CM制作でも活用される絵コンテのタッチについて例を基にご紹介!
公開日:2022/08/04 最終更新日:2026/03/10
前回、映像のクオリティを左右する絵コンテの費用感や制作のポイントについてご紹介いたしました。
今回のブログでは、絵コンテのタッチについて注目し、ピックアップいたします。
絵コンテで実際の動画イメージの再現度を上げるためにできることとして、様々なタッチでの表現が挙げられます。ここでは、絵コンテのタッチについて解説した後、アクアスターのコンテでよく起用されるタッチについてご紹介いたします。

目次
絵コンテは何故必要か?
前回のブログでもお伝えしたように、絵コンテは映像制作の企画の段階で制作されます。
これから作る映像が最終的にどんな流れになるのか?アングルや演出といった骨組みを静止画を漫画のように並べて、完成形をイメージしやすくするためにいわば「設計図」として制作します。(場合によっては簡易的に制作した映像を組み合わせた「VTRコンテ」と呼ばれるものを作ることもあります)

特にTVCM等の広告向けの映像は、クライアントでのプレゼン段階で完成形をイメージしてもらう必要があるため重要な要素の一つと言えます。
絵コンテをイラストで描く理由
昨今、パソコンで画像処理が手軽に行えるようになったり、生成AIで画像を出力できるようになったりしたことで、「プレゼン用の絵コンテはイラストで描き起こすことはしない」というケースも増えています。
ただし、弊社にも引き続き描き起こす形でプレゼン用の絵コンテのご相談は多くいただきます。なぜわざわざ絵コンテはイラストで描く必要があるのでしょうか。
表現したいアングルや構図を確実に絵コンテで伝える
イラストで描く理由の一つは確実に表現したいアングルや構図を伝えるためです。いざ画像処理で絵コンテを制作しようとしても、映像プランナーやディレクターの方の意図するアングルの画像を用意することが難しいケースが多々あります。そのため、描き手と直接やりとりしながらイメージを反映させて絵コンテを描き起こす方が確実なケースが多いのが現状です。
イラストにすることでコンセプトを分かりやすく伝える
画像処理であってもイラストであっても絵コンテは静止画です。絵コンテは決して実際のリアルな映像ではありません。そのため、100%同じものになるわけではありません。冒頭で伝えた通り、絵コンテで伝えたいのはあくまで演出の意図や全体の雰囲気といった骨組み部分です。イラストであえてアングルを極端に描いたり、人物の表情を分かりやすく描いたりことでより映像で伝えたいコンセプトをプレゼン段階でイメージしやすくする効果も期待できます。
絵コンテの「タッチ」とは?
イラストや絵コンテの『タッチ』とは、線の太さや描きこみ量など、様々な画風のことです。作家独自のタッチを持っていることも多く、タッチによってイラスト全体のイメージが異なるため、イラストのクオリティを左右する重要なポイントの1つといえます。
絵コンテはそのタッチによって伝わり方が異なる
まず、絵コンテのタッチが異なるだけで、これから制作しようとしているCMのイメージや資料全体の印象が大きく異なります。
CMの制作現場では、コンペで勝ち残ったものが実際のCMになるといったケースもあります。その際に絵コンテが勝ち負けに左右することもあり、同じ内容だったとしても、タッチを変えるだけで、受ける印象や伝わりやすさが変わってきます。
絵コンテは制作するタッチによって費用が変動する
絵コンテのタッチが異なると、その制作に必要な時間も変わってくるため費用にも差がでてきます。
コンペで絵コンテが必要な場合、特にまだ本編の制作・受注が確定していない状態ではプレゼンテーションで使用する絵コンテ制作にかけられる予算が少ないといったことも多いのではないでしょうか?その場合は、タッチ変更をしてみることもオススメです。
『絶対にカラーコンテにしたい』という場合は、塗りをあっさりしたものに変更したり、希望タッチがある場合は、カラーではなくモノクロへ変更することで価格を抑えることが出来ます。

絵コンテのタッチ例(アクアスターの場合)
次に実際の絵コンテのタッチ例をご紹介します。こちらのタッチの名称やサンプルはアクアスター独自のものとなりますので、ご了承ください。
カラーフォトリアル
フォトリアルは、まるで写真のようなタッチで『躍動感』『透明感』『タレントに似せて描く』『シズル感(※食品等のみずみずしさの表現)』などの表現に強いのが特徴です。
通常の絵コンテよりも制作費用・時間共にかかるので、絶対に勝ち取りたい競合コンペなどにおすすめのタッチです。


カラー/ベーシック
ベーシックタッチは、手描き感のある柔らかいタッチが特徴です。カラーフォトリアルよりも制作期間も短く、大量の発注や短納期での制作が可能なので突然のプレゼンで時間がないといった時でも幅広く、柔軟に対応できます。


カラー/特殊
特殊タッチは、流行りのアニメ風、アメコミや有名イラストレータータッチなど、プレゼンの内容に合わせて制作が可能です。
複数のイラストレーターが所属し、協力して同じタッチを描くことが得意なアクアスターだからこそ対応できる技術になります。
この場合、描きこみ量などで費用が異なるため、費用感が知りたいという方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。

モノクロ/線画
カラーと比較した際、リアルな表現力には劣りますが、制作費用を削減しつつ絵コンテを用意したい、明日までに絵コンテが必要、など緊急の場合でも最短ルートで対応可能なタッチです。

モノクロ/特殊
モノクロでも特殊タッチは可能です。下記のような昔懐かしい漫画やアメコミのようなタッチだと、モノクロだからこその味わいや魅力が出てきます。実際に漫画やアニメーションとコラボしたCMを想定した場合などにも採用されることが多いタッチです。

「どんな絵コンテのタッチが最適か?」という提案も可能です
いかがでしたでしょうか?
今回は、絵コンテのタッチについてピックアップしてご紹介いたしました。
アクアスターでは、今回ご紹介したタッチに限らず、よりタッチに特色があるコンテライターも多数登録しています。そのため、ニーズに併せた幅広いタッチに対応しています。どのタッチがいいのかわからないといった場合は、こちらから最適なタッチの提案も行っておりますのでぜひおまかせください!
プレゼン用の絵コンテに関してお客様からよくご質問いただくポイントについては、下記のブログでもまとめておりますので、合わせてください。
また、より具体的な絵コンテのタッチをご確認いただけるよう、タッチサンプルページをご用意致しました。ぜひご覧ください。
より伝わりやすい絵コンテが欲しい、絵コンテが必要だが時間がないといった場合は、是非1度アクアスターへご相談ください。
絵コンテだけでなく実写映像・アニメーションの制作も対応可能です
アクアスターでは絵コンテだけではなく映像そのものの企画から撮影~編集にいたるまで映像性に関して一貫した対応が可能です。TV番組、CM、アニメーションといった各業界で豊富な経験を持つスタッフが高品質な映像をご提供しています。
こちらの資料には弊社実績や予算感も記載しておりますので、「映像制作全体で相談したい」という場合もお気軽にご連絡ください。
ご案内
■アクアスターで出来る事
- プレゼン資料の制作
- 広告・ポスターなどの1枚絵
- タイアップイラスト
- 漫画制作・キャラクター制作
- 動画制作・デジタルコンテンツ制作
■こんなご相談も承ります。
- 時間がないが絵コンテを制作してほしい
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