2025年上半期 SNSで話題になった動画広告(CM/企業VP)
2025/08/04
2025年も半年過ぎ、上半期にはSNS上で、さまざまな動画広告が公開されました。注目を集めたものから話題性の高かった動画広告まで幅広く登場しています。
今回のブログでは、その中でも2025年上半期にSNS上で話題になった動画広告を、いくつかピックアップしてまとめています。動画施策を検討している方や既存施策をブラッシュアップしたいという方はぜひご覧ください。
目次 [非表示]
SNSで動画広告を発信するときのポイントとは？
SNSは、動画広告の訴求ができるプラットフォームとしても有効です。今回は以下2点のポイントについて紹介いたします。
ターゲット層と親和性のあるキャラクターとのタイアップ
世の中には、膨大な動画広告が公開されていることから、ターゲット層に動画広告が届かない懸念点もあります。そこで有効な施策のひとつとしてターゲット層との親和性の高いキャラクターとのタイアップが挙げられます。キャラクターのファンに自然と訴求することができるので、新たなターゲット層を獲得できるのもメリットです。
ユーザーを引き付ける“少しずつ”見せる演出
公開される前から話題性を高める手法として関連情報を段階的に公開するプロモーションも効果的です。
例えば、キャスティング発表時にSNS上で「誰が出演したのか」を、クイズ方式でユーザーに問いかけ、少しずつヒントを明かしていく演出を行えば話題性が高まる期待ができます。
事例紹介
紹介する下記事例はアクアスターの実績ではございません。予めご了承ください。
ハローキティとミャクミャクのコラボCM「万博はたくさんの感動が集まる場所」篇
現在大阪では、「EXPO 2025 大阪・関西万博」が開催中です。今年４月の開催初日にYouTubeで公開された動画広告「万博はたくさんの感動が集まる場所」篇では、公式キャラクターでもあるミャクミャクとハローキティが登場し、話題になりました。そのほか「万博って何のためにやるの」篇など、複数のエピソードが公開されており、万博へ行こうとしている方はもちろん、幅広い世代に人気があるハローキティのファン層に向けた訴求にもなっています。前回の大阪万博では、77ヶ国が参加したのに対して今回は150ヶ国以上の参加していることが動画を通して分かり、万博の見どころが端的に理解できるようになっています。
SNS上では「ミャクミャクの声を聞けたのが新鮮だった」という感想の投稿も見受けられました。
やかんの麦茶／もうひとつのクレヨンしんちゃん実写CM
日本コカ・コーラ株式会社から発売している【やかんの麦茶】では、「クレヨンしんちゃん」の家族キャラクターを実写化し、YouTubeやInstagramでショートムービー「やかんの家族だゾ」を公開中です。
2025年4月9日の実写化ショートムービー公開日に向けて、Instagramでは、キャスト情報のヒントを少しずつ公開していく形で発信することで話題になり、「クレヨンしんちゃん」初の実写化CMとしても注目を集めました。
森永乳業コラボCM／やさいジュレ ぷしゅぷしゅと赤いやさいたち篇
民法初の乳幼児向けの番組として知られる「シナぷしゅ」は、森永乳業の商品「やさいジュレ」とのコラボCMを公開しています。この森永のジュレシリーズは、1歳頃の子供から自分で持ちながら飲める商品です。
「シナぷしゅ」と商品のターゲット層の親和性が高く、「やさいジュレが1歳から飲める」と知らなかった層への訴求にも効果があると考えられます。
旭化成企業CM「熱すぎる内川」篇
旭化成株式会社では、今年5月に企業CMとして事業の一つである「グリーン水素プロジェクト」に従事している社員を焦点にした「熱すぎる内川」篇を公開しました。
キャリア採用で入社した社員に、グリーン水素プロジェクトの社員を紹介するストーリー仕立ての内容です。
30秒の動画で、事業説明をインパクトに伝えられるようになっています。
まとめ
今回は、2025年上半期/SNSで話題になった動画広告においてCMや企業が自社商品やサービスなどを発信するために制作される企業VPのポイントから事例まで紹介させていただきました。
動画広告の短い時間の中でもインパクトあるように設定から動画構成までさまざまな点で工夫が施されていることが見受けられます。ターゲット層に合わせたタイアップ先を決めることもポイントであると考えられます。
アクアスターでは、動画広告の企画提案から制作まで対応しています。
SNSで公開する動画広告を検討している方や動画を活用したプロモーションを企画したいという方はぜひお気軽にお問い合わせください。
