あのクリエイターとタイアップ! 担当者が抑えるべきポインとは
2023/10/12
今月のブログでは企業同士のタイアップ、アニメや漫画といったコンテンツとのタイアップについてご紹介しています。さらに、作品ではなく漫画家やイラストレーターといったクリエイター個人の方ともタイアップする事例も増えています。今回はこのクリエイター個人の方とのタイアップする際のポイントについてご紹介します。
目次
クリエイターとタイアップする際のポイント
クリエイターとタイアップする際には、抑えておきたいポイントが複数あります。クリエイター本人が得意とする分野や、広告で取り扱う商材やサービスによって詳細は異なりますが、今回は特に共通して重要な点に絞ってご紹介します。
「クリエイターとタイアップする≠作品とタイアップ」?
例えば、漫画家の方とタイアップする場合には必ずしも「作品」とのタイアップが可能とは限らない…という点に注意が必要です。「あの漫画のキャラクターを広告に登場させたい…!」という場合には、あくまで「作品」とタイアップすることになります。その場合には窓口が出版社等の版権元となる場合もあるため注意が必要です。
作品・版権とタイアップする場合の流れや版権元とのフローに関してはこちらのブログでも紹介しているので是非ご覧ください。
企画を取りまとめる「何故貴方(クリエイター)とタイアップしたいか」
クリエイターに対してアプローチする際には、まずどんな内容の企画なのかを決めておくことが重要です。主には広告やキャンペーンの自体の企画概要、タイアップの際にお願いしたいこと等が該当します。単に「タイアップしたい」という希望だけではクリエイター側としても実施できるかどうかの検討が出来ないため非常に重要です。特に契約的な側面では、既にクリエイターが同業他社とのタイアップを行っている場合などには企画自体の実現が難しくなる場合もあります。
そして、何より重要な点は「何故貴方(クリエイター)とタイアップしたいか」という点をしっかりと伝えられることが重要です。商品やサービス、ブランドが持つコンセプトやメッセージを伝えた上で、そのクリエイターの方とタイアップすることがどういった効果や影響をターゲットに及ぼすか等を企画段階でまとめ、伝える必要があります。
タイアップするクリエイターの方との「親和性」
タイアップするクリエイターの方と、親和性のあるタイアップになっているか…という点も非常に重要なポイントです。クリエイターの方が前向きに、モチベーション高くタイアップに取り組んでいただける内容かどうかは、タイアップの成功に大きく影響します。
クリエイターの方が好んで描くモチーフやストーリーに関連しているものはもちろん、SNS等で発信していたふとしたつぶやきに関連するものから生まれたタイアップも少なくありません。
クリエイタータイアップ事例『ダウンタウンDX』
次に、クリエイターの方とのタイアップにアクアスターが関わった事例をベースにポイントを紹介します。
2018年1月に人気TV番組「ダウンタウンDX」放送25周年記念キャンペーンにて人気漫画家とダウンタウンのお二人がタイアップしたビジュアルを制作させていただきました。
一方は人気格闘漫画「刃牙」シリーズで有名な板垣恵介先生ご監修の元に制作、 もう一方は地獄のミサワ先生に描き起こしていただきました。ダウンタウンお二人の特徴を残しつつ描くことで、番組と作品それぞれのファンに刺さる相乗効果の高いコラボとしてSNSで大きな話題になりました。
「刃牙バージョン」という形でもプレスリリース・ニュースなどでも告知するため、作品ともしっかりタイアップする形で制作しています。具体的には「刃牙」をイメージさせるタッチでアクアスター側が制作し、板垣先生に監修頂きました。
もう一方は「地獄のミサワ先生バージョン」という形で、特定の作品ではなく地獄のミサワ先生のタッチを全面に露出する意味で、ご本人に描き下ろし頂きました。
ご本人が描き下ろすパターンだけでなくアクアスターが制作を進めてクリエイターの方にチェック・ご監修頂いてビジュアルを完成させる場合もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はクリエイターとタイアップする際のポイントについてご紹介しました。人気のクリエイターの方は、スケジュール等に余裕を持って打診することは勿論ですが、冒頭でもお伝えした「何故そのクリエイターの方とタイアップするのか」という思いや企画も重要です。
アクアスターが連続してクリエイターとのタイアップに参画した「鳥人間コンテスト」では小山宙哉先生や窪之内英策先生が番組や企画に前向きにご賛同いただいたことも成功の要因の一つです。
アクアスターでは今回ご紹介したクリエイターとのタイアップを始め、アニメや漫画といったコンテンツとのタイアップを得意としております。タイアップ先の選定から版権元との連携だけでなく、これまでのビジュアル制作の強みを活かしたクリエイティブ制作まで一気通貫した対応が可能です。
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また、タイアッププロモーションをさらに効果的にするAR等のデジタルコンテンツの開発や映像・アニメーション制作も行っております。リアルイベントからSNSを活用したキャンペーンなど、様々な実績がございます。タイアップ含めてプロモーションで新たな切り口や見せ方が欲しい…とお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。