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アニメーションMVの制作費の相場は?

2023/08/03

前回のブログでは、近年注目が集まるアニメーションMVについてご紹介しました。音楽業界はもちろん、アニメとのタイアップや企業とのコラボも増えておりエンタメ業界・広告業界を問わずアニメーションMVは注目されています。

今回は、このアニメーションMVを制作する際の費用の考え方やその相場についてご紹介します。基本的なアニメーションの費用の考え方やMVならではのポイントを含めてご紹介しますので是非参考にしていただければと思います。アクアスターでも、近年MVを始めとしてアニメーションに関するご相談が増えています。

アニメーション制作全体にご関心のある方は是非下記のページも併せてご覧ください。

アクアスターのアニメーション制作についてはこちらから

アニメーションMVとは

まずアニメーションMVとはアーティストの楽曲の世界観を表現するMV(ミュージックビデオ)をアニメーションで制作したものです。最近の国内のアーティストでは若者世代を中心に支持を集めているYOASOBIVaundy、米津玄師といったトップアーティストも制作しています。海外でもファレル・ウィリアムスやダフト・パンク等のグラミー賞常連のアーティストがアニメーションMVで有名です。2020年代の傾向として日本の80年代~90年代TVアニメからの影響も大きく、イギリスの人気シンガーのデュア・リパが2022年発表したMVは日本のアニメをリスペクトしたアニメーションMVになっています。

アニメーションの制作費用の考え方

アニメーションMVの相場を考える上で、まず一般的なアニメーションの制作費の考え方を把握しておく必要があります。アニメーションの制作費は一般的に以下の3カテゴリで構成されます。

  • 企画や進行に関わる費用(演出プラン、設定、進行管理に関わる人件費)
  • アニメーション映像に関わる費用(原画・動画、背景美術、特殊効果・編集等)
  • 音楽・音声に関わる費用(声優のキャスティング、録音、音楽や効果音等)

TVや劇場で流されるものからWebSNS限定で流れるアニメまで、それぞれの企画意図や制作内容・想定される予算規模に応じて予算が設定されます。

例として、TVで放送されている30分のアニメでは1話分の制作費がおよそ12003000万円と言われています。(作品によって前後します)

アニメーションMVにおける費用

アニメーションMVも基本的には制作費の考え方は通常のアニメーションと同じです。しかし、アニメーションMV独自の特徴を踏まえた上で検討する必要があります。

アニメーションMVの特徴

前回のブログでも取り上げましたが、アニメーションMVの代表的な特徴として主に以下の点が挙げられます。

  • 楽曲の尺に合わせた短編のアニメーションとしての演出
  • 歌詞とシンクロさせた映像や歌詞をグラフィカルに見せる表現
  • 他コンテンツとのタイアップ
  • イラストやキービジュアルを全面に出した演出

TVや劇場版のアニメとは異なり、映像としての時間は短くなる一方で、楽曲の世界観を表現するために独特の演出や短時間で視聴者の心を掴むインパクトも必要です。

アニメーションMVの制作費を考える上でのポイント

【演出や映像に関して】

TVアニメと同じ様なフルアニメーションでMVを制作する…とした場合、単純に30分の映像が3~5分と短くなるためその分コストが抑えられる訳ではありません。

短い時間でインパクトを出すために、アニメーションの中の絵の枚数を増やして動きを滑らかなものにしたり、キャラクターデザインや背景美術の設計に時間をかけたりする場合もあり、スケジュールや工数の面で注意が必要です。

一方でキービジュアルやCDのジャケットアート等に活用されているイラストを効果的に使用することで、世界観の統一を図りながらコストを最小限に抑える場合もあります。一枚の2Dイラストを立体のように動かすことのできる「Live2D」のようなソフトを活用しているアニメーションMVも近年では見受けられます。

【音楽や音声に関して】

一般的なアニメーションMVでは基本的にキャラクターのセリフなどが不要のため、音声に関する費用面は抑えることができます。

ただし映像としての演出上、楽曲の前後に効果音を組み込んだりする場合もありますので、プランニングの時点での確認が必要です。

アニメーションMVの相場

アニメーションMVの制作費は以上のようなポイントによって前後しますが、およそ2~3分前後のMVでシンプルなものでは100万円~の制作費となり、フルアニメーションとして作画の枚数を増やしたり、キャラクターデザインや映像表現を細部まで突き詰めて時間をかけたりする場合には500万~となります。

参考としてアニメーションMV以外の事例を紹介すると、プロモーション用映像として60秒のフルアニメーションを制作した場合には、およそ500万~1000万前後が相場となります。(こちらもアニメーションのリッチさや、声優・音楽に関わる部分でも前後します)

※ご紹介した事例はあくまで一例であり、企画内容や演出によって変動することがあります。映像の長さだけでなく、タッチやその制作内容によっても必要な予算が変動します。ご了承ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、アニメーションMVについてその制作費の考え方や相場についてご紹介しました。近年のアニメーション制作はデジタル化が進み、少人数のチームでも制作が可能になっています。その結果、制作体制や予算規模も企画内容に応じて編成して調整できる点も特徴と言えます。

アクアスターでは今回ご紹介したアニメーションMVや企業のPR用、採用活動向けのプロモーション映像など幅広いジャンルのアニメーション制作が可能です。

従来のビジュアル制作に強みを活かしながら、TVアニメや劇場版アニメの経験を持つスタッフが社内で連携して企画からご提案します。

  • アーティストとタイアップしてアニメーションのMVを作りたい
  • 新しい企業PRの手法としてSNSにアニメーションを投稿したい

以上のようにお考えの方は下記のページで弊社アニメーション制作に関してご紹介しておりますので、お気軽にお問い合わせや資料のご請求いただければと思います。

アクアスターのアニメーション制作についてはこちらから

また、オリジナルのアニメーション制作をはじめ既存の人気アニメとのタイアップ企画やそれをSNS上でのキャンペーンとして展開するご提案も可能です。クリエイティブの会社だからこそ実現できる、作品の価値とターゲットの体験を高める施策をご提案させていただきます。

「アニメや漫画といったコンテンツを活用してみたいがどうすれば良いか分からない」
「想定しているターゲットに刺さる表現方法を提案してほしい」

以上のようなお悩みのある方はお気軽にご相談、お問い合わせください。

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Topics:アニメーション,アニメーションMV,映像

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