ネット広告ではもはや主流!?漫画広告の特徴
2022/01/06

前回のブログでは、Twitterで更新中のNeo-N漫画を例に漫画展開のコツを制作視点で紹介しました。最近、SNS上では様々な漫画が掲載されていますが、その中でもPR内容を含んだ漫画広告が数多く掲載されています。今回は、SNSを使用している方なら一度は見たことがある漫画広告についてご紹介したいと思います。
目次
漫画広告とは?
漫画広告とは、企業や商品のPR内容を漫画で表現した広告になります。別名で、PR漫画・マンガPR・広告マンガとも呼ばれています。以前は、企業から郵送されるDMなどの紙媒体で掲載されていましたが、現在はTwitter・InstagramといったSNSをはじめ、漫画を動画にしたYouTubeでの配信など様々な媒体で展開されています。TwitterやInstagramでは、SNSインフルエンサーを起用したPR漫画もよく投稿されており、アクアスターでも広告用の漫画制作の引き合いが増えています。
メリット
「広告っぽさ」が軽減され、読んでもらいやすい
漫画を使用することで、バナー広告やイラストを使用した広告と比べ、「広告っぽさ」を軽減させることができます。そのため、抵抗感なく商品やサービスに関心がない人にも読んでもらえる可能性が上がり、商品の認知拡大を行うことができます。
また、SNSのサムネイルには画像の1部しか表示されないため、広告漫画が流れてきた場合「いったいどんな内容なのか」と興味関心をひき出せます。Twitterでは「#漫画が読めるハッシュタグ」というタグが作られているほど、漫画の需要が高くなっているため、サムネイル上での漫画の見やすさや読ませるためにどう工夫していくかが重要になってきています。
わかりやすい
漫画広告は、特に伝えたい内容をかみ砕いてわかりやすく伝えることができます。文字情報だけでは伝わりにくいシーンや感情表現をイラストで行い、イラストだけでは不足してしまう詳細な情報をセリフで補足することで、イラストや文章どちらか片方よりも詳しく表現することが可能です。どんな内容でもユーザーに分かりやすく伝えられるため、保険業界、IT・通信業界など文字だけでは理解するのに難しい商品やサービスの説明に適しています。
共感されやすい
漫画広告は、主人公視点で内容を読み進めるため、商品やサービスを疑似体験することができる点も大きな特徴です。この時、使用が想定される年齢層やシーンを漫画に反映させることでターゲット層により共感されやすくなります。ターゲット層に「こういうシーン確かにある」「自分もこうなりたい」と自分の生活に近いイメージを持たせることで購買意欲促進に繋がっていきます。
デメリット
伝える情報が限られる
漫画にする際には、伝えたい内容の情報量を絞らなくてはなりません。
せっかく漫画に興味を持ってもらえても、内容を詰め込みすぎてしまうと、漫画の尺が長くなったり、1ページあたりの圧迫感が出てしまい、全体的に読みづらい漫画になってしまいます。これを防ぐためには、伝えたい情報を絞りこむ必要があります。より漫画の効果を発揮するためにも、最も発信したいポイントはどこなのか精査して制作に取り掛かりましょう。
制作期間がかかる
ページ枚数や内容によって異なりますが、漫画制作時にはある程度の制作期間が必要です。
漫画広告の中でも訴求する内容を決めて制作を依頼する場合や、インフルエンサーが実際に商品やサービスを体験し、その感想を基に漫画を制作してもらうなどいくつかパターンがあります。最初はキャラクターの設定、シナリオ制作からコマ割り、作画などに想定よりも時間がかかってしまい、納期ギリギリになってしまうこともあるので要注意です。大体1~2か月程度のスケジュールを確保しておくと平均的な広告マンガであれば制作可能です。
アクアスターの実績
LIGブログ掲載「Re就活」広告漫画
こちらは株式会社学情様の「Re就活」というサービスの認知拡大を目的とした広告漫画になります。
大手が多数ある人材ビジネスの中で、まずはブランド名の認知度の向上を目的にしていました。そこで少し尖ったユーモアの要素を強調し、ターゲット層が思わずシェアしたくなってしまうインパクトがある漫画に仕上げました。記事リリースから2週間で平均値(5,000PV)の23倍のPV数を計測し、SNSでの拡散を始め幅広いユーザーへの認知拡大を実現しました。
まとめ
- 漫画広告は商品に興味が無くても読んでもらいやすい
- 自然と主人公目線になれるため共感しやすく難しい内容も理解されやすい
- 情報の厳選と制作スケジュールの確保がポイント
いかがでしたでしょうか。今回は、漫画広告についてご紹介しました。漫画広告は商品やサービスの認知向上を目的とした施策にとても向いている反面、たくさん配信されている中でどうユーザーの目に留まるかが成果を出すための大切なポイントです。
アクアスターでは、広告漫画の訴求内容のご相談をはじめに展開方法のご提案が可能です。また、SNSインフルエンサーを起用した漫画広告も提案可能となっておりますので、漫画広告をお考えの方は是非1度アクアスターへご相談ください。
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