日本のアクアスターとカンボジアのYAMADA ANGKOR ANIMATIONが交流。 「イラストで繋ぐ文化交流 イラストレーター交流会」開催レポート大公開!
2023/07/26
こんにちは!
アクアスター広報担当です。
今年は日本とカンボジアの外交関係樹立70周年を迎えることもあり、
アクアスターでは、6月16日(金)にカンボジアのアニメ制作会社YAMADA ANGKOR ANIMATION(以下YAA)様とオンライン交流会を開催いたしました。
こちらのブログでは、交流会当日の様子をご紹介させていただきます!
イラストを通してカンボジアと繋がる試みに至った背景
まず、今回の交流会はYAA代表の山田様の取り組み・姿勢にアクアスターが共感したことがはじまりです。
YAA代表の山田様はカンボジアのアートを世界に通用するレベルまで成長させたいという想いの元、カンボジアの現地で自身のアートスクールの開校やアートコンテストの実施といったアーティスト育成における取り組みを積極的に行っています。
▲実際のアートスクールの様子
しかし、カンボジアのイラストレーター技術力は現在成長過程の段階であり、アクアスターは現地のイラストレーターの方が制作したイラストにフィードバックを行い、その成長を支援してきました。
今回の交流会は、その一環としてイラストレーター同士の交流会を行い、カンボジアのイラスト技術力向上を目指し開催されました。
また、この交流会を通して、アクアスターでは下記のような人材育成に繋がることを期待しています。
・国際的な視野を持つイラストレーターになる
・仕事に対する考え方、視座を広げるイラストレーターになる
・多様な価値観を大切にするイラストレーターになる
当日の流れ
当日の流れに沿って交流会の様子をご紹介できればと思います。
13:00 はじまりのご挨拶
日本時間、13:00より両社の代表からの挨拶を行いました。
この時は、アクアスターもYAA様側もまだ緊張があり硬い表情・硬い空気感でした。
13:05 会社紹介および参加者自己紹介
はじめの挨拶をおえ、各社の紹介とメイン登壇者の紹介を行いました。
アクアスターからは、制作スタッフ中心に約25名が参加いたしました。
▲メイン担当者の自己紹介の様子
▲オフィスや社内イベント紹介を行っている様子
YAA様からは、制作スタッフ14名がご参加されました。
日本語を勉強されているスタッフの方もいらっしゃり、スタッフ間のコミュニケーションを交えたことで空気感も少しずつ柔らかくなっていきました。
▲YAAのご登壇者様のプロフィール
13:15 アクアスターより、キャラクターイラスト作画解説
▲模擬発注資料を説明している様子
今回、アクアスターからは、技術共有ということで、普段の指導教育にも活用している内容を模擬発注資料として用意し、作画作業の流れや作業中のポイントをご共有させていただきました。
翻訳をしていただきながらの説明ということで、言語の壁は想定していましたが、そもそもの技術の言語化や伝え方の難しさを感じながら、細かくご紹介を行いました。
▲模擬発注資料に沿って作画技術を教える様子。
▲現地で実際にメモを取ったり実践したりしながら聞くYAAのスタッフ
14:00 YAA山田様よりカンボジア文化と日本のコンテンツについて
YAAの山田様よりカンボジア現地の観光地や風景をはじめYAA社内の様子をご紹介していただきました。
ご紹介いただく前のカンボジアのイメージをアクアスタースタッフに回答してもらったところ【常夏で遺跡が多い。自然豊か。文化的なイメージはあんまりない。静かな方が多そう。】
といったイメージでした。
しかし、実際にご紹介を受けてのイメージを回答してもらったところ
【自然豊かで建物が綺麗。街全体が活発な印象。絵を描く環境は日本とかなり近い。とても暖かく接してくれる人達】という回答が集まり、カンボジアへのイメージが大きく変わる結果となりました。
▲カンボジアの風景を紹介してもらっている様子。
▲共通の話題を見つけて笑顔のアクアスタースタッフ
14:45 締めのご挨拶
締めのご挨拶では、開始直後とは大きく変わり、両社笑顔で手を振り合う様子が見られました。
▲終わりの挨拶の様子
交流会を終えて
今回交流を終えて各社感想が集まっておりますので、ご紹介させていただきます!
アクアスターより
今回、異なる文化圏の方とイラストレーションという非言語のコンテンツで繋がることができ非常に有意義な時間を過ごすことができました!
このような試みをすること自体に意味があると思っているので、まずは開催できてよかったと思います。今後としては、YAAのスタッフのみなさまとも定期的に連絡を取り、日本とカンボジア双方の技術を高めていければと思います。
YAA山田様より
本当に良い機会を頂いたと感謝をしております。
カンボジアで育ててきたスタッフ達ですが、日本のプロの現場のスタッフ達がほぼ同世代である事に親近感を持ち、自分たちも頑張れば、という気持ちになれたのではないでしょうか。結果だけを日本から見て来ただけに現場を感じることが出来て本当に良かったと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回、アクアスターとYAA様の交流会「イラストで繋ぐ文化交流 イラストレーター交流会」の様子をご紹介させていただきました。
終了後の現在も、YAA様との交流は続いておりますので、こちらのブログでまたご紹介させていただければと思います!
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