企業SNS担当者必見! フォロワーを増大させるSNSキャンペーンについてご紹介
2021/11/10

前回のブログではLINEやTwitterなど5つのSNSにスポットを当て、それぞれの特徴や利用している年代や性別が異なるためターゲットによって運用するSNSを変える必要性を説明しました。今回は、企業にとって重要なプロモーション手法となったSNSキャンペーンについて解説していきます!
目次
SNSキャンペーンとは
まず、SNSキャンペーンとは、TwitterやInstagramをはじめとしたSNSを活用したキャンペーンのことを指します。キャンペーン内容は様々で、豪華な景品が当たるものや画像やマンガなどのデジタルインセンティブを活用したものなど多岐にわたります。SNSの拡散性を活かし、該当投稿のシェアやアカウントのフォローが参加条件に含まれることが多くみられます。
SNSキャンペーンの利点
SNSキャンペーンと他媒体のキャンペーンと比較した際、下記の2点が特徴的な大きなメリットといえます。
- 拡散性が高い
- 参加しやすい
アクアスター独自で調査したアンケートでは、SNSを一切利用していないというユーザーは見られず、幅広い層でSNSの普及率が高いことが分かります。(図1)
SNSは利用者数が多く、不特定多数の人が閲覧できる上にシェア機能が充実しているため、拡散性に優れています。また、抽選に参加する際は、アカウントを使用した応募がメインなので、応募時に氏名や電話番号など個人情報の打ち込みが少ない点が参加のハードルを下げている大きな要因です。
SNSキャンペーンの種類
では、現在どのようなキャンペーンが実施されているのでしょうか?今回は、4種類のSNSキャンペーンをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
フォロー&RTキャンペーン
フォロー&RTキャンペーンとは、Twitterで実施されるキャンペーンです。
該当アカウントのフォローと特定のツイートをRTすることが参加条件となり、条件達成後に、抽選でプレゼントやクーポンがもらえる仕様のものが主流です。
アンケート結果によると10代~40代までまんべんなくユーザーの参加が期待できます。(図2)
フォロワーの増加と情報の拡散に効果がありますが、キャンペーン終了後に興味が薄れフォロー解除されることも多く、キャンペーン開催後のユーザー離脱を防ぐ施策を考えた上で実施することが大切です。
カンバセーショナルカードキャンペーン(Twitterカード)
カンバセーショナルカードは、Twitter広告の配信形式の1つでツイートに選択肢を設置がされているツイートを指します。ユーザーが選択肢を押すと、あらかじめ設定された投稿文が自動入力され、それをツイートすることで、キャンペーンへの参加が可能となるキャンペーンです。Twitterカードとも呼ばれています。
オートリプライ機能を組み合わせることで、その場で当選結果がわかるキャンペーンとして実施されることが多いです。アンケート結果では、フォロー&RTキャンペーンと比較して、参加経験があるユーザーが少ないですが、10代から30代の参加率が高いキャンペーンです。(図3)
体験参加型キャンペーン(アイコンメーカー、AR体験、占い等)
TwitterやInstagramで実施されるユーザーが楽しめる体験型コンテンツを使用したキャンペーンです。フォロー&RTキャンペーン同様、男女共に幅広いユーザーの参加が見込めます。(図4)
例としては、自分だけのアイコンが作成できるアイコンメーカーや『あなたはどんなキャラ?』などつい体験したくなる診断コンテンツがあります。
これらのコンテンツは自ら行動して体験するため、ユーザーの記憶に残りやすく、他社との差が付けやすいキャンペーンと言えます。新商品を覚えてもらいたい、よりユーザーとコミュニケーションがとりたいという目的の際に有効です。
マンガ・アニメコンテンツを活用したキャンペーン(有名作家とのコラボ等)
近頃人気なキャンペーンとして、有名マンガ・アニメコンテンツを起用した漫画やイラストを活用したものが挙げられます。4コマ漫画や1枚絵を書き下ろしてもらうイラストコラボ、既存のマンガの1シーンを利用してユーザーに言葉を入れてもらう大喜利風ユーザー参加型など様々な形でコラボが実施されています。
アンケートでは、参加経験があるユーザーは少ない結果となっていますが、コラボしている作品のファンの参加はほぼ確実と言えるため、新しいユーザーへのアプローチが可能です。(図5)また、有名作品であればあるほど『バズり』や話題つくりになる確率が高くなります。
他のキャンペーンと異なる注意点としては、コラボのための費用が掛かる、作家や出版社との連携が大切でスケジュールも余裕をもって進める必要があることです。
SNSキャンペーンの活用事例
現在、アクアスターでも多くのSNSアカウント運用やキャンペーンの企画・実施に携わらせていただいています。その中の1つ、ホテル京阪様の案件では、TwitterとInstagramでSNSキャンペーン実施を担当いたしました。
Twitterではフォロワー増加、Instagramではユーザーコミュニケーションの向上という別々の目的があったため、Twitterでは「宿泊券が当たるフォロー&RT企画」をInstagramでは「旅の思い出をイラスト化する企画」を立案しました。
その結果、Twitterでは、2800人以上のフォロワーの増加、Instagramでは16000以上のエンゲージメントを獲得することが出来ました。このように、目的に沿って適切なSNSキャンペーンを選ぶことで高い結果が期待できます。
まとめ
- SNSキャンペーンは拡散性が高く、多くの人にキャンペーン周知が可能
- 応募の際、個人情報の打ち込みが少なく気軽に参加しやすい
- SNSキャンペーンの種類によって効果が異なるため目的によって使い分けることが重要
SNSキャンペーンは、種類が豊富ですが、キャンペーンごとにフォロワー増加・ユーザーとのコミュニケーション・新規層へのアプローチなど目的が異なっている為、しっかりと目的やペルソナを設定することで適切な効果を得られます。
アクアスターでは、企画の段階からのご相談やタイアップ企画の実施も行っておりますので、ご検討中の方はぜひ一度ご相談ください。