「はじめてのプレゼン!成功へ導く必須ポイント5選」
2022/10/19
プレゼンテーションは、自分の意見やアイデアを伝えるための社会人の必須スキルの1つとして重要視されています。最近ではビジネスの場面だけでなく、大学入学試験などの教育現場で使われることも増えてきました。プレゼンテーションは見た目のデザインを整える資料作成をはじめに、各工程でのポイントが押さえられないと、伝えたい内容を上手く伝えることはできません。今回は、はじめてプレゼンテーションを行う際に気をつけたい大切なポイントを5つ紹介していきます。
尚、アクアスターではプレゼンテーション用のイメージイラストやグラフィックカンプ、映像コンテンツを提案する際の絵コンテ等のプレゼンテーションをサポートするソリューションを提供しております。プレゼンテーション作業でお困りの際にはお気軽にお声がけください。
目次
プレゼン資料の構成をしっかり!プレゼンテーションの「骨組み」を重視する!
まず、プレゼンテーション全体の構成が重要なポイントに挙げられます。
プレゼンテーションはリアルタイムに聞き手に意見を伝えるものです。
限られた時間の中で、伝えたいことを伝えるためには、構成をしっかりと立ててプレゼンテーションを行う必要があります。
プレゼンテーションを作り始める前に、自分が伝えたい内容をどのように、どんな順番で伝えるか、何を1番伝えたいのかを明確にしましょう!
【基本的なプレゼン資料構成の例】
プレゼンテーションの資料の構成には様々なタイプがありますが、ここでは基本的な「序論・本論・結論」の構成をご紹介します。
1・序論(導入)
今から話し手が何について話すのかを聞き手に理解してもらい、興味を持ってもらいます。どうしてこのアイデアを持ったのかなどの理由を簡潔に述べます。
プレゼンテーションの始め方の一例として、「みなさんは◯◯を知っていますか?」といった問いかけや、「現在◯◯が問題になっています。」など、聞き手の共感から注目を得る、話題提示などがあります。
2・本論
1の序論でテーマを明確にしたので、次の「本論」では自分の一番伝えたいメッセージを伝えます。
具体的な根拠やデータを使って自分の意見をさらに詳しく説明すると、さらに説得力が増します。
3・結論(まとめ)
最後にプレゼンテーション全体のまとめとして、今まで話してきた意見や理由をもう一度簡潔に説明し、プレゼンテーションを締めくくります。
プレゼンのスライドは出来るだけシンプルに!
プレゼンテーション資料(スライド)の役割は、あくまでも話し手の補助役です。
そのため、スライドはシンプルにまとめることがポイントと言えます。
下の資料を見比べてみてください。
1つのスライドの情報を出来るだけシンプルにまとめることで、重要なポイントを一目見て理解することができます。
聞き手は、話し手の声を聞いて情報を得ます。
スライドの情報量が多いと、スライドを読むことに意識が集中してしまうため注意しましょう。
スライドの配色を意識してより伝わるプレゼンに!
上記でも説明したように、スライドはシンプルかつ伝わりやすくある必要があります。
そのため、配色も重要なポイントとして挙げられます。
基本的に、スライド内の色は3色に納めることがオススメです。
それ以上の色を使うと、スライドのどの部分が重要なのか、どこを強調させたいのかが分かりづらくなります。
使う3色は下記の様に分類して考えます。
配色を工夫して、伝わるプレゼンテーションにしましょう!
イラストや図、グラフでさらにわかりやすく!
文字だけでなく、具体的なイラストや図を使うことで伝えたい内容を聞き手にイメージさせることができます。
例えば、「今年度の当社の売上は昨年に比べ30%増加しました。」と、プレゼンテーションの中で話す際、スライドの中に売上の推移が一目でわかるグラフがあれば、実際の変化が可視化され、理解しやすくなります。
さらに、プレゼンテーションの内容に合わせたイラスト選びも重要です。
例えば、就活中の学生向けにプレゼンテーションをするのであれば、スーツを着た人のイラストを使い、子育てをしているお母さん向けの商品を紹介するプレゼンテーションであれば、子供を抱っこしているお母さんのイラストを入れるとイメージが視覚的に伝わりやすくなります。
プレゼンのリハーサルは必須!
最後に、リハーサル、練習はプレゼンテーションにおいて特に重要です。
はじめてのプレゼンテーションの場合、多くの人が緊張してしまうと思います。
プレゼンテーションの練習では、スライドだけでなく、事前に話す内容の原稿を用意し頭に入れておくことが大切です。
プレゼンテーションは、意見をその場で相手に伝えるものであるため、出来るだけお客さんとアイコンタクトを取ったり、身振り手振りなどのパフォーマンスで視覚的に訴えかけたりすることで、より聞き手に内容を訴求することができます。
プレゼンテーション本番までに自分一人での練習や、同じ職場の同僚や上長に聞き手役になってもらいリハーサルを行なっておくと自分の自信に繋がり、本番のプレゼンテーション成功にも繋がります。
プレゼンで緊張しないために
プレゼンに限らず、大勢の人の前で喋ることに緊張感を感じてしまう人は少なく有りません。特にビジネスの現場では大きな案件が獲得できるかどうかの、プレッシャーを感じてしまうこと等もあるでしょう。
この緊張を和らげるためにはまずなにより先程お伝えした事前の練習・リハーサルが重要です。リハーサルで体験したことを再現することに集中できれば、緊張感を最小限に抑えることが期待できます。
しかし、どれだけ練習しても緊張してしまう!という人には「リアプレイザル(Reappraisal)」という手法がおすすめです。この手法は心理学や認知行動療法の研究の中で提唱されてきた考え方で、なにかストレスや緊張感、不安に襲われた時に「感情を受け入れて新しく意味を付け加える」という手法です。
具体的には、プレゼン前に緊張しているときには「緊張している」という自分の感情を受け入れつつ「チャンスを前に興奮している」と自分に言い聞かせて意味付けを変えることが重要です。
ハーバード・ビジネス・スクールのある実験で、生徒がスピーチをする前に「落ち着いています」もしくは「興奮しています」と一言言ってからスピーチを行ってもらいました。すると「興奮しています」と声に出した生徒のスピーチの説得力の方が高く評価された…という結果もでています。
おわりに
今回は、はじめてのプレゼンテーションを成功に導くポイント5つを紹介しました。
アクアスターでは創業以来「勝てるプレゼンテーション」を実現するためのサービスを広く展開しています。特にTVCMや動画制作時に必要な「絵コンテ」、企画・グラフィックの仕上がり見本としての「カンプ」の制作に関しては年間1000件以上の実績があります。
プレゼンテーションを行う際に「アイデアをビジュアルで印象強く伝えたい」というお悩みのある方は是非お気軽にアクアスターにご相談ください。企画意図をより伝えられるタッチや制作方法をご提案いたします。
制作事例やタッチサンプル、無料資料請求はこちらのページをご参照ください!
制作に関するご相談、ご質問もお気軽にお問い合わせください。