インナーブランディングが求められる理由とは?
2024/09/02
8月のブログでは「ブランディング」、特に社外にブランドを広める「アウターブランディング」を取り上げてきました。そこで今回のブログでは、社内に対して行われる「インナーブランディング」についてもご紹介したいと思います。社員のロイヤリティ向上・モチベーションアップといった施策等を検討している方は、ぜひご覧いただければと思います。
こちらのブログでは前提となる「ブランド」や「ブランディング」そのものに関する内容のブログも展開しておりますので、ぜひ併せてご覧下さい。
目次
インナーブランディングとは?
インナーブランディングとは主に社内に会社のビジョンや将来のビジョンを従業員に伝えることで、仕事へのモチベーションアップや長期的に働く動機づけを行う施策全般を指す言葉です。一言でインナーブランディングと言っても様々な取り組みがありますが、一例として下記のような施策が行われています。
- 企業理念をベースに行動指針をまとめた「クレド」の作成
- 社内の情報を共有する「社内報」の展開
- 動画を利用したビジョンの周知
- 従業員同士で感謝を伝える「サンクスカード」
インナーブランディングのメリット
インナーブランディングを行うことで、従業員の満足度向上・チームワークの強化による業務効率化が期待されます。さらに社内の情報や取り組みを共有することは、会社の新たな魅力に気づき自社・自分の仕事に対しての誇りや未来像の構築に繋がる場合があります。
業種や業界はもちろん、会社の規模や従業員の年齢や持っている価値観によっても効果的な施策は異なるため、「自社ではどんなインナーブランディングが最適か?」という点に様々な企業が注目しています。
インナーブランディングの実例紹介
*以下で紹介する事例はアクアスターの事例ではございません。予めご了承ください。
三浦工業株式会社「社内報/拠点別オリジナルロゴの作成」
ボイラーや食品加工・水処理機器・省エネ機器の製造販売で知られる三浦工業株式会社は、従業員数は単体で3300名を超え、全国に100以上の拠点を持つ大企業です。(2024年3月31日時点)
同社ではインナーブランディングの一貫として社内報『みうら』を制作の上、日本だけでなく海外拠点の従業員に向けても展開中しています。さらには、「社内盛り上げ企画」として日本の各地域に合わせた『お国自慢』ロゴを作成して、各拠点のチームワーク向上を図る施策も採用しています。
株式会社ジャム・デザイン「社員のモチベーションアップ動画制作」
株式会社ジャム・デザイン(兵庫県神戸市)は企業のホームページや会社案内のパンフレット制作、動画コンテンツ制作を手掛ける制作会社です。同社では毎年「経営計画発表会」を行い、経営方針や目標を明確にし、社員の結束を高めています。2023年の期首には若手社員が中心となりインナーブランディングを目的とした動画が制作されました。
同社広報部のnoteではその制作プロセスや実際の社員の反応が紹介されており、多くの社員のモチベーションアップにつながったことが伺えます。
まとめ
今回は、ブランディングの中でも特に社内に対して行う「インナーブランディング」について紹介しました。従業員の満足度向上や会社全体の目標を達成するためにもインナーブランディングが効果的な方法であることが分かります。
アクアスターではビジュアルを活用する形でのインナーブランディングにも取り組んでいますので、社内に向けたブランディング施策について検討している方は、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
また、今月9月2日~3日には8月に行われた「ブランディング」に関するウェビナーのアーカイブ配信を行っていますので、ぜひ併せてご覧ください。