の市場調査を発表
目次
アニメーション動画広告とは
アニメーション動画広告とは、一般的には「アニメーション」を用いながら制作される動画広告全般を指しますが、そのアニメーションという言葉が持つ範囲は非常に広いものになります。
いわゆるテレビや映画で見るようなアニメーションはもちろんですが、その種類は下記の通り多数に渡っており、目的やターゲット層、制作期間・費用によってアニメーションの種類を選択する必要があります。
- イラストアニメーション (複数のイラストを組み合わせ、活用して制作)
- ストップモーションアニメーション (ぬいぐるみや粘土でできたキャラを少しずつ撮影してつなげる)
- 3DCGアニメーション etc…
アニメーション動画広告のメリット
アニメーション動画広告は、自由な発想を基に幅広い表現を作り出すことができるため、実写では難しい表現も制作できる可能性があります。さらには要素を絞ってシンプルな表現にすることで、気軽に見られるような演出にすることで新規で視聴される数を伸ばすことも期待できます。
また、アニメーションの中にターゲットに訴求力のあるキャラクターを用いることは印象付けにも効果的です。
前段でも伝えたようにアニメーション動画広告の種類は多いため、事前に訴求したいポイントを明確にして、メリットを踏まえつつ目的に沿って制作することが求められます。
アニメーション動画広告の事例紹介
※以下2点の事例は弊社実績ではございません。ご了承ください。
損保ジャパン 自転車保険『UGOKU』
損保ジャパンの家族向け自転車保険「UGOKU」は、自転車事故などによって生じた相手側からの賠償、さらに自身のケガの補償が付いている保険です。「UGOKU」の特長である家族1人が加入していれば家族全員を補償する保険であること、子供が成長しても追加の手続きが不要であるというメリットを約2分間のアニメーション動画で表現しています。全編を通して親しみやすいタッチと整理された情報で構成されており、自転車保険を検討している視聴者が初めて動画を見ても大変分かりやすい内容となっています。
ゼスプリキウイ TVCM 2024『できることからはじめよう』
ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社では2024年8月4日「栄養の日」にちなんで、日本人の「栄養不良」にちなんだ内容の、ストップモーションアニメーションの動画広告をアップしました。
シリーズでおなじみのキウイをモチーフにしたオリジナルキャラクターたちが、多忙な猫のことを心配し「できることからはじめよう」という健康促進への想いが込められています。
このようにアニメーション動画ではオリジナルキャラクターを使い宣伝することも可能であるため、視聴者に親しみやすい動画を制作することができます。動画は公開から2ヶ月で600万回以上の視聴数があり、心温まるストーリーだというコメントも寄せられています。
アクアスターのアニメーション動画広告(事例紹介)
タカラトミー100周年記念アニメーション
アクアスタでは、こちらのアニメーションのデザイン・アニメーションの制作全般を担当させていただきました。
約2分のアニメーションで、タカラトミーの辿った100年を振り返るとともに次の100年への希望を込めた内容になっています。
JR西日本 移動生活ナビアプリ『WESTER』紹介動画
JR西日本が提供する移動生活ナビアプリ『WESTER』の紹介動画を全2話制作させていただきました。弊社では、イメージカラーを踏襲したキャラクターデザインから作画・動画編集まで一貫して対応を行っています。「いい意味でJR西日本様らしくないもの」を制作したいというご要望から、【初めての電車旅を楽しもうとするお嬢様】と【エスコートに奮闘するもドジをしてしまう執事】のコミカルな動画を展開しています。
YouTubeをはじめ、JR西日本の各駅や電車内広告にて公開されたほか、SNSでも話題にあがり、『WESTER』の認知拡大に貢献することができました。
まとめ
今回のブログでは動画広告の中でもアニメーション動画広告について紹介しました。
アクアスターでは各企業の課題を解決するため、アニメーション動画広告制作はもちろん、SNSの各媒体向けの動画制作も対応可能です。アニメーションだけでなく、実写映像の動画制作も行っているので、どういう企画が効果的か知りたい、見積もりが知りたいなど少しでも不明な点がございましたらお気軽にご相談いただければと思います。
また、アクアスターでは動画プロモーションに関して、今月9月19日から、「動画プロモーションで共感を得るための重要なポイント」について解説するウェビナーを開催しています。見逃した方に向けてのアーカイブ配信は9月30日から予定しています。最新事例をもとに、映像ディレクターも登壇してより具体的な内容となっていますので、ぜひご覧ください。