SNSとデジタルコンテンツの連動 メリットや事例を紹介!
2023/10/26
今月のブログでは主に集客やプロモーションに活用される体験型のデジタルコンテンツについて紹介しています。様々な機能や見せ方がある中で、重要な要素の一つがSNSとの連動です。
今回の記事ではこのSNSと連動したデジタルコンテンツについてそのメリットや事例についてご紹介します。
目次
SNSとデジタルコンテンツが連動するメリット
SNSと連動させることの最大のメリットは自然な形での情報拡散が期待できることです。体験した人がプロモーションに関する情報を受け取って終わりではなく、自然な形で「こんな体験をしたよ」ということをフォロワーに共有することで認知を広げることができます。
また、コンテンツそのものが魅力的であれば、プロモーションで扱う商材やサービスを知らなかった人もデジタルコンテンツそのものを目的として体験しSNSへ共有する可能性もあります。この場合では気軽に遊べるゲームや、好きな漫画・アニメやタレントなどがタイアップした場合等が想定できます。
そのため、体験した内容(写真やゲームの結果等)をSNSで共有すると抽選でプレゼントが当たる…といったインセンティブを加えることで、より広く拡散する事例が多く見られます。
SNSと連動させたデジタルコンテンツ事例
*2点の事例はアクアスターが携わった事例ではございません。ご了承ください。
AR体験ポスターとSNSが連動『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
人気アニメシリーズ「ガンダム」の最新作である『機動戦士ガンダム 水星の魔女』では、「SHIBUYA WALL JACK」と題してポスターの2次元コードを読み取ってキャラクターのARが体験できるキャンペーンを展開しました。
渋谷エリア50箇所に掲載されたポスターは全9種類あり、ポスターに掲載されているキャラクターのAR写真を楽しむことができます。
さらに同時期に渋谷では原作の世界観を体験できる展示会が開催されており、指定のハッシュタグをつけてAR写真を投稿すると抽選で展示会オリジナルグッズが当たることもあり、多くのファンが展示会とAR体験を目的に渋谷に集まりました。
SNSではお気に入りのキャラクターと写真を撮る投稿だけでなく「渋谷のここにポスターがあった!」といったファン同士で情報交換も盛んに行われたことで、広く拡散されています。
『ARでキャラクターと写真を撮ることができる』体験だけでなく、宝探しのようにポスターを探すことも魅力的な体験になっていることも特徴的です。
SNS投稿が反映されるサイネージ『阪神百貨店 梅田本店』
現在、個人店舗から大手百貨店・スーパー等でもSNSを活用した集客が行われています。従業員がSNSで情報を発信して、商品やサービスのPRをすることも少なくありません。この従業員発信のSNS投稿を、サイネージと連動させることで顧客とのコミュニケーションに活かす事例も生まれています。
阪神百貨店の梅田本店では、社員が各自の担当分野に関する情報をInstagram等で積極的に発信していました。そこでSNSで投稿した内容がグラフィカルに表示されるサイネージを店内に設置し、来店した顧客が気軽に眺められるようにしています。
このサイネージの一部では気になった投稿をタッチすることで、詳細を観ることができるだけでなく2次元コードを読み取ってそのまま自分のInstagramで見ることも可能です。
発信側のSNS投稿を連動させることでより効果的な発信になった事例と言えます。
アクアスター実績『カロッツェリア×モルカー』
アクアスターでもSNSと連動した様々なデジタルコンテンツの企画・開発をおこなっています。今回はその一部をご紹介いたします。
カーナビ・カーAVブランドの『カロッツェリア』と、可愛らしいキャラクターが人気の『PUI PUIモルカー』がコラボした「3D AR モルカーとドライブにでかけよう!」のARコンテンツ制作及びサイトのコーディングを担当させていただきました。
このコンテンツでは提携するカー用品店に掲示されたポスターのQRコードを読み取り、アンケートに答えることで「3D ARモルカー」がプレゼントされます。「3D ARモルカー」はモルカーのキャラクターがARで立体的に現れ、写真を撮影できるARコンテンツです。ユーザーはキャラクターのサイズや角度を自由に操作して、オリジナルの写真を楽しむことができます。
「3D ARモルカー」と撮影した写真を指定のハッシュタグをつけてSNSに投稿すると、抽選でオリジナルのぬいぐるみが当たるこのキャンペーンでは、多くの方に写真を投稿していただきました。
開発側としてもアプリが必要のないWebARを取り入れたり、SNSへスムーズに連携させるシステムやUIを意識したりするなど様々な調整を重ねています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はSNSと連動したデジタルコンテンツについてご紹介しました。メッセージを伝えるだけでなく、体験として楽しめるようになっていること、体験を思わず共有したくなるような仕掛けがポイントと言えます。
アクアスターでは今回ご紹介したようなSNSと連動したデジタルコンテンツ(サイネージを活用したインタラクティブコンテンツ、AR・VRコンテンツ等)の企画・開発を多数行っております。下記のページにてそれぞれ詳しくご紹介していますので、是非ご覧ください。
デジタルコンテンツを「価値体験」にするためにはビジュアル表現や興味をもたせるプラン・クリエイティブも必要です。アクアスターはコンテンツの開発だけでなく、イベントやキャンペーン全体の企画から様々なツール・ビジュアルの実制作まで一気通貫で対応できる体制を整えております。
オンラインをはじめ、リアルイベントも含めて対応させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。