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イラストピック

展示会ブース担当者必見! パース・カンプ発注の注意点

2023/06/01

2023年度が始まり、大型の展示会場等でもリアルに人が集まる展示会が戻りつつあります。今まさに展示会の企画に取り組んでいる人も多いのではないでしょうか。展示会の企画段階で必要になるものが、ブースの完成予想図をCGやイラストで描いたパースやカンプです。今回のブログではこの、展示会のパース・カンプ発注における注意点についてご紹介します。今年度初めてイベントブースを企画する担当者の方や、コロナ禍を経てリアルな場での展示会を久々に行う…という展示会担当者の方は是非参考にしてください!

展示会パース・カンプの目的

発注する際には、パースに求められている目的を予め理解することが重要です。

デザインイメージの共有

第一にパースにはデザインを共有するという目的があります。

特にリアルの展示会では同じ会場内の他社ブースと差別化して、来場者の目をいかに引くかが大切です。その為、展示物の位置やレイアウト場所はもちろん、会社のロゴやブランド名はどのように掲示されるかなどのデザインをパースで確認する必要があります。展示会のブースは一度施工してしまうと、「やはりあそこのパネルはもっと上で…」や「色味がもっと明るく…」という細かい調整が難しくなります。

ブースのデザインイメージをしっかりと関係者の中で共有することがパースでは重要です。

予算や運営面でのすり合わせ

予算や運営面でのすり合わせも重要なポイントです。
どれだけ他社と差別化されたブースでも、予算をオーバーしては意味がありません。予算の調整が必要となった時に、仕上がったパースを元にデザイン面の何を調整するのか、施工の仕方や素材の違いで調整できる部分は無いかなどを検討することができます。

 また、当日の展示会の運営面に関してもパースの段階ですり合わせる必要があります。展示会では実際に来場者が見られる場所以外に、荷物や販促物を格納しておくバックヤード等を考慮に入れた設計でなければなりません。また、デジタルコンテンツなどを展示する場合にはPCやケーブル類をどの様に配置するかなどの運営上の問題の確認も必要です。

 デザインだけでなく、予算や運営など実務上の問題もクリアしたブースになっているかを関係者の中で共有することはパースの重要な目的と言えます。

例:弊社「TGS2022」ブースのパース図です。デザインだけでなく、実際に人が立った時のイメージなどが分かるように制作されています。実際の出展の様子はこちらのブログをご覧ください。

展示会パース・カンプ発注のポイント

前述のように展示会の成功にはパースが非常に重要です。では、実際にパースを発注する際のポイントをいくつかご紹介します。

展示会の目的を明確にする

パースを発注する際には、まず出展する目的を明確にする必要があります。自社のサービスをPRする場にしたいのか、その場で商談を行うことを重視したいのか、名刺交換を行ってその後の商談に活かすのか…等企業によって目的は様々です。これらの目的により、サービス名を大きく掲示する等のデザイン面だけでなく、商談スペースを設けるかなどの運営面でもポイントも変更する必要があります。

その為、パースを発注する際にはそもそもこの展示会では何を目的とするかを明確に伝えることで、より発注側のイメージに近いパースの制作が可能となります。

図面やデザインルールの共有

次に前提となるスペースの寸法が分かる図面やデザイン上の条件を共有することが重要です。展示会で使用することができるスペースの奥行きや横幅はもちろん、高さの制限がある会場もあります。また、合同の展示会では隣のスペースとの位置関係や間隔など考慮に入れることが求められます。

また、予め自社のロゴやブランドに関してのデザインルールを共有しておくことも必要となります。良いデザインのパースが仕上がっても、ロゴの掲示方法やベースとなる色味などが会社のブランディングと一致していない…ということでは意味がありません。その為、予め基本的なデザインルールや、展示会で扱う商材に関するデザインデータを共有する必要があります。

施工会社やパースの制作会社とのやり取りがスムーズかつ最低限になるように、必要な情報を常に共有することが大切です。

具体的な事例でイメージを伝える

初めてパースを依頼する方の中には「具体的にどうやって指示を出せばいいか分からない…」という方も多いかもしれません。その場合、過去の自社の事例や他社の事例などを指標にしながらコミュニケーションを取ることが効果的です。

例えば「もっと全体的に華やかにしてほしい」「商品名をもっと目立たせてほしい」という要望を伝える時に、文字だけではなく実際の画像をベースにすれば効果的に伝えられます。「前回のイベントのこのブースぐらいカラフルにしてほしい」「大きさはこの事例ぐらい大きくしたい」という具体的な形でのコミュニケーションが重要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回のブログでは展示会のパース・カンプ作成の注意点についてご紹介しました。展示会では一度施工してしまうと、期間内でブースを施工し直す…ということが難しい為、事前のパースをしっかりと制作することは非常に重要です。

アクアスターでは創業以来、展示会やイベントのパースをはじめとしてグラフィックやTVCM等の企画・プレゼン用のビジュアルを制作してきました。大型の展示場で行われるイベントブースから、売り場の什器イメージまで幅広く手掛けております。3DCGのようなリアルテイストなタッチから手書き風のタッチまで展示会のコンセプトや目的に沿ってご提案いたします。

下記のページでタッチサンプルやサービスの紹介をしておりますので、是非ご覧ください。

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また、アクアスターでは展示会ブースの企画・施工のほか、展示物やサイネージを活用したコンテンツまで一貫したソリューションを提供することが可能です。屋内、屋外からオンラインイベントまで幅広い事例がございます。
「社内でのプレゼンに使うパース・カンプから実制作までお願いしたい」
「施工は自社が行うのでパース部分だけ手伝ってほしい」等

様々なパターンで対応が可能となっておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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