【新卒採用の早期化】に対応するコンテンツ戦略とは?
公開日:2025/12/04 最終更新日:2025/12/05
企業の新卒採用担当の方にとって12月は、26卒学生の入社準備対応や27卒採用活動の準備でまさに師走の忙しさを感じる月かもしれません。この忙しさの要因の一つが新卒採用の早期化です。今回のブログでは新卒採用の早期化に対応していくための「コンテンツ戦略」に注目してまとめました。特に、採用活動では欠かせない採用サイトや動画の設計にお悩みの方はぜひご覧いただければと思います。
目次
なぜ「コンテンツ戦略」が大事なのか?
早期に就活を開始してじっくり情報収集
就職活動を行う学生の動きは年々早まっています。株式会社ワンキャリアが2025年3月に公開した「27卒早期層の就活動向調査レポート」では、27卒の学生の約半数が2025年以前から就活を開始していると回答しており、早期化傾向が顕著に現れています。
さらに、パーソル総合研究所が2025年7月に公開した「新卒就活の変化に関する定量調査」では2019年に行われた調査と比較して「なるべく時間をかけて取り組むほうが良い」と回答する学生が増加しました。このことから「早期に活動を開始してじっくり情報収集をしながら企業を見定める」という志向が強まっているといえます。

情報収集先は「サイト」や「SNS」が増加
情報収集で参考にするメディアについても変化が見られます。パーソル総合研究所の同調査によると、既存の就活関連サイトや情報誌と回答した学生が減少する一方で「企業のオフィシャルサイト内のページ」「企業のSNS公式アカウント」「その他のSNS」の割合は増加傾向にあります。
このように早期から動く学生は、企業が自らの媒体でどんなコンテンツを発信しているか?という点に注目しています。そのため、各企業のコンテンツの打ち出し方が採用成功のカギを握るかもしれません。
では、具体的にどのようなポイントを押さえるべきなのでしょうか。代表的な2つのコンテンツについてポイントを絞ってお話しします。

動画をショートと長尺で使い分ける
昨今の学生を語る上で外せないのがタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する傾向です。株式会社学情が行った調査では2026年3月卒業予定の学生のうち約7割が「就職活動でタイパを意識する」という結果がでています。じっくり時間をかける一方で、多くの企業情報を比較するため効率的なインプットを求めていると言えます。そこで重要になってくるのが動画による情報伝達です。
さらに、日々YouTubeやTikTokなどで動画を通じて多くの情報に触れている世代でもあるため、「動画コンテンツの使い分け」が重要になってきます。
入り口としてのショート動画
学生が普段から触れているTikTokやYouTubeショート、Instagramのリールなどのショート動画は会社を知ってもらう「入り口」のコンテンツとして効果的です。
15秒〜60秒で終わるショート動画では会社の詳細を伝える必要はありません。「会社は知らないけどオフィスの雰囲気がよさそう」「社員が楽しそうだな」といったまず認知してもらうためのフックとしての活用が期待できます。

長尺動画で「リアル」を伝える
一方で通常のYouTubeや採用サイト上で見せる長尺動画ではより具体的な情報を伝えます。ここでは実際の仕事の様子や、社員のインタビューといった「リアル」が伝わるコンテンツを発信することがポイントです。
ショート動画などで興味をもった学生がさらに「入社後に何ができるのか」「どのような環境で働くのか」といったイメージを具体化させる役割があります。
採用サイトは「カタログ」から「読み物」へ
SNSや動画で興味を持った学生が最終的にたどり着くのが、企業が自ら発信しているオウンドメディア、つまり自社の採用サイトです。
この時、募集要項や沿革などのスペックを載せただけの「カタログ」になってしまうと、より具体的な情報を知りたがっている学生のニーズには答えきれない可能性があります。2025年の今、採用サイトに求められているのは、学生の不安を払拭するリアルな情報です。

株式会社ワークス・ジャパンが2025年3月に実施した調査では学生が企業側に対して求める情報として「転勤や給与など働き方の実態を知りたい」「大変なことや苦労話も聞きたい」といったリアルな情報提供を求めていることが報告されています。
- 「この会社に入ったら、どんな生活が待っているのか」
- 「どんな苦労があり、どう成長できるのか」
これらを、数字や社員の言葉で具体的にイメージさせるWebコンテンツが、結果的にサイトの滞在時間を延ばし、長い就職活動期間の中で学生の心を掴み続けることが期待できます。
事例:ヤンマーホールディングス株式会社リクルート用映像・サイトコンテンツ制作
アクアスターではヤンマーホールディングス株式会社の新卒採用における更なる母集団形成に向けて、学生の自己実現や未来へ挑戦できるようメッセージでブランディングを行い、企業の魅力を訴求する採用映像及び採用サイト内の特設コンテンツ「ココニモヤンマー」を制作しました。
採用映像ではインタビュー形式の実写映像で魅力を伝え、「ココニモヤンマー」では企業の技術が身近な暮らしで利用されているシーンを視覚的に魅せることで、企業の理解と認知拡大を図っています。
まとめ
今回は採用の早期化に対応するためのコンテンツ戦略についてご紹介しました。学生が早期に動き出すことで就職活動期間も長くなり、その中の情報収集においてどう学生に印象に残すかが重要と言えます。
なお、今月2025年12月18日(木)よりこの採用コンテンツの戦略についてより詳細にご紹介するウェビナーが開催されます。
今回のウェビナーではコンテンツの「見せ方」と「伝え方」に着目して、採用力アップの秘訣を最新の市況感を解説しながら今この時期だからこそ取り組める「クリエイティブ戦略」をご紹介します。
28卒採用の人事・採用担当の方はもちろん、各種採用コンテンツの企画・制作に携わる方も含めて必見の内容となっていますので、ぜひご参加ください。
また、アクアスターでは今回ご紹介した動画や採用サイトにとどまらず、SNSのアカウント代行や広告運用など採用に関連するコンテンツの企画から実行まで一貫して社内で対応できる体制を整えております。
- 「採用コンテンツを見直したいからまずは提案してほしい」
- 「社内のクリエイティブや人事と連携を取ってくれるパートナーを探している」
まずは情報交換やアイデアの壁打ちからでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。