「日本画」「浮世絵」が持つ高い訴求力とは? 活用するポイントや事例を紹介!
2024/01/09
新年を迎えると日本国内ではお正月や初詣、初売りといった伝統行事が行われます。それに伴ってTVCMやWeb広告等でよく見受けられるのが日本画や浮世絵タッチの伝統的なビジュアルです。近年では年末年始に限らず、伝統的なビジュアルが最新の技術や人気コンテンツと組み合わせられたりや、インバウンド観光客を意識した広告でも採用されるなど改めて注目されています。そこで今回のブログでは日本画や浮世絵といった伝統的なビジュアルを活用した広告・プロモーション等の事例とそのポイントをご紹介します。
目次
幅広い年齢層に訴求する【大手サブスク3社による合同年賀状】
https://t.co/3WeZGiXpjV
大手サブスクサービスの「PlayStation Plus」、「Netflix」、「Spotify」は2024年1月3日、読売新聞朝刊に合同の年賀状を掲載しました。— AdverTimes.(アドタイ) (@advertimes) January 3, 2024
2024年1月3日の読売新聞朝刊に掲載され、話題になったのが大手サブスク3社合同で制作した年賀状です。この年賀状は2024年の干支である竜をモチーフに伝統的な屏風絵や和紙の切り絵を彷彿とさせるタッチで描かれています。
日本人に昔から馴染みのあるタッチで描くことで、サブスクへの加入や認知が広まっていないシニア世代にも訴求できる点が特徴です。さらには媒体として新聞広告を採用することでより広い地域やネットに触れる機会が少ない層にも改めてアピールできることもポイントと言えます。
新たなジャパンカルチャーの発信【くら寿司 原宿店】
【ワクワク】「世界一映える寿司屋」くら寿司、原宿店がオープンhttps://t.co/3LqZyU1kvS
店内に“スイーツ屋台”を併設。天然着色料によるピンクと黄色の2色の生地を使用したクレープを提供する。9日よりオープン。 pic.twitter.com/liUmqCElYu
— ライブドアニュース (@livedoornews) December 9, 2021
インバウンド観光客へのアピール方法として、海外でも認知度の高い浮世絵の活用は様々な場面で行われています。
大手回転寿司チェーン店の「くら寿司」では2021年12月にグローバル旗艦店として3店舗目となる原宿店をオープンしました。「日本の伝統文化×トウキョウ・ポップカルチャー」を内装のコンセプトとし、提灯や屋台といった伝統的なモチーフを現代的にアレンジしたデザインが特徴です。若い世代、特にSNSを活用するZ世代を意識したフォトスポットも店内に配置されており、巨大な浮世絵が展示されています。
この店舗は対外的にも高く評価されており、2022年10月には世界三大デザイン賞の一つ「Red Dot Design Award 2022」Brands&Communication Design部門で最優秀賞「BEST OF THE BEST」を受賞*1しています。
コロナ禍以降の所謂「リベンジ消費」を見越したこの店舗は戻り始めたインバウンド観光客だけでなく日本の若い世代の客も多く見受けられ、巨大な浮世絵の前で撮影した写真がSNS等で広がっています。
*1: https://www.kurasushi.co.jp/author/004105.html
インパクトのある訴求【西武鉄道の浮世絵ポスター】
浮世絵などの伝統的なビジュアルは時に、現代人にとってインパクトのある表現として強く訴求することができます。
浮世絵ポスター、海外進出 マナー啓発でマンネリ打破https://t.co/fqrZyhwhuu
→西武鉄道が、電車内の座席の占拠やホームでの「歩きスマホ」など乗客のマナー向上を呼び掛けるために作成したポスター
→英博物館は「日本の伝統と現代が調和し、素晴らしい」と評価して3月から展示を開始 pic.twitter.com/9e5g4PeRjD— 産経ニュース (@Sankei_news) April 10, 2019
各公共交通機関では乗車時のマナー向上を呼びかけるために、日々様々なPR活動を行っています。しかし、どうしても各社が同じような表現が続いてしまい差別化が難しく「マンネリ化」してしまうことが共通の課題でした。
2016年から3年間に渡って西武鉄道ではこのマナー向上のPRの一環として浮世絵をモチーフにしたポスターを展開しました。電車における様々なシーンを浮世絵でユニークに描くことで非常にインパクトの強い表現となっています。
このポスターは日本人だけでなく当時爆発的に増え続けていたインバウンド観光客へのPRも目的としており、大きな話題を呼びました。その結果、「日本の伝統と現代の調和」と評され、ロンドンの博物館で2019年3月から展示されるなど海外でも高く評価されています。
アクアスターが描く伝統的な作風のタッチ
アクアスターではこれまで多くの案件で日本画や浮世絵、墨絵タッチのイラストを提供してまいりました。本来は版画や墨などのアナログな手法で制作していたものですが、フルデジタルでタッチを再現することで様々な媒体でも活用されています。
ポケマス1周年おめでとうございます🎉
社員ファンアート1枚目✨
コルニ&メガルカリオをクールに墨で!命爆発・・!#ポケマス #ポケマスEX #ポケマスアート #ポケモン #コルニ #メガルカリオ #illustration pic.twitter.com/5KfqVJgqXW— 【公式】株式会社アクアスター (@aquastar_pr) September 16, 2020
近年では様々な人気IPを日本の伝統的なタッチで描くなど、ニーズに応じて最適な手法を提案、制作しております。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は日本画や浮世絵と言った日本の伝統的なビジュアルが活用された事例やそのポイントについてご紹介しました。古くから親しまれてきたテイストで幅広い世代に訴求するだけでなく、海外や若い世代にもインパクトのある表現も同時に可能にする貴重な表現手法と言えます。
アクアスターではこの伝統的なタッチもニーズに応じて様々な形でのタッチ提案から制作まで可能です。社内には日本画等の伝統的な手法を美大で履修したイラストレーターも多く、これまで多数の実績を重ねています。下記のページではこの日本画や浮世絵と言った伝統的なタッチを集めたサンプルが無料でダウンロードすることができますので、是非ご覧頂ければと思います。
また、イラスト制作に加えて伝統的なタッチで構成された映像やWebサイト、ARコンテンツ開発も同時にご提案が可能です。多彩なタッチを描くことができるイラストレーターが社内にいる弊社だからこそのビジュアルにこだわったデジタルコンテンツをご提供します。是非お気軽にお問い合わせください。