コーポレートサイト制作のポイントを分かりやすくご紹介!
2022/12/20
前回、前々回とWebサイト制作に関するブログをお届けしました。 Webサイトと言っても目的に応じて様々な種類があります。 今回は「コーポレートサイト」の作り方のコツについて詳しくご紹介します。新しくコーポレートサイトを立ち上げようとしている方や、自社のサイトのリニューアルをお考えの方は、前回ブログと併せてご覧ください。
はじめに
コーポレートサイトは、一言で言えば「自社の企業情報を発信するWebサイト」です。
しかし単なる情報発信に留まらず、いくつか欠かすことの出来ない重要な機能が求められます。
今回は、アクアスターの強みの一つであるコーポレートサイト制作について解説したいと思います。
コーポレートサイトに求められる主な3つの機能
コーポレートサイトにも通常のWebサイトと同様に達成すべき最終目標(KGI)と、それを達成するための中間目標(KPI)が存在します。Webサイトにおいて特に重要なKPIに直結する機能はこちらの3つです。
➀ 問い合わせ
➁ ブランディング
➂ 採用
これらは個々に特化した機能のため、専門の制作会社が存在するほどです。その他にも企業情報やアクセスマップ、投資家へ向けたIR情報の公開などがあります。
➀問い合わせ
コーポレートサイトは単に企業情報をネット上で公開するだけのページではありません。優れたサイトは数百人分もの営業職に匹敵する集客・送客機能を持ちます。それはページ内にある「お問い合わせ」フォームが機能しているからです。
上記のイメージのように、お問い合わせ機能はサイトのヘッダーメニューや追従バナー、フッターエリアなどサイト内全体に設置されます。しかし、単にあれば機能するというものでもありません。
特に各商品やサービス内容に関するページでは、独特の設計が求められます。これらのページはサイトを回遊し企業への興味関心を高めながら、問い合わせに移る動機づけとなるページだからです。その為、お問い合わせフォームの設置や設計の仕方は結果に大きく影響します。例えばフォームまでの案内が不親切だったり、操作手順が分かりづらかったりすると、顧客の意欲が簡単に失われてしまいます。問い合わせフォームを効果的に機能させるためには、サイトに訪れる顧客の動きを想定した繊細な設計が必要です。
➁ブランディング
「ブランディング」は簡単に言えば企業のイメージを向上させる施策です。どのような企業なのか印象づける重要な機能があります。主な内容として、ミッションやビジョンを伝えるメッセージ、プロモーション動画やオウンドメディアを通しての社員の想いの発信、自社のSDGsに対する取り組みなどが挙げられます。コーポレートサイトを閲覧する人の興味関心、社会的な評価や貢献度を様々な視点から継続的にアピールする必要があります。
インターネットの普及前は、「きちんとした仕事をしていれば、積極的な情報発信をしなくとも企業は評価される」と考えられることもありました。しかし、だれもが簡単にスマホで情報検索できる現在、評判の良い企業情報が検索でヒットしなければ、高く評価されていないことと同じです。
しかし、ブランディングは他の機能と異なり、数値での分析が難しい面があります。コーポレートサイトを訪れた人の数やページを見られた数(PV)の増減だけで顧客の満足度や評価を判断するのは難しいからです。具体的に評価を尋ねるアンケート機能等を活用して、ブランディングが機能しているかを判断する必要があります。
分析が難しいとはいえ、企業のブランディングは「問い合わせ」を始めとするその他の機能に大きく影響を及ぼします。
例えば、一見本業とは関係が無さそうに見える社会貢献活動のページであっても、活動から関心を持った見込み客からの高評価に繋がり、ビジネスのきっかけとなることもあります。自ら積極的に発信し続けることができればブランディングの基礎となり、効果が期待できます。
➂採用
3つ目の重要な機能は「採用」です。
現在どんな企業にとっても共通の課題は優秀な人材確保と言えます。そしてそのターゲットである求職者側から見た、企業を選ぶ主な判断材料は以下の3点です。
- コーポレートサイトの情報
- ネット上の評価
- IR情報
これらはすべてインターネットから入手できる情報です。コロナ禍を経て、現在では実際に会社を見学してこの目で確かめたり、社員と対面で会話したりする事のハードルが上がりました。これにより、求職者はよりインターネット上での情報を元に企業を見定めるケースが増えます。
その場合、ネット上にある企業情報の質が低かったり古かったりすると、有能なビジネスパーソンに選ばれる可能性は減るでしょう。また新卒採用の場合、就職を希望する会社のコーポレートサイトを保護者と閲覧し、応募の有無を決めるケースも出てきています。
このように企業目線だけではなく、求職者を始めとする消費者の視点に寄り添った採用ページが必要です。募集要項や企業情報だけにせず、具体的な仕事や職場のイメージを動画やイラストなどのビジュアルを通じて感性へ訴えることが、コーポレートサイトの採用機能の向上に繋がります。
まとめ
このようにコーポレートサイトは他のWebサイト制作と異なり、それぞれ専門性の高い機能の設計・運用が求められます。
見込み顧客の管理や営業支援を行うMA(マーケティング・オートメーション)ツールなどとの連携や、競合他社に勝つSEO施策なども重要なため、まず何をどのように取り組んでいいかわからない状況になりがちです。
アクアスターは新規のコーポレートサイト立ち上げから、リニューアルによる課題解決までゼロからご提案させていただいております。詳しくは、下記のページから是非詳細をご覧ください。
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