『M&Aの仕事から見える今後の日本社会』第2回シェアノバをレポート!
2024/07/18
2024年6月26日(水)、アクアスター東京本社にてM&Aキャピタルパートナーズ株式会社の前川勇慈執行役員をお招きして第2回『シェアノバ』が開催されました。
今回のブログではイベント当日の様子についてレポートしたいと思います。
「シェアノバ」とは?
「シェアノバ」は社内人材育成プロジェクトの一環として2021年からスタートした試みです。当初はアクアスターで成果を出している社員を中心に「自身の経験や知識、これまで学んだこと」をシェアする場として月に1回、約3年に渡って社内の重要な学びの場として開催されていました。
今年度からは、社外から様々な経験や知見をお持ちの方をお招きする形でより広がりのある学びの場としてリニューアルし、5月にはその第1回が開催されました。
『M&Aの仕事から見える今後の日本社会』
今回のシェアノバはM&Aキャピタルパートナーズ株式会社の執行役員である前川勇慈様をお迎えし、前回に引き続き佐藤秀政取締役とのトークセッション形式で開催されました。
日々のニュースの中でもよく耳にする「M&A」についての説明にはじまり、M&Aが増えてきた社会的な背景、さらにはそこから見えてくる今後の日本社会の展望について若い社員にも分かりやすく解説いただきました。また、後半には前川様ご自身がこれまでのキャリアで学んだ仕事への向き合い方にも言及していただきました。
トークセッションの中では日本が今後少子高齢化・人口減少に伴って会社や商品が人口に対して余ってしまう状態にあり、よりM&Aが加速する環境にあること、そして国や地域を超えたM&Aがさらに加速するという点を様々なデータを元に解説していただき、参加したメンバーも真剣に聞き入っていました。
また、前川様がお仕事に向き合う際に「あいさつ」「時間を守る」「誠実であること」といった、「凡事徹底」を大切にしているというお話は新卒社員を初めとする若い社員にとっても学びになったポイントでもありました。
トークセッション中には、前川様ご自身が社員の近くに足を運び、目線を合わせてお話いただいたことで、社員もリラックスしてコミュニケーションを取ることができたことも印象的でした。
さらに後半の質疑応答の場面では自分たちの身近な話題に始まり「自分たちの住む自治体の再編」や「地元である地方の中小企業も本当にM&Aの対象になるのか?」といった話題にまで踏み込んだ質問も多く見られました。
参加したメンバーの声
終了後に集まったアンケートでは、言葉を聞くことはあっても馴染みのなかった「M&A」を具体的に知ることができた、自分たちにも身近な話題であることが分かったという声が多く聞かれました。また、当たり前のことを大事にする「凡事徹底」という前川様ご自身の考えについても、若手からベテランまで幅広いメンバーが今回得た学びのポイントとして挙げていたことも印象的です。
まとめ
今回のシェアノバでは「M&A」についての見識を深めるだけでなく、その社会背景を知ることでメンバー一人ひとりが自分たちの会社や仕事へも新たな視点を得たと言えます。
シェアノバは社外の方も気軽にご参加いただけるイベントに今後アップデートしていく予定ですのでぜひご期待ください!