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「VR」と「メタバース」のよくある勘違い

2023/07/25

202111月に大手IT企業である当時のFacebook社が社名をメタバースに由来する「Meta」という社名に変更したことで、「メタバース」という言葉は一気に話題になりました。
また、自社で発売していたVR用デバイス「Oculus Quest」も「Meta Quest」へ名前を変更し、「メタバース」と「VR」への本格的な取り組みが始まっています。

このメタバースとVRは同時に語られることが多いため、混同して捉えてしまうことが少なくありません。今回のブログでは改めて2つの言葉の意味や勘違いしやすい点や抑えておきたい違いをご紹介します。特にVRやメタバースに関連する企画やコンテンツをご検討の方は是非参考にしていただければと思います。

VRとメタバースの定義

まずVRとメタバースの定義について改めて確認したいと思います。

VRとは

VRとは英語の「Virtual Reality(仮想現実)の略称です。新しい技術のため様々な定義がなされていますが、一言で言えば「現実空間とは別の現実を模した世界を体験させる技術」の総称として使用されています。冒頭でもお伝えした「Meta Quest」のようなヘッドマウントディスプレイ(以下HMD)を活用して体験することが主流です。

VRの基本的な内容に関してはこちらのブログでもご紹介していますので是非ご覧ください。

メタバースとは

メタバースは元々1990年代に発表されたSF小説の中の言葉と言われています。この言葉は「宇宙」や「世界」を意味する「Universe」と「超越」の「Meta」を組み合わせた仮想空間を表す造語でした。この小説の中では人々がアバターを介してコミュニケーションをとっており、まさに現在私達が想像するメタバースの原型と言えます。

この言葉も現在様々な定義づけが行われていますが「アバターを介してコミュニケーションを取ることができる仮想空間」という点は共通しています。その意味では複数のプレイヤーが参加するオンラインゲームもメタバースの一つとして捉えられています。現在メタバースではオンラインゲーム型やSNSのようにコミュニケーションを重視したもの、メタバース空間内でNFTなどの資産のやりとりを重視するタイプが主な種類です。

現在アクアスターではメタバースを活用した展示会コンテンツの企画・開発を行っています。

2023125日に開催された『Yahoo! JAPAN MARKETING DAY 2023』では、専用のバーチャル空間を総合制作致しました。こちらのページではこちらの事例やメタバースを活用したバーチャル展示会のソリューションについてご紹介していますので、是非ご覧ください。

VRは「技術・仕組み」でメタバースは「空間そのもの」

HMDを使ってメタバースを体験できる点や「仮想空間」というキーワードが共通しているため、「VR=メタバース」と勘違いしてしまうことが少なくありません。しかし、前段の定義を改めて確認すると分かるように、VRは仮想空間を体験するための技術の総称であり、メタバースは空間そのものを指しています。

VRはメタバース以外の仮想空間の体験が可能です。
分かりやすい例としては、VRゲームコンテンツが上げられます。ゲームを遊ぶための仮想空間の中で、他者とのコミュニケーションを介さずにオフラインでも遊ぶことも可能です。(もちろんオンラインで他のユーザーと対戦したり、交流したりすることができるゲームもあります)

VRを使わない「メタバース」もある

次によくある勘違いとして「VRを使わないとメタバースを体験できない」というものが挙げられます。確かに、VRを使うことで更に没入感のあるメタバースを体験することは可能です。しかし、定義を広く捉えればVRを使わずに体験できるメタバースもあります。

身近な例として挙げられるのが『あつまれどうぶつの森』『Minecraft』『Fortnite』と言ったメタバースの特徴である「オンラインでアバターを介したコミュニケーション」が可能なゲームです。これらのゲームはNintendo Switchのようなゲーム専用機やPC、スマートフォン等のデバイスを使うことで体験できるメタバースと言えます。

プレイヤーはゲームの世界の中で自分のアバターを通して、家を作ったり冒険やコミュニケーション楽しんだりします。また、自分がゲーム内で作ったアイテムを交換する等、現実世界のような擬似的な経済活動を行うことも可能です。

特に『Fortnite』は20233月の時点でユーザー数が5億人と開発元CEOが報告しており、世界でも最大級のメタバースとしても様々な企業や団体からも注目されています

コカ・コーラ社はこのFortniteの世界観をベースにした新商品「Cola Zero Sugar Byte」を開発し、ゲーム内に新商品専用の空間を作ることで現実世界とFortniteのメタバース世界を連動させたプロモーション活動を行いました。

このようにメタバースは企業の営業活動やプロモーションの場としても注目を集めており、現在アクアスターではメタバースを活用したオンライン営業支援ツール『バチャテン』をリリースしています。バーチャル空間を活用した展示会やショールームが可能になりますので、ご関心のある方は是非こちらもご覧ください。

オンライン営業支援ツール『バチャテン』はこちらから

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はVRとメタバースで勘違いされやすい点についてご紹介しました。繰り返しにはなりますが、2つとも現在も研究や開発が進められている進化中の技術です。その為、大手企業や国等の機関によってその定義や捉え方が異なっている現状があります。ここで重要なことはあまり狭い定義のみで捉えるのではなく、それぞれの基本的な特徴や違いを踏まえた上で理解し、活用していくことです。

アクアスターでは、これまで様々なVRコンテンツやメタバースを活用したソリューションをご提供してきました。その中でも特に先程も紹介したメタバースを活用した「バーチャル展示会」等の営業支援は多くのお客様に好評を頂いております。

営業手法のDX化や有効な商談に進められるリード顧客の効率的な接触をご検討の方は資料請求やお問い合わせも可能ですので、是非下記のサイトをご覧ください。

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更に、この「バチャテン」を使い『デジタル×ビジュアル』をテーマとした様々なソリューションをご紹介する「デジタルコミュニケーションバーチャル展示会」を20239月より開催致します。事前登録無料、オンラインでどこからでも参加が可能な展示会となっております。各種資料やサンプルもお持ち帰りいただけますので、是非お越しください!

第4回デジタルコミュニケーションバーチャル展示会についてはこちらから

また、VRやメタバースをより価値のある体験にするためにはビジュアル表現や興味をもたせる仕掛けが必要です。コンテンツの開発だけでなく、イベントやキャンペーン全体の企画から様々なツール・ビジュアルの実制作まで社内で対応できる体制を整えております。

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オンラインをはじめ、リアルイベントも含めて対応させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。

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