『AI時代におけるコンテンツ制作の未来』第5回シェアノバをレポート!
2024/11/05
2024年9月30日(月)、アクアスター東京本社にて株式会社C-Route 代表取締役社長 須田貴文様をお招きし、第5回『シェアノバ』を開催しました。今回のブログではイベント当日の様子についてレポートします。
「シェアノバ」とは?
2021年にスタートした「シェアノバ」は社内人材育成プロジェクトの一環として現在も取り組まれています。当初はアクアスターで成果を出している社員を中心に「自身の経験や知識、これまで学んだこと」をシェアする場として月に1回、約3年間に渡って社内の重要な学びの場として開催されていました。
今年の5月からは、社外から様々な経験や知見をお持ちの方をお招きする形でより広がりのある学びの場としてリニューアルし、社外の方もご参加いただけるイベントへ変わりました。そして先日5回目の「シェアノバ」が開催されました。
AI時代におけるコンテンツ制作の未来
今回のシェアノバは『AI時代におけるコンテンツ制作の未来』と題して、須田様と佐藤秀政取締役とのトークセッション形式で開催されました。
はじめに日々、新しい領域を開拓し続ける須田様の経歴紹介から始まり、これまで様々なコンテンツを作り上げてきたことやアクアスターとの出会いをお話し頂きました。
現在、須田様が代表取締役社長を務める株式会社C-Routeでは、Webtoon制作や横読みマンガ制作、インディーゲーム制作の事業展開をしています。
今回は主にWebtoonの現状から、AIが今後Webtoon制作とどこまで関連性をもつ可能性があるのかまで、須田様の見解をお話いただきました。須田様の立場としては作家の創造性の妨げとなるAI作画には反対である一方で、業界においては、特にWebtoon制作ではシナリオから作画までの工程が分業体制のため、どの工程をAIに代替させることが可能なのか、という議論が日々されている点を興味深く聞き入っている社員が多く見受けられました。
今後求められる「プロデューサー」としての対応力
講義の中盤以降では、AIが今後も発展していき、多くの人が自身で創作したいコンテンツを生み出すことが可能になったら、「こういのうが面白いのではないか?」という提案をする職業、すなわち
「プロデューサー」としての対応力をアップさせていくことが大事であるというお言葉も印象的でした。
このプロデューサーとしてのマインドの培い方として重要なことは、コミュニティに所属し続けることや新しい市場を知りリサーチをいち早く開始することなどが重要であること、さらに須田様は実際にプロデューサーマインドを社員に浸透させているプロジェクトが紹介され、営業系・制作系メンバー問わず興味深く聞き入っていました。
後半に設けられた参加者との質疑応答では、やはりAIについての質問が多く、今後のビジネスやコンテンツ制作におけるAIとの向き合い方やついての質問が多くあがりました。
参加したメンバーの声
終了後に社員から寄せられたアンケートでは、「これからも進化し続けるAIとしっかり向き合う必要性がある」ということや、「新しい情報をインプットする行動力がいかに大切かを改めて気付かされた」という意見がありました。
さらには「コンテンツに溢れる世の中でより魅力的な案件提案をし続けるためは、コミュニティに所属し続けるのが大事である理由を知れて良かった」という声もあり、AIが発展する中で、アクアスターとしてどう向き合っていくべきか、参加者全体でより理解が一層深まったと言えます。
まとめ
今回のシェアノバは、クリエイティブに携わる社員にとってAIとの向き合い方や、AIと共にコンテンツがどのような進化を遂げていくのか未来に繋がる内容についてお伺いすることができました。
今後もアクアスターではAIに限らず、最新のトレンドやキーワードを押さえながらビジュアルとデジタルを活かしたソリューションを提供していきますのでぜひご期待ください!