資料作成、画像処理、着彩まで! 「マッカー」に任せられる業務を紹介
2023/06/15
広告業界で重要な業務の一つにプレゼンテーションがあります。
プレゼンテーションは、クライアントへの広告企画の提案や、社内コンペ等様々な場で求められます。アイデアを練ったりデザインとして形としたりすることはもちろん、それらをプレゼンで伝えるための資料を作ることが非常に重要です。しかし、内容を詰めることに時間を割くとなると、資料作成には中々手が回らない…ということも少なくありません。
アクアスターが提供するサービスの一つに、プレゼンテーション時の作業をサポートする「マッカー」の手配があります。今回のブログではこの「マッカー」がどんな業務に対応しているかをご紹介します。
プレゼンに関する準備で手が回らないという方や、マッカーという言葉は聞いたことがあるけれど実際に依頼したことが無い…という方も是非参考にしていただければと思います。
何故「マッカー」と呼ばれるのか?
マッカーは元々「マックオペレーター」の略から生まれた言葉です。広告業界の中でPCを使った資料作成、デザイン作業が一般的になりはじめた時にMacを使用することが多かったため、この呼び名が定着しました。現在ではWindowsで作業を行うこともありますが、その名前だけが残って「マッカー」と呼ばれています。
マッカーの業務範囲
ではそのマッカーは、どの様な業務を行うのでしょうか。
大まかにプレゼンテーションの準備…といってもその内容は多岐にわたります。
ここでは大きく4点に分けてご紹介します。
絵コンテレイアウト
広告のプレゼン、特にCMを提案する場合には絵コンテが必要になります。
絵コンテは映像の流れや演出内容を説明するために、イラストや文字を組み合わせて説明する設計図のようなものです。プレゼンの際には下記のサンプルのように、ポイントとなるカットを拡大したりセリフや効果音、演出の説明をテキストで効果的に配置したりするなど、CMの完成形をより想像できるように構成します。
この絵コンテのレイアウトを行うこともマッカーの業務の一つです。IllustratorやPhotoshopといったソフトを活用して、CMディレクターの演出意図が伝わる効果的なレイアウトを行います。
資料レイアウト
プレゼンテーションの際には、CM以外のグラフィックカンプやコピー案といったクリエイティブに関わるものから、市場調査や競合分析といったマーケティングに関わる資料など絵コンテ以外にも様々な資料が必要です。
一般的にはこれらの資料をPowerPointやKeynoteといったスライド制作資料まとめます。この資料を分かりやすく、統一したトーンでレイアウトすることもマッカーの業務の一つです。異なる部署や複数の職種のメンバーが資料を制作することもあり、様々な形式やフォントで制作されていた資料を指定のフォーマットに落とし込む作業を行います。
画像処理
Photoshop等を使用した画像処理もマッカーの業務範囲の一つに挙げられます。
例えば、資料内で使用するために商品やタレントの画像の切り抜くこともがその一つです。また、グラフィックカンプ等で街の写真にポスターを合成してイメージ画像にする「画像合成」等を行うこともあります。画像素材の色味を調整したり、切り抜いた商品を別の画像に合成したりするなど様々な作業が想定されます。
マッカーの多くはグラフィックデザイナーとしての知見も持っているため、プレゼンの意図を汲みながら作業を行うことが可能です。
絵コンテの着彩
絵コンテに関わる作業ではレイアウト以外にも色を付ける「着彩作業」に携わることもあります。
例えば、専門の絵コンテライターに描いてもらうが、着彩まで依頼する時間が確保できない…という場合にもマッカーが着彩担当として入ることもあります。どうしてもカラーでプレゼンは行いたい!という場合には、コンテライターが描いた線画の絵コンテにマッカーがPhotoshop等で簡易的に着彩をして体裁を整えます。
場合によってはマッカーが前述の絵コンテレイアウトと併せて着彩を担当することで、作業を効率的に行うことも考えられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はマッカーの業務範囲について紹介しました。あらため下記にまとめてさせていただきます。
1:IllustratorやPhotoshopを活用した絵コンテレイアウト
2:PowerPointやKeynoteでプレゼン資料のレイアウト
3:画像の切り抜きや合成と言った画像処理
4:モノクロの絵コンテに色を塗る着彩作業
まだプレゼン作業でマッカーに依頼したことが無かった…という方も、是非参考にしていただければと思います。また、「こんなことまでできるんだ!」と初めて知った方も多いかもしれません。
注意点としては、マッカーは一人ひとりによって得意分野等も異なります。その為、依頼時には「絵コンテレイアウトをお願いしたい」「画像処理と着彩をお願いしたい」といった形で、お願いしたい業務をあらかじめ明確に伝えておくことが重要です。そうすることで最適なスキルをもったマッカーへの依頼が可能となります。
アクアスターではこのマッカーの手配に関して、30年近く広告業界のお客様に向けて展開してきました。在籍10年を超えるマッカーも複数在籍しており、広告業界やプレゼンテーションの場の経験値が豊富なことが特徴です。求められる作業やスケジュール等調整の上最適なマッカーを迅速に手配しております。下記のページで弊社マッカー事業に関してご紹介しておりますので、是非ご覧ください。
また、アクアスターではマッカー以外だけでなく絵コンテやカンプと言った「勝てるプレゼン」をサポートするソリューションを提供しております。さらに、プレゼンテーション後のフィニッシュワーク、グラフィックや映像制作まで一貫して対応することが可能です。企画段階からプレゼン、フィニッシュワークまで一貫した制作体制を構築できるパートナーとなっております。過去の実績やサンプルなども多数揃えておりますので下記のページから是非お気軽にご相談・お声がけください。