より多くのファンに見てもらうためには? 版権タイアッププロモーションで効果を出すポイント
2021/08/25
前回『認知拡大施策の強い味方!版権タイアッププロモーション3つのメリット』(https://www.aqua-star.co.jp/blog/tie-up-promotion/)にて、近年増加している版権タイアップを行うメリットをご紹介させていただきました。今回は、その版権タイアップ先を決める際のポイントや注意点をご紹介いたします!
目次
タイアップ先を選ぶポイント
認知拡大やブランド価値が向上する版権タイアッププロモーション(タイアップ広告)ですが、人気作品を選ぶだけでは最善の効果は見込めません。適切なタイアップ先を選ぶ際には2つのポイントが挙げられます。
① ターゲット層はタイアップ先のファンの年齢層にあっているか
タイアップ先を決めるポイントの1つに自社の求めるターゲット層がタイアップ先のファンの年齢層にあっているかということが挙げられます。例えば、ターゲット層を30代男性と設定した場合、話題性はあるが学生に人気の作品か話題性は劣るが30代に人気の作品だと、後者の方がより30代男性ユーザーを獲得できると考えられます。更にターゲットよりも深堀したペルソナ設定を行うなど、タイアップを行う前の土台作りも重要なポイントの1つです。
② 関連性はあるか
次に、自社でPRしたい内容と作品との関連性があるかどうかはタイアップ先がタイアッププロモーションを引き受ける際の判断としても重要なポイント。作品と親和性のある内容か、世界観を壊す可能性がないかはタイアップ先を検討する際には初めに確認するべきです。タイアップ先のファンの多くは、ただ好きなコンテンツがコラボするだけではサービスや商品にまで興味を持ってくれません。作品との関連性があればあるほど、話題にもなりやすくファンの心を掴む施策となります。
空を飛ぶ、夢に向かってひたむきに努力するストーリー、 宇宙飛行士の若田光一さんらがかつて鳥人間コンテストに出場された経験があるという共通点があるタイアップ広告例
タイアップ広告を行う際の注意点
版権タイアッププロモーションは自社だけでなくタイアップ先も巻き込んだPRになるため、下記のことに注意する必要があります。
① タイアップ先のイメージと異なるPRをしない
タイアップ先を選ぶポイントの2番目に記載した通り、作品の世界観やキャラクターの性格や立場も考慮しなければなりません。また、ファンはタイアップ商品やサービスを検討する際、PRされている商品だけでなく、タイアップした際のクリエイティブも重視します。
もしキャラクターや作品とミスマッチだった場合、ファンから興味を持ってもらえないだけでなく「このキャラクター/作品を理解してくれていない」と悪いイメージが広がる可能性があります。自社だけでなく、タイアップ先にも大きな損害を与えてしまうため、注意しなければなりません。
それぞれのイラストで、キャラクター同士の関連性や雰囲気を合わせている例
② ファンを獲得する施策を同時に考える
版権タイアッププロモーションを行うことで、自社の商品やサービスを多くの人に知ってもらえます。また、タイアップをきっかけに新規ユーザーに商品購入やサービスの利用が増加することも見込めます。しかし、よく見受けられるのが新規ユーザー獲得後、自社のファンになってもらうための施策を考えていないパターンです。興味をもってくれた層や新規ユーザーに対してどのようなアプローチを行っていくのか、計画をしておくことが必要です。
まとめ
版権タイアッププロモーションは、認知拡大の面でかなり効果的な施策ですが、一歩間違えると炎上する可能性もあります。効果的なプロモーションを行うためにも、タイアップ先のリサーチやタイアップ後の施策をしっかりと準備することが重要になります。
アクアでは、タイアッププロモーションの企画・制作・運用も行っています。タイアッププロモーションをご検討の方はぜひお気軽にご相談ください。
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