制作費用はいくら?
映像のクオリティを左右する絵コンテについて
2022/07/28
以前、広告業界の基礎知識として、絵コンテ・カンプをご紹介いたしました。
今回のブログでは、絵コンテについて注目していきたいと思います!表に出ることが無いプレゼンテーション商材の絵コンテは、どういったところで活用されているのでしょうか?より、イメージ共有がしやすい絵コンテのポイントや費用感も併せてご紹介いたします。
目次
絵コンテとは?
コンテとは「continuity(連続)」の略で、イラストを四コママンガの要領で制作し、CMなどの映像の流れを表現するものです。
絵コンテやカンプに関する基礎知識に関しては、こちらの記事でまとめているので是非合わせてご確認ください!
絵コンテが活用されている現場
絵コンテを使用する業界は、主に『漫画・アニメ・映画・テレビ番組・ミュージックビデオ・ゲーム』など映像を使用する業界で使用されています。
絵コンテが必要になるタイミングは、CMや映像制作の『企画』の段階です。
絵コンテは表に出るイラストではなく、企画会議や制作過程、プレゼンで内容を確認するための、いわば『設計図』のようなものになります。海外では、Storyboard(ストーリーボード)と呼ばれるものが絵コンテに該当します。
絵コンテの目的
絵コンテの目的は『動画の構成の見える化』です。
どんなにいい動画の内容を考えたとしても、テキストのみで全員に世界観や雰囲気を共有することは至難の業です。しかし絵コンテがあれば、限りなく近いイメージを全員に共有することが出来ます。
そのため、絵コンテに求められるのは絵の綺麗さではなく、いかに流れとイメージが制作メンバーに伝わるかという点です。この共有をより明確にするために、イメージ再現度を高める必要があります。
再現度を高めるためにできること
希望タッチに合わせた絵コンテ
まず、世界観を共有するために絵コンテのタッチにこだわることが再現性を高める手段の1つに挙げられます。
絵コンテは、モノクロ・カラーという色の違いだけでなく、タッチも重要です。
タッチが変わるだけで、同じキャラクターでも違った風にみえるように、タッチが変わるだけでも、受け取る雰囲気や印象は変わります。
下記のイラストは、絵コンテの中の1コマですが、同じモノクロでもタッチが異なるだけで雰囲気や世界観はかわり、撮影方法など表現が変わってくるため、タッチ選びは重要です。
まるで写真のような絵コンテ
アクアスターでは、様々な世界観を表現するために多彩なタッチに対応しています。
その中でも、より実際の動画のイメージを再現度高く表現できるのが『フォトリアル』です。
『フォトリアル』は下記の例のように、まるで写真のようなタッチで『躍動感』『透明感』『タレント寄せ』『しずる感(※食品のみずみずしさの表現)』などの表現に強いのが特徴です。
通常の絵コンテよりも制作費用・時間共にかかるので、絶対に勝ち取りたいコンペなどでご依頼いただくことが多いです。
絵コンテの制作費用と制作時間
絵コンテの費用感
絵コンテは、タッチの種類やカット数によって費用が異なりますが、基本的には下記の費用感になります。
また、車や人が多いカットがある場合は制作時間・工数がかかる事が多いため料金体系が異なります。(下記表:その他料金参照)
絵コンテの制作時間
絵コンテの納期は、最短で1~2営業日となります。明確な納期は、希望されるタッチやページ数・コマ数により異なります。問い合わせの際納期についてもまずはご相談ください。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
絵コンテに使用されるイラストは、世の中には出ることはありませんが、放送される映像の仕上がりに大きく影響します。今回ご紹介したように、タッチによっては雰囲気がガラッと変わり、受ける印象も変わるためしっかりと検討していただきたいポイントです。
より具体的なイラストタッチをご確認いただけるよう、タッチサンプルページをご用意致しました。ぜひ、アクアスターのイラストタッチをご覧ください。
また、より伝わりやすい絵コンテが欲しい、絵コンテが必要だが時間がないといった場合は、是非1度アクアスターへご相談ください。
■アクアスターで出来る事
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