Z世代からα世代を魅了! カラフル&ビビットなテイストが特色 「パレットタッチ」を紹介!
2023/05/02
以前ご紹介した「日本画タッチ」や「サクラタッチ」の様に、アクアスターでは様々なタッチでイラスト制作を行っております。
今回のブログでは、先日よりタッチサンプルダウンロードが開始された「パレットタッチ」についてご紹介します。
「パレットタッチ」は特に若い世代やカルチャー感度の高い層へ向けた新しいタッチです。このタッチが持つ魅力や広告物としてのメリットについてもお伝えしますので、是非参考にしてください。
目次
パレットタッチとは
下記のイラストをご覧ください。
こちらはテレビ東京系列でも2022年に放送された[CHANGE MAKER U-18 未来を変える高校生 日本一決定戦]の広告用イラストです。TVCMでも使用されていましたので、もしかしたらご覧になられた方もいらっしゃるかもしれません(アクアスターではメインビジュアルをはじめとして、ロゴやポスターデザインも担当させていただきました。詳細はこちらをご覧ください。)
このイラストで採用されたタッチが「パレットタッチ」です。「未来を変える高校生」というタイトルに相応しく力強い印象と、高校生に魅力的に感じてもらうビジュアルを目指してこのタッチが採用されました。イラストをご覧になっていただくと分かるように、アニメや漫画風に描かれたキャラクターに、赤・青といったビビットな色で彩られていることが「パレットタッチ」の特徴と言えます。
パレットタッチの特徴
カラフルな配色
「パレットタッチ」は絵の具で色を塗る際に使う「パレット」から命名されました。
皆さんも学校の図画工作の時間に様々な色の絵の具を乗せて描いた記憶があると思います。
「パレットタッチ」はこのパレットの様に、カラフルな色使いが特徴です。
アニメ・マンガのテイスト
先程も少し触れましたが、アニメやマンガのテイストを盛り込んでいることも特徴です。人物の造形は目や鼻ははっきりと大きく描かれて、表情が分かりやすくメッセージ性の強いイラストになります。また、アニメやマンガのキャラクターが髪の色や服装のデザインでその人の個性を表すように人目でそのキャラクターが分かるようなデザインにできることも特徴です。
パレットタッチの魅力・訴求ポイント
今回取り上げた「CHANGE MAKER U-18」のビジュアルの様にパレットタッチはZ世代を中心とする若者向けのビジュアルと訴求力が高いことが特徴です。
Z世代とは
Z世代は、主に1997年から2012年に生まれた世代を指します(定義によっては1996年から2012年や1996年から2015年など、多少の違いがあります)。Z世代は生まれたときからインターネットが普及しており、デジタル技術に親しんだ「デジタルネイティブ」な世代とも言われています。
情報収集に関しては検索エンジンから個人間で繋がるSNS、映画や音楽といった文化への接点はサブスクリプションサービスとなったことでより世代や地域を超えて様々な情報に触れてきていることも特徴です。いくつかその代表的なキーワードをご紹介します。
Y2Kファッション
- 2000年代に流行したスタイルを指します。
- クロップド丈のトップス、ミニスカート、ローライズデニム、厚底シューズなどが特徴です。
- カラフルなミニバッグやキッチュなヘアアクセサリーも再燃しています。
ニュートロ
- 韓国発祥のトレンドで、「new」と「retro」を組み合わせた言葉です。
- 未体験の時代のものでありながら、懐かしさを感じるアイテムを指します。
- レコードやフィルムカメラ、純喫茶のメロンソーダなどが人気です。
平成レトロ
- 平成時代に流行したアイテムが再び注目されています。
- 「たまごっち」や「フィルムカメラ」、「カセットテープ」などが実際に使用していた
上の世代も巻き込んで盛り上がりを見せています。
Z世代のトレンド:カラフルなテイスト
特に2022年頃からZ世代を中心としたデザインのトレンドに、ビビットな色使いがあります。そこでは特徴的な平成レトロブームや、ジャケットのデザインがカラフルなで印象的なシティポップの再流行が象徴的です。
鈴木英人×ビューティ&ユース、夏の恒例コラボTシャツが今年もエモい!▼
▶︎▶︎▶︎ https://t.co/2ZsOdZayai
80年代より山下達郎のレコードジャケットや、FMステーション誌のカバーデザインなどを飾ってきた鈴木英人氏。2018年より続く人気企画で、毎年楽しみにしているファンも多いはず。 pic.twitter.com/loFvolIu2j
— 集英社UOMO(ウオモ)編集部 (@UOMOshueisha) April 19, 2023
(こちらのイラストは弊社の実績ではありません)
シティポップを代表するアーティストの一人である山下達郎さんのレコードジャケットを多く手掛けた鈴木英人さんの作品は現在も注目されています。
パレットタッチ描かれるカラフルな世界観は若者にとっても新鮮にかつ現在進行系で魅力的に映るものになります。
カルチャー感度の高い、発信力のある層へリーチ
かつてアニメやマンガは「サブカルチャー」という言葉で呼ばれることもありました。
しかし現在では最先端のカルチャーとして捉えられています。ミュージシャンのPVではアニメが多用され、有名アパレルブランドはマンガとコラボした事例も今では当たり前になりました。
特に若者世代にとってはSNSを通して同じ作品が好きなファン同士で繋がるなど、コミュニケーションに欠かせないものになっています。
アニメのOPにも採用されているYOASOBIの『アイドル』のPVはアニメーションで制作されており、公開6日で驚異の2000万再生を超えており注目されています
(こちらのアニメーションは弊社実績ではございません)
広告においても直接有名な作品コラボしたものからアニメ・マンガテイストでイラストやデザインを制作することも多く、その高い効果が注目されています。パレットタッチはアニメやマンガの文脈を取り入れることで、カルチャー感度の高い層やSNSでの発信力が強い層にも有効です。
スマートフォン、SNSを中心とした視認性の高さ
トレンドでもあるカラフルな色使いは先程取り上げSNSの中での展開で有効です。多くの情報が早いスピードで流れていくSNSのタイムラインの中では、いかにパッと目を引くデザインになっているかが重要です。パレットタッチはそのカラフルな色使いで非常に視認性も高くSNSでの発信やスマートフォン向け広告採用されています。
また、従来のOOHなどの大型広告においても街中で思わず足を止め、写真に撮りたくなるような注目されるビジュアルといえます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は弊社のパレットタッチについてご紹介しました。
・カラフルな色使いとアニメ・マンガテイストが特徴のパレットタッチ
・Z世代を中心とした若者世代やカルチャー感度の高い層へ訴求可能
・SNSから屋外広告まで様々な媒体で、視認性の高さが期待できるビジュアル
最近では自治体や行政、教育機関といったクライアントの広告でパレットタッチのような若者向けのビジュアルのご相談、お問い合わせをいただく事が増えてまいりました。今回取り上げたパレットタッチが気になった方は下記のページから是非タッチサンプルをダウンロードしてみてください。
「パレットタッチ」のサンプルはこちらから
また、アクアスターでは「パレットタッチ」をその色味やテイストをターゲットに併せて細かくご提案することが可能です。
「自社商品をアピールするビジュアルをパレットタッチで描いてもらいたい」
「パレットタッチのテイストを複数パターン提案してほしい」
以上のような細かなご相談にも対応かのうですので、是非お気軽にご相談ください。
制作に関するお問い合わせはこちらから