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イラストピック

これが分かればイラスト発注がスムーズに! イラスト制作会社が教えるイラスト制作の流れ

2022/06/23

前回、大好評!現役イラストレーターによるPhotoshopの小技についてご紹介しました。
今回は、イラスト制作の流れについてご紹介したいと思います。実際に発注したときの内容に沿って解説を行っていますので、是非ご一読ください!

イラスト制作の流れについて

まず、イラストを制作するにあたり、大まかな流れが下記になります。

イラスト制作の流れ

今回は、6月22日に開催されたSNSウェビナーのバナーに使用したカットイラストの依頼を例に流れをご紹介いたします。

打ち合わせ&スケジュール設計

まず、6月22日にSNSに関するウェビナー開催が決定し、イラストを使用したバナーを制作することになりました。今回は、バナー内でイラストを使用するため、社内デザイナーから担当イラストレーターへ制作発注をしました。
制作を依頼後、すぐに打ち合わせが行われ下記資料を基にイメージの共有が行われました。

発注資料

イラスト制作時は、クライアントにイラストのイメージ・納期・使用用途など様々な項目をヒアリングしています。今回は、社内での依頼かつデザイナーからの発注ということで詳細資料を1枚にまとめて打ち合わせを行いましたが、アクアスターへご依頼いただく場合は、担当営業との口頭ベースで打ち合わせを行うのが主流です。(ご安心ください!)

大ラフ制作

打ち合わせが終わると、大ラフが制作されます。これは、共有したイメージがあっているか。また、どういう構成にするかを決めるために欠かせません。
この打ち合わせの際、イラストレーターがくみ取って、構図提案したラフがこちら
元々、巨大スマホの方を見ている想定でしたが、ウェビナーの趣旨やバナー全体のイメージなどから、イラストレーターが構図を提案し、大ラフのような形になりました。

大ラフ

人物が前を向いている構図にすることで、人物がスマホを持っていること、視線を巨大スマホにすることで興味関心が公式アカウントに言っている様子が、当初の発注内容のイメージ図よりわかりやすく表現されました。
この後、通常であれば、詳細ラフが制作されますが、今回は社内でやり取りを行ったことに加え、大ラフ時点で細かく打ち合わせを行ったため、詳細ラフの工程は省略されました。

線画・着彩

ラフが出来上がり、チェックが完了したら、線画・着彩の工程に移ります。
ラフ制作と線画・着彩を分けている理由は、大きな修正・変更を事前に防ぐためです。
線画・着彩後の大きな修正は、工数の増加だけでなく、大幅な遅延やクオリティにも関係するため、必ず分けましょう。
こちらも制作後は、1度共有を行いズレが無いか確認します。
今回は、社内での依頼であったため、途中経過を共有する形で行いました。

線画・着彩

最終仕上げ・クオリティチェック

チェック後は、指摘箇所を修正し、クオリティチェックを行います。
アクアスターでは、イラスト制作の流れの中で必ずクオリティチェックを行っております。最初の指示書に記載してあった要望・条件から外れていないか、修正箇所に見落としがないかなど、細かく確認を行う事で、安定したクオリティ維持が出来ています。

提出・修正・納品

最後に、提出を行い、修正が無ければ納品となります。

完成したアニメ風のイラスト

発注時に共有した爽やかなアニメ風のイラストが出来上がりました。
また、大ラフ時点で構成を確認していたので、大きな手直しもなくバナー制作に取り掛かることが出来ました。

そしてこちらのイラストを取り入れて制作したバナーがこちら!

完成したバナー

こちらのバナーを使用したSNSウェビナーは、180名を超える申し込みがあり、大盛況なウェビナーとなりました。

ヒアリング項目

先ほど紹介した流れの中で、ヒアリング項目がありましたが、何を聞かれるのか?どういう情報が必要なのだろう…?と思った方は多いのではないでしょうか?
ここでは、先ほど出てきた発注資料をベースに必要な情報をご紹介します!

依頼内容について

まず、制作に関する情報を打ち合わせます。
主に、使用用途と目的・使用される媒体・解像度・点数・サイズ・納期などの希望スケジュール・依頼されたお客様の商品やサービスなどを中心にヒアリングを行います。
先ほどの事例では別ツールにて納期などを連絡しているため、省略された資料となっていますが、上記の項目は必ず聞かれる項目です。打ち合わせ前までには、明確にしておきましょう。

イラストの状況・設定について

次に、イラストの内容のヒアリングを行います。
この時、どのような人物が・どういう状況で・どういうことを行っているのかなどをはじめに、書き込みの多さ(背景・人物の多さ)など、イラストで表現する内容を細かく詰めていきます。
構図案などリファレンス支給がある場合は、ここでその内容のヒアリングを行います。
今回のイラストでは、下記のようなシーンのイラスト制作を依頼しました。

ヒアリング内容

イラストのタッチについて

最後に、イラストの方向性・雰囲気・タッチのヒアリングを行います。
この時、○○風のタッチにしてほしいという希望だと認識のズレが生じてしまう可能性があります。
例えば、アメコミ風でお願いします!といったタッチの指定でも、下記のようにアメコミでも差があるため、理想のタッチの参考イラストを複数枚提示することをおすすめします。

イラスト1
イラスト2

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、イラスト制作の流れについてご紹介しました。
イラスト発注の際のご参考になれば幸いです!

■アクアスターで出来る事
プレゼン資料の制作
広告・ポスターなどの1枚絵
タイアップイラスト

■こんなご相談も承ります
イラストのタッチを表現して欲しい
そもそも、どういうタッチがよいのかわからない
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