キャラクター×動画で訴求力を上げる!その理由や事例を紹介
2024/01/18
株式会社矢野経済研究所の調査*1によると2023年度の日本国内におけるキャラクタービジネスの市場規模は2兆6,508億円となり前年度比で前年度比101.4%と予測されています。
キャラクタービジネスは10年以上増加傾向にある点に加え、キャラクターを活用したマーケティング効果も合わせて考慮すると人々の生活にも大きな影響を与えている分野の一つと言えます。
特に日本国内ではキャラクターを活用したPRやプロモーションが盛んに行われていることも特徴で、企業がオリジナルのキャラクターを作るだけでなく自治体や学校といった公共団体もキャラクターを活用したPR活動が盛んです。
そしてこのキャラクターの活用として切り離せないのが動画を活用した施策です。
今回の記事ではこのキャラクターの動画活用に関してそのメリットや抑えるポイントを事例と合わせてご紹介します。キャラクターを活用した新しい切り口をご検討中の方や、動画を使った施策を検討中の方はぜひご覧ください。
*1:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3292
目次
キャラクターと動画を組み合わせるメリット
キャラクターは動くことで魅力が引き出される
皆さんが好きなキャラクターを思い浮かべて見てください。「ドラえもん」「ミッキーマウス」「ピカチュウ」といった有名なキャラクターを思い浮かんだ人も多いかもしれません。その時、キャラクターのデザインは勿論ですが、登場する作品のストーリーやその中でのキャラクターのセリフや行動をイメージしたのではないでしょうか。
キャラクターの魅力は英語の本来の意味でもあるこの「性格や人格」にあると言えます。魅力的なデザインはもちろんですが、どんなバックグラウンドがあって、どんな「キャラ」なのかに人は最も魅力を感じます。そのためこのキャラクターの魅力は仕草やセリフ・ストーリーと組み合わされた動画の中でより一層引き出すことができます。
このキャラクターの魅力と動画で伝えたいメッセージを組み合わせることでより高い訴求効果が期待できるというわけです。
キャラクターは語り部にも聞き手にもなりえる
PR・プロモーションを目的とした動画の中では、キャラクターがいることで構成を非常に分かりやすいものにすることができます。それはキャラクターが語り部としても聞き手としても成立させることが容易だからです
アクアスターでは株式会社ファーマインド様が子供に向けた食育コンテンツの一貫として、オリジナルキャラクターを制作させて頂きました。企業や大人側の目線に立ち、食育の重要さの語り部としての「ふぁまじい」(左)と、聞き手である子どもたち側の目線の「にょきぬん」(右)という二人の会話とストーリーを通して楽しみながら食育に親しみを持ってもらう…というコンテンツです。
企業や担当者一方的に伝えるよりも、共感できるストーリーや親しみを持てるバックグラウンドを持つキャラクターが語り部になることでメッセージはより伝わりやすくなります。
さらに、動画の中にターゲットが自分と重ねられる存在のキャラクターが聞き役としていることでより自分ごととして興味関心につながるといえます。
メッセージと親和性のあるキャラクターとタイアップする
キャラクターの持つストーリーやバックグラウンドが、動画のコンセプト・メッセージに近い場合、タイアップやコラボすることでより訴求力を高めることが期待できます。前段でお伝えした「語り部」になってもらった場合には説得力が増すだけでなく、ブランディングの強化にも繋がります。また、ターゲットに認知度や影響力が高いキャラクターを採用することで動画視聴のハードルを下げる効果も生まれます。
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キャラクターを使った動画は制作の自由度が高い
キャラクターを活用して動画を制作することで、制作時に様々なメリットが生まれます。特にキャラクターは実際のタレントを採用するよりも撮影場所やストーリー展開などに制限が少ないことがメリットが上げられます。3DCGやアニメーションを活用することで、様々な設定での企画を検討できるからです
特にコロナ禍において撮影場所や出演者を集めることに制限が生まれたため、アニメーションやキャラクターを活用した施策が多く検討され、実施されました。
一方で、既存のキャラクターとタイアップする際にはその世界観やデザインのトンマナを守る必要があります。そのため、予めデザイン上のルールや世界観を壊さないような企画内容を詰めておくことが重要です。
キャラクター×動画(アクアスターの実績)
次にキャラクターと動画を組み合わせたアクアスターの実績をご紹介します。
全国社会保険労務士会連合会 非社労士による業務侵害撲滅キャンペーン
全国社会保険労務士会連合会が展開した非社労士による業務侵害撲滅キャンペーン全体のクリエイティブをアクアスターでは担当させていただきました。その中では「社労士じゃナイト(騎士)」というキャッチコピーをベースにした、騎士を彷彿とさせるキャラクターを展開しています。
ポスターやWebはもちろん、動画に声やアニメーションをつけて登場させることで、注目を集めるだけでなく分かりやすく社労士の重要性を伝えるコンテンツになっています。アニメに登場するような「イケメン」キャラクターだったこともあり、SNSなどでもポスターや動画を見た多くの方からの反響がありました。
JR西日本 移動生活ナビアプリ『WESTER』紹介動画
アクアスターではJR西日本様が提供する移動生活ナビアプリ『WESTER』の紹介動画を制作いたしました。
【初めての電車旅を楽しもうとするお嬢様】と【エスコートに奮闘するもドジをしてしまう執事】という二人のキャラクターのコミカルなかけあいを通して、アプリの便利な機能をわかりやすく伝える内容になっています。
SNS等でも動画が話題になりアプリの認知拡大に貢献することができました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はキャラクターと動画を組み合わせることによるメリットや事例についてご紹介しました。動画は映像や音声等様々な要素が組み合わされるだけでなく、実写やアニメーションなど手法も多くあり、何から取り組めばいいかわからない…という人もいらっしゃると思います。重要な点は伝えたいメッセージ、動画を見た人の感情や行動をどのように変化させたいかを捉えて企画・制作をすすめることと言えます。
アクアスターでは今回ご紹介したようなキャラクターを活用した動画はもちろん、実写映像からアニメーションまで企画やターゲットに応じた様々な映像制作が可能です。キャラクターを活かした動画の企画から制作まで一貫した対応が可能ですのでまずはお気軽にお声がけください。
また、動画を活かしたキャンペーン施策全体の構築も行っております。WebやSNSを活用したキャンペーンからサイネージやAR/VRを活用した施策まで幅広く行っておりますので、新たな切り口をお考えのお客様はぜひお気軽にお声がけください!