アニメ映画のような世界観で 幅広い世代を魅了 「シネマティックタッチ」を紹介!
2023/06/06
近年、日本発のアニメーション映画が好調です。
2022年に公開された新海誠監督の『すずめの戸締まり』や人気漫画原作の『THE FIRST SLAM DUNK』は日本国内のみならず、国外でも人気を博しています。
緻密な表現やストーリー性が評価されている日本のアニメーションは、熱狂的なアニメファンに留まらず様々な層の観客に親しまれています。
この盛り上がりを受けて、企業も広告やプロモーションでアニメーション映画とのタイアップやアニメーションを意識したビジュアルを採用することが増えています。
今回のブログではアクアスターのイラストタッチであり、アニメーション映画を彷彿とさせる「シネマティックタッチ」をご紹介します。インパクトのあるビジュアルを展開したい、マンガやアニメーションを絡めた展開をやってみたい…という広告・宣伝担当者の方や広告代理店の方は是非企画の際の参考にしていただければと思います。
目次
シネマティックタッチの特徴
シネマティックタッチは一言で言えば「アニメーション映画の様なシーン」を描くタッチです。
こちらのイラストはJR東日本様が千葉県の房総で展開するサイクルトレイン「B.B.BASE」のPRポスター用のイラストです。この電車は乗客が自分の自転車を積んで乗車することができるため、房総半島の豊かな自然をサイクリングしながら楽しむことができます。
大きく広がる青い海と空、そして電車や自転車の疾走感をイラストで表現し、映画のワンシーンのように差し込む太陽の光が描かれていることも特徴的です。
このイラストに代表されるようなタッチを弊社では「シネマティックタッチ」と呼称してお客様にご提案しています。タッチには大き3つの特徴があります。
アニメテイストで活き活きと描かれる人物
人物やキャラクターがアニメテイストで描かれるということがまず特徴です。
アニメテイストで描かれたキャラクターはその感情や性格を伝えるために、表情やデザインが特徴的で分かりやすく設計されています。その為、ビジュアルで伝えようとするメッセージも伝わりやすくなります。
またキャスティングやシチュエーションも自由に設定できるという実用的な側面もあります。様々な年齢や職業のキャラクターはもちろん、動物や架空の生き物なども人物と違和感なくビジュアルに組み込むことができ、多様な表現が可能です。
緻密に描き込まれた背景
シネマティックタッチの特徴の一つに細かく描かれた背景が挙げられます。
背景は「今どんなところにいるか」という状況説明だけでなく、その描写の緻密さにより世界観にリアリティが増すことで、キャラクターや世界観に奥深さを醸し出します。
冒頭でもお話した新海誠監督の作品は、そのストーリーやキャラクターに加えて背景の美しさでも国内外で高い評価を受けています。
先程のB.B.BASEの事例の様に、実際の風景をリアルに表現しながら、差し込む光の効果などで自然の魅力をさらに引き出すことができます。さらに、キャラクターと同じく実際には存在しない街や空想の空間などもリアルに描くことも可能です。
ストーリーを感じさせる構図や演出
普段私達が見ている映画のポスターは、実写やアニメーションを問わず一目でその映画のストーリーを想起させる役割があります。私達が提供しているシネマティックタッチも、こうトーリーを感じさせる構図や演出が特徴です。キャラクターのデザインだけでなく、立ち位置や表情や目線などでキャラクター同士の関係性やこれから始まるストーリーを想像させます。その意味では広告の場面では、商品やサービスを利用することでユーザーが得られる価値や体験をイメージさせることができることがシネマティックタッチの特徴と言えます。
シネマティックタッチのメリット・訴求ポイント
様々な特徴があるシネマティックタッチですが、具体的なメリットや訴求ポイントについてさらに詳しくご紹介します。
演出の自由度が高い
シネマティックタッチのメリットとして、演出の自由度が高いということが挙げられます。まず先程挙げたリアルな背景描写により、ロケーションの設定が自由です。断崖絶壁の山々から海の中まで、天候などの条件にも左右されません。「江戸時代の日本」「古代エジプト」「未来の東京」のように自由な時間軸でロケーションを設定できることも魅力的です。
また、ドローンでも撮影が難しい上空からのカメラアングルなど、物理的な制限が無いことで、より構図や演出の自由度が高くなります。現実にはありえない角度で建物と人物を同時に見せることなど、コンセプトに応じた演出が可能です。
幅広い世代へアプローチが可能
日本のアニメーション映画の好調を支えている要因の一つに、幅広い世代からの支持が挙げられます。
例えば日本を代表するコンテンツの『ドラえもん』や『ポケモン』は数十年に渡って大ヒットしています。子供の頃に親しんだ層が大人になってもそのまま見続け、最新作を自分の子供と一緒に見ることでさらにそのファン層が拡大しています。また、「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」を始めとするスタジオジブリの劇場作品や、原作が30年前の作品である『THE FIRST SLAM DUNK』が原作未読の10代~20代からも指示されていることは、アニメーションが持っている世代を超えた魅力を表しています。
3月3日(金)公開の「映画ドラえもん のび太と空の理想郷」ドルビーアトモス版の上映が決定!
公開初日から10都道府県11劇場にて上映!
ドラえもん達の大冒険を、臨場感のある音とともに映画館の大スクリーンで是非ご体感ください!
上映館情報はこちらhttps://t.co/brCgSupZsV#映画ドラえもん pic.twitter.com/VZ3N7hdIyw— 【ドラえもん公式】ドラえもんチャンネル (@doraemonChannel) February 24, 2023
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回のブログではアクアスターが提供するタッチの「シネマティックタッチ」について特徴やメリットをご紹介しました。
弊社へのイラストに関するお問い合わせでも、若い年齢層を中心に幅広くアプローチしたいというクライアント様やアニメやマンガの文脈でアプローチしたい…というご相談が非常に増えております。
アニメーション映画のような世界観でビジュアルを制作したい、自社ブランドをPRしたい…とお考えの方は是非お気軽にお問い合わせください。下記のページから無料で「シネマティックタッチ」のサンプルのダウンロードが可能となっております。
また、実際にアニメーションを制作して広告展開として連携することはもちろん、実際に人気作品とタイアップしてビジュアルを作ることもアクアスターではご提案可能です。
「ビジュアルだけでなく、動画も合わせて一貫した展開を相談したい」
「自社サービスのPRに最適な作品のタイアップから提案して欲しい」等
様々なシーンで総合的なソリューションを提供させていただきます。
お気軽にご相談・お問い合わせいただければと思います!