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社会課題の解決とブランディングの関係性

2024/08/23

前回のブログで取り上げたブランディングは企業だけでなく自治体や各種団体などでも実施されています。それぞれのブランドを発信するために、様々なコンテンツとタイアップするなど多種多様な切り口が見受けられます。

今回のブログでは社会課題の解決を通したブランディングについてご紹介いたします。

直近のブログでは前提となる「ブランド」や「ブランディング」そのものに関する内容のブログも展開しておりますので、ぜひ併せてご覧下さい。

今さら聞けない!?「ブランディング」その意味と重要性

社会課題とブランディング

先ほどもお伝えした通り、企業をはじめとして様々なブランディングの事例が現在生まれています。歴史や理念を物語として伝える、企業・ブランドロゴを統一して展開すること、現代ではスポーツ選手やSNSで影響力のあるインフルエンサーとタイアップする…など、が該当します。その中でも近年では社会課題に取り組む事例も多く生まれています。

現在、環境問題や持続可能な社会を目指す取り組みの重要性がどの世代、どの地域でも認識されるようになりました。企業はこの社会課題に取り組むことで、消費者や関係各所からの信用・信頼を得られるようになります。さらに、自社が掲げる企業理念やミッション、自社商品・サービスを社会課題の解決を通じて広く知らしめることが可能とも言えます。

そのため、現在ではこの社会課題の解決を通じたブランディングは大いに注目されています。

社会課題を踏まえたブランディング実例

*以下で紹介する事例はアクアスターの事例ではございません。ご了承ください

エイアンドダブリュ沖縄株式会社「タンブラー持参でサステナブル」

沖縄で   27店舗(令和241日時点)のレストランチェーンを手掛けるエイアンドダブリュ沖縄株式会社で2024年8月から「マイタンブラー持参でサステナブル」キャンペーンをスタートさせました。紙コップなどのゴミを削減するのと同時に、その売り上げの一部を子ども達の貧困問題支援へ寄付されます。

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現在日本国内では経済格差・貧困対策も社会課題の一つとして注目されています。特に、同社HPによれば沖縄県では子どもの3人に1人が貧困状態にあるとされており、早急な支援が求められていました。沖縄県にしかないファーストフード店だからこそ、実現できた地域貢献そして社会課題の解決に取り組むブランディングの事例とも言えます。

日新化工株式会社「サステナブルチョコレート シリーズ」

日本初の「洋生用チョコレート」を開発し、業務用のチョコレート製造で知られる日新化工株式会社では、カカオ農家に直接還元できるプログラム「サステナブルチョコレート シリーズ」を2022年から展開しています。その第2弾として、20244月より「サステナブルチョコレート おいしい洋生(ダーク)」を販売しました。

現在、チョコレートの原料カカオ生産地では、生産者の低収入に伴う子供の労働問題や農薬使用による環境問題が課題とされています。この取り組みではSDGsに取り組んでみたい、カカオ産地に貢献したい顧客が、サステナブルチョコレートを購入し、カカオ農家に直接還元する仕組みを作ることで、カカオ生産国の環境改善や生産農家の向上が経済格差の解消などにも期待できます。

まとめ

今回は社会課題を解決とブランディングについてご紹介しました。

現在、アクアスターでは特にビジュアルを活用したブランディングで様々な企業の課題解決に取り組んでいます。

今月21日には「ビジュアルで伝わる ブランドプロモーションの成功事例」と題したウェビナーを開催いたしました。先日のライブ配信に加えて29日から4日間、アーカイブでの配信も行っていますのでお気軽にご覧ください。

Topics:ブランディング,マーケティング

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