絵コンテ・カンプ制作で「今さら聞けない!?」6つのQ&A
2024/02/08
広告業界では日々様々な企画のプレゼンテーションが行われています。そこで必要になってくるのがアクアスターでも手掛けている「絵コンテ」や「グラフィックカンプ」です。通常のイラスト制作とも異なる工程が発生したり、スピード感が求められることもあるため、初めて外部に依頼する…という方は戸惑うことも少なくありません。
そこで今回は絵コンテ・カンプを30年以上に渡って手掛けてきた弊社の事例から、お客様からよくご質問頂くポイントをまとめてご紹介します。
目次
絵コンテ・カンプの内容や制作フローに関して
一言で絵コンテ・カンプ制作といっても状況に応じ、様々な形で制作します。はじめに、その制作の内容やフローに関連してのよくあるご質問と回答をご紹介します。
その場書きはお願いできますか?
打ち合わせの場に訪問し、コミュニケーションを取りながら制作する「その場書き」もアクアスターでは対応可能です。ただし、その場書きが対応できるコンテライターと対応が難しいコンテライターに分かれますので、事前にすり合わせが必要になります。
特定のタッチに似せてもらうことはできますか?
基本的には可能です。特殊なタッチの場合には可能な限りイメージ資料や情報を頂けるとよりスムーズに対応できます。また、タッチによっては対応できるライターやスケジュールに制限がある場合もあるので、早めにお声がけください。
完成前の下書きをチェックしたいのですが…
原則としては完成した状態の絵コンテでのチェックをお願いしております。
絵コンテの制作はスケジュールが限られていることも多く、チェックして頂いている間の待機時間を考慮すると完成に間に合わない恐れがあります。完成したものをチェックして頂き、まとめて修正点を調整すると短時間で完結するケースが大半です。
どうしても下書きのチェックが必要な場合にはスケジュールに関してご都度相談させて頂く場合がございます。
絵コンテ・カンプの打ち合わせや予算に関して
打合せを対面ですることは可能ですか?
こちらも基本的には可能です。ただし、打ち合わせ場所やスケジュール等の状況で対応が難しい場合もありますのでご了承ください。その場合には担当営業が変わりに打ち合わせに伺う…といった対応も行っております。
ざっくりラフや文字コンテから描き起こしてもらうことはできますか?
文字のみでの映像の企画案、いわゆる「文字コンテ」と呼ばれる状態からの描き起こしでも対応は可能です。ただし、アングルや構図に関して描き起こした後の判断となりますのでイメージのすり合わせに時間がかかることも予想されます。
そのため可能な限り構図やアングルの参考となる画像や簡単な指示書を合わせてご用意頂くことをおすすめしています。
見積もりにある「データ調整費」って何ですか?
絵作り以外のデータに関する作業、特にPhotoshopなどで行うデータ調整に関わる費用となります。具体的にはレイヤー整理や、一コマ一コマにつけるフレーム等が該当します。Vコンテなどでの利用や想定している場合には、細かなレイヤー調整も必要となります。
納品したコンテ・カンプをそのまま最終的な広告物に使用しても大丈夫ですか?
プレゼン用途を前提とした仕様や条件での制作を行っていますので、そのままの使用はNGとさせていただいております。費用やスケジュール等をすり合わせさせていただき、用途に適した仕様であらためて制作させていただきます。
事前に絵コンテのタッチサンプルが欲しいのですが
下記のページからコンテライター別・タッチ別サンプルをダウンロードすることができますので、ぜひご覧ください。
タッチサンプルに希望のタッチがない場合や「こんなタッチでできるかな…?」という場合には一度弊社担当営業までお気軽にご連絡ください。最適なタッチをご提案させていただきます。初めてご相談する…という方はこちらからお気軽にご相談ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
絵コンテ・カンプ制作に関して多くご質問を頂くポイントについてご紹介しました。制作意図を汲み取り「勝てるプレゼン」を実現するために、アクアスアーではこれまで様々な案件を担当させていただきました。下記のページではコンテ制作に関して詳細にご案内しておりますので、ぜひご覧ください!
絵コンテ・カンプに限らずその後の映像制作やデザインワークも勿論対応可能です。社内にプランナーやディレクターが在籍していますので、企画段階からの参画も行っております。これまでとは違った切り口での提案を行いたい、プレゼンから本制作までのリードタイムを最小限にしたい…といった場合もお気軽にお声がけください。