【新社会人必見!】ざっくりでも覚えておきたいデジタルマーケティング用語
2024/04/02
新年度を迎え、今年4月から社会人生活を始める方にとって職種・業種を問わず必要不可欠なものの一つが「デジタルマーケティング」に関する知識や知見です。
セールスという側面ではデジタルを活用していかに顧客やクライアントと接点を作るか、という視点がもちろん重要です。さらに人材獲得の競争が激しくなる中で、自社ブランディングや採用サイトの運用一つ取ってみてもデジタルマーケティングの考え方は欠かせません。
そこで今回のブログでは新社会人がまずは最低限、「これだけはざっくり知っておけば大丈夫!」というデジタルマーケティングに関連する用語を「課題」や「やりたいこと」をベースにほんの一部ではありますができる限り分かりやすくご紹介します。
後輩に聞かれたときに困らないようにしたい、今更周りに聞きづらい…という先輩社会人の皆さんにもオススメですのでぜひご覧ください!
目次
SEO(Search Engine Optimization)
『サイトを検索結果の上位に表示させたい』
SEO(Search Engine Optimization)とは、GoogleやYahoo、Bingのような検索サイトの検索結果画面におけるウェブサイトの表示順位を向上させるための施策です。皆さんも知りたい情報があった際に、まずは検索サイトで上位に表示されているサイトから自然と確認しているのではないでしょうか。例えば間もなく満開になる都内の桜一つ取ってみても「都内 お花見 おすすめ」「桜 写真 コツ」といった様々なニーズを検索してその上位に表示されることで多くのユーザーに情報を届けることができるようになります。
検索結果の上位に表示されるかどうかは、検索サイト毎の「アルゴリズム」と呼ばれる規則性や判断されるルールによって決まります。そこには様々な要素が含まれますが大まかには下記のようなことが重視されます。
- 「検索されている内容と関連する情報が含まれているか?」
- 「質の高いサイトになっているか?」
関連する情報▶キーワードの選定・コンテンツに含む
まず前提としてターゲットとしているユーザーが検索するキーワードを想定・分析して、ウェブサイトに含まれているかどうかで判断されます。本文は勿論ですが、タイトルや見出しに入っているかが関連性の高さとして判断されるため、SEOを意識したサイト構築の際には注意が必要です。
質の高いサイト▶最新の情報が含まれているか
検索エンジンはユーザーに対して望まれる検索結果を届けられるかが重要です。そのため、検索キーワードに対して表示されるサイトの質もアルゴリズムの対象となります。ではサイトの「質」とはなんでしょうか。その一つが「最新の情報かどうか」という基準です。
例えばネットで飲食店を探していたときに、サイト等で紹介されていたお店が良く調べたらサイト情報は昔のもので実はもう閉店してガッカリ…といった経験はないでしょうか?検索結果にとって情報が最新かどうかはユーザーのアクションにも関わり非常に重要です。そのため最新の情報が掲載されていること、情報の更新があればそれに対応していることはSEOという観点からも重要です。
質の高いサイト▶使いやすいサイトかどうか
キーワードや情報の鮮度と同じく、そのサイトが使いやすいものかどうかもアルゴリズムにとっては重要な「質」の判断基準となります。
今やWebサイトはパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなど様々なデバイスで利用されるようになりました。さらに閲覧するためのブラウザもGoogle ChromeやSafari、Microsoft Edgeなど様々な環境があります。どんな環境でも問題なく閲覧できるように開発されているかどうか…という点も大事です。
さらに、Googleなどではサイトがスムーズに読み込めるかどうか…というサイト自体の挙動も重要とされています。
KPI (Key Performance Indicator)
『何をどれだけやれば目標が達成できそうか?』
SEOの対策を行い、ユーザーがサイトを訪れることでサイトの「閲覧数」に加えて「問い合わせ数」や「資料の請求数」等様々な数値が蓄積されます。そもそもビジネスの現場ではWebサイトを制作するときには必ず目標・目的があるはずです。
- 「サイト経由で売上を上げたい」
- 「メディアとして多くの人に見てもらいたい」
- 「イベントの申込者を増やしたい」
- 「アンケートに答えてしてもらって、見込みの顧客を増やしたい」
それぞれの目的・目標を達成するために「どんな数値がどのぐらいの結果が出れば良いのか?」という判断を行うための指標がマーケティングの用語としてKPI(Key Performance Indicator)と呼ばれています。
様々なユーザーのアクションや結果が数値として可視化されるデジタルマーケティングの領域ではこのKPIが非常に重要で様々な場面で耳にします。
セッション数
WEBサイトへの訪問した回数です。このセッション数が少なければサイトを訪れている数がそもそも少ないということになっています。
ユーザー数
サイトへ訪問したユーザーを個別にカウントした数です。計測期間内に同じユーザーが何度訪問したとしても「1」と計測されます。セッション数が多かったとしても同一ユーザーによるセッションになっていないか、正確に把握するために純粋に独立したユーザーを把握する必要があります。
コンバージョン(CV)/コンバージョン率(CVR):
KPIの中でも特に重要で話題になることが多いのがこのCVとCVRです。
CVはサイトごとに設定された特定の目標(購買・資料請求・申し込み…)であり、先程のセッション毎にどれだけのCVを得られたかの割合をCVRとして確認します。
セッション数がどれだけ増えたとしても目的とするCVが上がらない、CVRが低くては意味がありません。サイト内の見直しは勿論、SEOで流入させているユーザーがずれていないか…など様々な要因で検討する必要があります。
A/Bテスト
『AとBのどっちのコンテンツが効果が高いか?』
デジタルマーケティングの特徴として「どの広告でどのぐらいのユーザーがサイトを訪れたか?」等の結果が明確な点が挙げられます。そのため、例えばデザインの違う2つのバナーを比較してどちらのほうがより効果が高いかを検証するテストを「A/Bテスト」と呼んでいます。テストの結果、より高い効果が出るバナーを採用することはもちろん、その後の同類の商材やサービスの広告にも反映できるため非常に重要です。
マーケティングオートメーションツール(MAツール)
『デジタルマーケティング業務を自動化してくれるツール』
これまで紹介したように、デジタルマーケティングではユーザーごとにアクションや傾向が異なるため、それに適した対応を進めていく必要があります。「サイトを訪れただけの人」「申し込みしてくれた人」「問い合わせはあったが購買には至らなかった人」等これら全てに対して人力で個別に対応するのは大変時間がかかります。
そこでマーケティングに関わる業務を自動化することで、効果を最大化させることを実現するのがマーケティングオートメーションツール(MAツール)と呼ばれるものです。以下が代表的な機能の一部です。
- 自動化:ユーザーの行動や分類に応じたアクション(メールの自動送信等)
- セグメント化:「サイト訪問」「申し込み済み」等顧客のステータスに応じて管理を行う
- トラッキング:サイト内でのユーザーの行動を解析して、導線設計やコンテンツ改善に活かす
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は新社会人の方向けに「ざっくり」でも知っておきたいデジタルマーケティングに関連する用語をご紹介しました。今回紹介した用語はあくまでほんの一部にすぎません。自社の業務の中でよく使われる言葉などはあらかじめ先輩から聞いておくと、さらにスムーズに業務をはじめられるのでぜひ実践してみてください。
私達アクアスターではこのデジタルマーケティングの分野において、ビジュアルの強みを活かした「ワクワクするコンテンツ」で効果をあげること強みの一つとしています。さらにARやバーチャル空間といった「体験型」のデジタルコンテンツを組み合わせることで、オンライン・オフライン問わず様々な場面で課題解決を行ってきました。
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