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イラストピック

食品業界のプロモーション課題 どうアプローチしていくか? ~「分かりやすく」「イメージさせる」~

2024/06/28

日々私達の食卓を彩る様々な食品は毎日のように新しい商品が発売されています。スーパーやコンビニには多くの食品がならび、ランチで食べるおにぎり、パン、お茶などの清涼飲料水も新しい商品が出てこない日が無いといっても過言ではありません。わたしたち消費者にとっては「どれを食べたら良いのか?」と悩む一方、メーカー側としても競合といかに差別化して手に取ってもらうかという点が非常に重要な課題です。そのため食品業界の各メーカーは商品自体の開発に加えて、そのプロモーションに力を入れています。

今回のブログではこの食品業界にとって常に重要な課題の1つであるプロモーションについて、特にビジュアルやクリエイティブの観点から押さえておきたいポイントを解説していきたいと思います。

食品業界を取り巻く環境

ライフスタイルの多様化

現代は少子高齢化、単身世帯・共働き世帯の増加といった人々の家庭環境が大きく変化しつつあります。さらに、食品そのものについても健康志向が叫ばれる一方、ハイカロリー・ハイボリュームの商品もSNSで話題になるなど「この食品はこうあるべき」といった固定概念が通用しなくなっています。ライフスタイルの変化にともない、人々が食事するシーンや重要視するポイント、趣味や嗜好が多様化していることを踏まえる必要があります。

消費者との接点の多様化

日々発売される様々な食料品を消費者はいつどこでどうやって知るでしょうか?少し前であれば「スーパーに行ったらTVCM見た商品があったから買った」「新聞のチラシで見て気になった」ということも多かったかもしれません。今はこの商品を知る接点が莫大に増えている点を踏まえる必要があります。TVの視聴時間よりもスマートフォンで動画やSNSを眺めている時間の多い現在、マス広告で知名度が上がれば必ず売れる…とは必ずしも言えない状況です。

「SNSで口コミが話題になった」「TikTokYouTubeのショート動画でバズっていた」という理由で、次の日には通販サイトで売り切れ、店頭からもなくなってしまう…ということも少なくありません 

物価高による消費者の厳しい目

日本国内において食品を選ぶ目線が厳しくなる要因の1つとして、昨今の物価高も無視できません。原油高高騰による製造・流通コストの増大、原価高が増えることによって、メーカー側も価格にその製造コストを価格に転嫁せざるをえません。今年度に入ってからも様々な食料品の値上げがニュースを騒がせています。

さらに賃金の上昇率がなかなか追いつかない現状では、家計に大きく影響する食料品の選定は自然と厳しい目になります。より限られたコストの中でいかに自分の生活にフィットするかどうかを、プロモーションや売り場での情報によって消費者は選定することになります。

食品業界におけるプロモーションのポイント

端的に魅力を訴求できているか?

先ほどもお伝えしたように現代人はインターネットをはじめとして様々な情報との接点を常に大量に持っています。手元のスマホを見ればSNSのタイムラインは即座に更新され、次々に新しい情報が流れてきます。街中を歩けば至るところに広告があり、最近ではデジタルサイネージで入れ代わり立ち代わり動画広告も再生されている状況です。このように情報にあふれた状況では、端的に「分かりやすく」その商品やサービスの魅力を伝えるかが重要です。

食べるシーンが想像できるか?

端的に分かりやすく商品の魅力を伝えることが重要、とご紹介しました。その魅力のとして欠かせないのは、ターゲットに対して「食べているシーンを想像させる」ことが需要です。前半でもお伝えしたように、多様化するライフスタイルや食品へのニーズに応えるには漠然と商品の品質や魅力伝えるだけでは、売り場で手に取る動機付けとしては弱くなっています。

「一人暮らしで疲れて帰ってきたときの晩ごはん」「朝、通勤中にのむエナジードリンク」「テレワークの合間に家で食べるおかし」etc

いかに、ターゲットが「自分ごと」として、食べているときの自分や食べ終わったときの自分の状況をイメージできるか…という点が非常に重要になります。

アクアスターの食品業界における事例

WILDish擬人化計画/キャラクターデザイン・コンテンツ制作

マルハニチロ株式会社の人気冷凍食品「WILDishシリーズ」のキャンペーン『WILDish擬人化計画』のキャラクターデザイン、特設サイトおよびサイト内のコンテンツ制作をアクアスターでは担当いたしました。多彩な商品の魅力を擬人化することで、端的に伝えることはもちろん想定されているターゲットに近い主人公の目線を通して商品を身近に感じてもらうストーリーのマンガを展開しています。

チーズデザート戦隊「コバラヘリーノズ」

六甲バター株式会社の人気シリーズ「QBBチーズデザート6P」のブランドキャラクターである『コバラヘリーノ』のアニメーションPVで登場する怪人デザインとイラスト作画をアクアスターにて担当させていただきました。

こちらの動画は、特設サイトのほかQBB公式YouTubeチャンネルでも公開され、YouTubeでは37万回再生されました。レトロな雰囲気を意識したタッチでシュールさの演出しつつ、既存キャラクターであるコバラヘリーノたちのキャラクターデザインに合わせて敵キャラクターのキャラクターデザインへと落とし込みました。

まとめ

今回は食品業界のプロモーションにおけるクリエイティブのポイントについてご紹介しました。食料品という私達の生活に無くてはならない商品だからこそ、消費者の傾向は価値観やライフスタイルの変化に影響を受けやすいとも言えます。

その状況下ではご紹介したようなキャラクターやマンガ、アニメーションと手法でより「分かりやすく」「思わず見てしまう」仕掛けをベースで訴求することで、商品と消費者の距離を近づけることが期待できます。

アクアスターでは「エンタメ化」というキーワードをもとに、食品関連の企業差mあをはじめとして多くのクライアントの課題解決に取り組んできました。特に創業以来携わっているビジュアル制作のノウハウをベースにしたイラスト・キャラクター・マンガといった施策は得意としておりますので、新しい切り口をお探しの際にはぜひご検討ください。

イラスト制作・タッチサンプルについてはこちらから

マンガ制作・サンプルについてはこちらから

また、ビジュアル制作のみならずそれを活かしたWebコンテンツの企画・開発やSNSの運用を通じたキャンペーン展開、TVWebで公開するアニメーションの企画制作も一貫して対応可能です。

食品業界のプロモーションでマンネリを感じている人、よりターゲットにピンポイントで訴求したい…という方はお気軽にお声がけください。

お問い合わせはこちらから

Topics:イラスト制作,キャラクターデザイン,マーケティング,マンガ制作

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