アクアスター技術ブログvol25 2024年お正月イラストのご紹介!
2024/02/01
皆さんこんにちは! アクアスター関西支社のイラストレーター本多です。 この度、今月5日に弊社公式Xで投稿したお正月イラストを制作しました!
今回の記事では、イラストの制作ポイントや意識した点についてご紹介します。具体的な技法や考え方についても紹介していますので、イラストレーターの方はもちろんデザイナーやアートディレクターの方もイラストを扱う際の参考にしていただければと思います。あけましておめでとうございます🐉
— 【公式】株式会社アクアスター (@aquastar_pr) January 5, 2024
アクアスターは本日から #仕事初め
本年もみなさまの
明日の生きる力になるような
一番星を目指して参りますので
よろしくお願いいたします🌟#企業公式つぶやき部 #企業公式が朝の挨拶を言い合う #描き始め #年賀イラスト pic.twitter.com/ocpGHBbP5H
目次
制作工程
今回のお正月イラストは2024年の干支である龍と女の子がモチーフになっています。
ラフの状態では大まかな構図を設計し、まずキャラと龍をそれぞれ制作します。最後にその2つを合成し、エフェクトや明るさや色味などの調整を行いました。
通常では龍と女の子はまとめてラフから線画、着彩へと進みます。しかし今回は龍と女の子をアップに描いたことで画面が埋まり、ラフの段階で圧迫感が感じられました。
そこで特に見せたい両者の瞳や顔周り・顔や装飾が他の部分の描き込みで埋まってしまわないように、別々に描くことで描き込み具合を調整しつつ、合成した段階で圧迫感を解消し、奥行き感を出すためにぼかしなどの技法を使いました。
この制作工程の中では大きく3つのポイントについて意識して制作しました。
- 流行の絵柄を意識したこと
- 目線の誘導
- 龍を格好良く見せる
以下でそれぞれについて詳しくご紹介させていただきます。
制作時のポイント
流行りの絵柄を意識
まずこのイラストはSNSでの発信ということもあり、より多くの方に届けられるような作品を目指しました。そのため、流行りの絵柄を意識したこともポイントです。
現在の流行りの絵柄については、【イマドキのイラストの傾向とは?-光の当たり方編-】【イマドキのイラストの傾向とは?-目の描き方編-】で詳しく解説させていただいているのですが、大きく下記のような特徴が挙げられています…!
【線の描き方】
均一ではなく太さに強弱をつけた線で描くことで、見せたいところをしっかりと見せる点も特徴です。さらに人物を描く場合には、線の色味として橙色や赤色となじませることで肌の温かみや透明感が演出できます。
【目の描き方】
キラキラ感・透明感を高めて目の情報量を増やすことも流行りのイラストでよく見る特徴です。具体的にはアイラインは黒一色にせず白抜きを入れて反射光を表現したり、瞳の境界線をあえてぼかしたり、リアルさと透明感を演出するようなものを多く見かけます。
【ライティング(光の当たり方)】
現在流行のイラストは、被写体の上からのライティングが多い傾向にあります。以前までは逆光(被写体の後ろから)や斜光(被写体の斜めや横からの光、サイド光)といったダイナミックな印象になるライティングが主流でした。
しかし、現在では上からの光にすることで、デフォルメされがちな鼻のニュアンスを表現したり、前髪の影を落したりすることで、華やかさや透明感を演出しているようです。
具体的には、主に「目の描き方」と「ライティング」について工夫しました。
まず、目に関しては肌に馴染むように上から肌色を柔らかく入れることで透明感を出すことを意識しています。キャラクターイラストの中でも目やその塗り方はイラストの中でも重要な要素の一つです。今回は流行りの絵柄やテイストを意識した技法を使っていますが、描きたいテイストに応じて技法を変えることも重要だと思います。。
ライティングに関しては最近の流行でもある上からのライティングを採用していること、さらには龍とキャラクターの背後からの光、「逆光」にすることでキャラクターのシルエットや細部を際立たせ、ハッキリとした印象で格好良く見えるように意識しています。
流行の絵柄を意識したライティングや目の描き方に関しては下記のブログでもご紹介していますのでぜひご覧ください。
目線の誘導
今回は特に目線の誘導にも注意しています。特に見てほしい顔周りや細かく描いた部分に自然と目が向かうように制作しました。「目線の誘導」を行うためには、見てほしい部分以外の情報量を減らし自然とそこに視線が向かう見せ方が重要です。
今回のイラストでは画面の四隅をぼかして意図的に情報量を減らし、中央の顔周りに目線が向かうように意識しています。また、馴染みやすいグレーの色を入れ込むことで自然な形で情報を減らす工夫を施しました。キャラクターの位置関係や奥行き感を意識しながら制作しました。
龍を格好良く見せる
年始のイラストということもあり、今年の干支である龍をいかに格好良く見せるかという点も意識しました。
龍のイラストといえば躍動感のある構図や吐き出す炎等のエフェクトで迫力や格好良さを演出するケースが多くあります。しかし今回はSNSでの投稿ということもあり、スマートフォンでの閲覧を意識して縦型の構図を採用しています。そのため、横に広がる力強い構図やエフェクトが入れづらいこともあり、龍の顔周りの描き込みを増やして迫力を出しています。
また、龍と女の子の目線の高さを合わせることで両者の目がこちらを向き、より迫力が出るように意識しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は弊社公式Xアカウントで投稿したお正月イラストについて、制作上のポイントをご紹介しました。Xでは社内のイラストレーターが様々なイラストを定期的に投稿しています。また、今回ご紹介したようなイラストに関するノウハウも分かりやすく解説していますので、ぜひフォローしていただければと思います。
投稿しているイラストを見て頂けると分かるように、弊社では様々なタッチでのイラスト制作が可能です。企画やコンセプト、ターゲットや媒体に応じて最適なタッチと制作方法を提案させていただきます。下記のページで弊社のイラスト制作についてご紹介していますのでぜひご覧ください。
また、イラストに限らずアニメーションなどの映像制作からAR/VRコンテンツの企画開発も行っております。共通してそのビジュアルづくりの強みを活かして、ワンストップでの提供を行っています。
「現状のサイトのビジュアルをガラッと変えたい」
「若年層の採用を強化するためのコンテンツを考えてほしい」等
まずはお気軽にお声がけ頂ければと思います!